〇聖教新聞メモ
2016年 12月29日>家の中に平和を見出す者が最も幸福ーゲーテ
12月28日>苦労した人間には誰人もかなわないー創価学会第2代会長戸田城聖先生
12月26日>イタリアのルイス・グイド・カルリ大学のアントニオ・ラ・スピーナ教授は、コミュニケ゚―ション学の見地から、 池田先生の対話の特長について、「相手との多くの『相違点』に潜む『共通性』をいち早く、的確に見抜く能力の高さ」を挙げる。 ゆえに、先生の対談集は人類普遍の価値を創出し、多様な読者の心をつかんで離さない。
12月26日「選手の成長のため まず自分が変わる」(イタリアSGI ロザリオ・カルビアさん  サッカー監督、高校教師として活躍)幸福は、形ではない。格好ではない。外見や立場、富だけで決まるものではない。 『心』の奥底で何を感じているのか、『生命』の奥に何が生き、何が支配しているかーーそこに実質がある。
12月24日>池田先生が青年部の室長の時に熟慮していたのは、皆の内面に眠っているロマンを 引き出すにはどうすべきか、ということ。目の前の課題だけにとらわれると、人は汲々としてしまう。 しかし、夢を抱けば苦難の意味さえ変わる。 学会活動は義務や作業ではない。自身の人間革命と 世界平和を直結させる最極のロマンである。
12月23日>言葉は人々を接近させるートルストイ
12月23日>一冊の良書が心を育み平和をつくる。
12月21日>いかなる国の人びととも、慢心にも卑屈にもならず、一個の「人間」として、 堂々と誠実に交流できる「実力」と人類に貢献しゆく「開かれた心」を持つことだ。 そのためには、「世界を知る」ことが欠かせない。知らないことが、偏見や先入観を生む。 学ぶ勇気が、自分の心を世界に向かって開くことになる。ー池田先生
12月20日>学習指導要領が10年ぶりの改訂、世界化に対応と。「開かれた心」の育成が要。
12月19日>才能を育むには思いやりが必要ードストエフスキー
12月18日「教育 Education」学校現場で注目を集める「アクティブ・ラーニング」って何? ○一人も見捨てない学習 ・・ごく普通の課題を与え、その課題の達成に向けて、「一人も見捨てずに 全員が達成する」ことを子どもたちに求める学習法です。児童・生徒の中で「分かる人」が「分からない人」に 教えるのです。 ○勉強を通じてできる仲間 ・・ただ、『学び合い』のアクティブ・ラーニングの良さは、学習面の成果だけでは ありません。人と人とのつながりを強くすることができる点も大きな魅力です。 ○”つながり”が大きな力に どんなに技術が進歩しても、実際に人とのつながれること、仲間を持つこと自体が 大きな力になります。”つながれる人が強い”のです。
12月18日「恩を知り」「恩に報いる」のが仏法の道。
12月18日>指導とは「一緒にやろう」と勧めることー創価学会第2代会長戸田城聖先生
12月17日<わが友に贈る>「道理証文よりも現証にはすぎず」体験が真の納得を生む。 信仰の醍醐味を自分らしく語り抜こう!
12月17日>立派な友人の励ましほど苦しみを癒す薬はないーギリシャ詩人
12月14日>誓願とは即「行動」、即「真剣勝負」なり。
12月14日>一歩一歩の前進を大切にせよー創価学会第2代会長戸田城聖先生
12月13日>大隅良典氏・・今年のノーベル医学・生理学賞。・・「素朴な疑問を持ち続けることが大事」・・ 疑問を持ち、問い続ける中で思想は深まるものだ。戸田城聖先生は、疑問会で発言する人を大切にした。皆の思いを 代弁する質問や、深い法理を語る契機になる疑問が出ると「よく聞いてくれた。ありがとう!」と称賛を惜しまなかった。 心を働かせなければ、問いを発することはできない。・・時に、答えより大事な問いもある。常に「何のため」を 問い続けたい。
12月10日>誠実でも行動しなければ何もならないー創価学会第2代会長戸田城聖先生
12月10日>人は広い人間関係の中で真の自己を見つけ出すータゴール
12月09日>行動とは創造することーブーバー
12月02日「『文は人なり』と言われますが、それは、『文は生命』であり、『文は魂』であり、また、 『文は境涯』であるということです。文には、生命がすべて投影されます。したがって、苦労して、苦労して、苦労し抜いて、 ほとばしる情熱で、炎のように燃え上がる生命でつづった文は、人びとの心を打つんです」(『新・人間革命』第14巻「使命」の章)
12月01日>必要とする一切は君自身の中にーヘッセ
11月30日<わが友に贈る>自ら挑戦する意欲を引き出してこそ真の「励まし」だ。 共に祈り 共に働き 苦楽の坂を超えゆこう。
11月30日>仏教を評価したドイツの哲学者ショーペンハウアーは、「知は力なり」との格言を「とんでもない」といった。 「きわめて多くの知識を身につけても、少しも力をもっていない人もあるし、逆に、なけなしの知識しかなくても、 最高の威力を揮う人もある」と。
11月28日「青春時代の本当の失敗とは、失敗を恐れて挑戦しないことである」
11月26日>最高の価値を創造し最大の幸福を獲得せよー牧口先生
11月26日>成功の度合いは乗り越えてきた障害で計るべきーアメリカの作家
11月26日<読書>サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著) ー虚構信じ協力する人類の強さーホモ・サピエンスだけが生き残ったのは、何故か。・・ 著者が歴史の決定的転換点と捉えたのは、今から数万年前に人類の脳内で起きた「認知革命」だ。 これは虚構について信じ、伝達する能力を得たという革命で、これによって神話や宗教などが生まれ、 我々は無数の他者と協力できる唯一の種となった。それが人類を地球の覇者たらしめた最大の原動力、と いうのが著者の見立てだ。
11月26日<真実を知るそれが自分を変え世界を変える>「第14回開高健ノンフィクション賞を受賞 工藤律子さん」 ー若者ギャングのように、貧困や治安の悪化などの環境に影響され、本来の自分を失ってしまうことを、同書では、 アイデンティティーの喪失を呼んでいる。・・真のアイデンティティーを得るために必要なのは、この世界には”まがいものの 存在意義”より、もっと価値あるものがあると知ることです。多様な価値に目を向け、受け入れることが、喪失した アイデンティティーを取り戻すための第一歩になる。・・
11月25日「言葉は魂に依拠している」ペトラルカ
11月24日<わが友に贈る>”できない”ではなく”どうすればできるのか”工夫と努力を重ねよう! 自身の弱い心に勝てば活路は必ず開ける!
11月20日「池田先生 四季の励まし」<世界へ!人間のための宗教を>創価学会の使命は、世界広宣流布にある。 日蓮大聖人の仏法を、人々の胸中に打ち立て、崩れざる世界の平和と、万人の幸福を実現することにある。大聖人は、 末法にあって全人類の救済のために妙法流布の戦いを起こされ、全世界への大法弘通を誓願された。 学会は、御本仏のその大誓願を果たすために出現した、人間主義の世界宗教である。 ☆「人間のための宗教」こそ仏法の帰結だ。それゆえ、反対に「宗教のための人間」「宗教のための宗教」というような 転倒した権威主義とは、どこまでも戦わざるを得ない。希望へ、幸福へ、安穏へ、平和へと、大悪を常に大善の方向へ転じていくのが、 現実変革の宗教の証しである。 ☆目の前の一人を、親身になって蘇生させていく。一人の宿命転換の劇に、最高の善知識として関わっていく。 「一人」を励まし育てることが、世界の広宣流布を築く一歩だ。否、世界広布といっても、「一人」が幸福になるかどうかで 決まる。 ☆創価学会には、いかなる大難も私と共に勝ち越えてきた、勇気と誠実と忍耐の英雄が無数にいる。「仏法は勝負」である。 ゆえに、戦い勝たねばならない。戦うことが「後継」だ。勝つことが「報恩」である。
11月18日>創価学会の創立記念日である「11・18」は、初代会長・牧口常三郎先生が殉教された日(昭和19年)でもある。 ・・人間教育の「校舎なき総合大学」とも称される。この”信心の母校”に卒業はない。師匠と出会い、どこまでも自身を 磨き抜いていく中で、最高に充実した日々を送ることができる。
11月12日「アメリカ心理学の父」と呼ばれたウィリアム・ジェームズは、「なにかの美点を身につけたいときは、 すでにそなわっているかのように行動すればよい」と言ったが、まさに至言。自己を変革するには、まず行動することだ。
11月08日>力を合わせるには極めて強力な動機が必要ーアラン
11月07日「今学期はどんな内容をカバーする(扱う)のですか」。学生の質問に教授が答えた。「重要なのは 君が何をディスカバー(発見)するかだ」。言語学者チョムスキー氏が、教育の理想として紹介した話である。 求められる教育は、知識の蓄積ではなく「他の人たちと協力して独自の創造的な仕事をすること」だと氏は 強調する。思索は他者と分かち合うことで価値を生む。<<名字の言>>
11月04日>目的は終点ではなく今を変えていく過程ーデューイ
10月31日>ナラヤンは、高校時代に国民革命の理想に燃え、非暴力・不服従運動に参加する。やがてアメリカに渡り、 そこで、マルクスの革命思想に傾斜していく。急進的な社会改革に心を動かされ、ガンジーの非暴力の闘争を否定し、 武力革命を肯定した時代もあった。 しかし、ガンジーの高弟・ビノバ・バーべに触発され、再び非暴力革命の道をめざすようになる。紆余曲折を経て、 ガンジーの懐に帰ってきたのだ。”良心”の大地ともいうべきガンジーの思想は、ナラヤンの”良心”の樹木を蘇生 させていったのである。 ガンジー亡きあと、彼は、師の思想を受け継ぎ、すべての階層の人びとの向上をめざす「サルボダヤ運動」を展開していった。 どんなに豊かそうに見えても、その陰で虐げられ、飢え、苦しむ人のいる社会の繁栄は虚構にすぎない。皆が等しく幸せを 享受してこそ、本当の繁栄といえよう。 (新・人間革命 源流)
10月29日『脳はあきらめない!』(瀧靖之)ほんの10年ほど前まで、人間の脳はいったん形成される、その生活形態が 変化することはないと思われていた。現在、脳は何歳になっても機能を高められることが分かっている。記憶をコントロール する「海馬」は、脳の中で唯一、新しい細胞が生まれ、大きくできる領域だ。知的好奇心、多趣味、語学、睡眠などは、脳の 健康によい一方、生活習慣病、肥満、ストレスは脳を委縮させる・・
10月27日(わが友に贈る)目標が曖昧では環境に流されてしまう。「きょう何をすべきか」 明確な人が道を開く。
10月26日<かがやく老年ライフの知恵袋 シニア社会学会 会長 袖井孝子 (最適の老化防止は?) 人と共に声を出して動く>スポーツ庁の調査によると「健康のは若いころのスポーツ経験よりも、 シニアになった今、運動をしていることが大切」
10月22日<日常の何でもないことの価値を見つける生き方 映画「この世界の片隅に」 監督・脚本 片淵須直さん>「もともと、自分はなぜ、そのような夢や望みをいだいたのか。その時の気持ちを いとおしんでほしい。自分をあきらめないことーーそれが未来を照らす光になるはずです」
10月21日>「人材」とは「人財」ー皆に桜梅桃李の長所が。
10月21日>よそへ移っても己からは逃げられぬーヘミングウェイ
10月19日>「すべての人を尊重せよ。しかし子供の場合は普通の百倍も尊重し、その汚れを知らぬ魂の純粋さを損なわぬよう 努めよ」とは、ロシアの文豪トルストイの箴言である。(新・人間革命 源流)
10月18日>友の存在が障害を恵みに変えたーヘレン・ケラー
10月13日>敷地内の一角に、「七つの罪」と題したガンジーの戒めが、英語とヒンディー語で刻まれた碑があった。 ーー「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき娯楽」「人格なき知識」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「献身なき祈り」 (新・人間革命 源流)
10月06日『社説 有意義な「学びの秋」に』「切実に言葉を欲しがる時」に、「活字は大きなヒントを与えてくれる」と。 渇仰ーーそれは人生に誠実たろうとする者にこそ生じる。
10月03日「宗教とはーー万人に理解できる哲学である」トルストイ
10月03日「道理と申すは主に勝つ物なり」
10月01日(「コンビニ人間」で芥川賞受賞 作家 村田紗耶香)普通の人間の恐ろしさ。それは「無邪気に誰かを 裁いている」のに気付かないことを指している。
10月01日>インドのメンバーとの語らいを通して山元伸一が感じたことは、多くの人が宿命の転換を願って信心を 始めたということであった。インドでは、業(カルマ)という考え方が定着している。・・・ 信心よって「あきらめ」の人生から「挑戦」の人生へーインドのメンバー一人ひとりが、それを実感し、歓喜に 燃えていたのだ。(新・人間革命 源流)
10月01日(わが友に贈る)正しい信仰は人間を強くする。挑戦し続けるための無限の希望の力となる。
9月30日(わが友に贈る)「使命」とは与えられるのではなく自ら選び取るものだ。
9月27日>『バガバット・ギーター』(神の歌)の冒頭部分には、「幸福は、心の平和と喜びを得ることにある。 それは、自分のなすことに充実感をもつことから生まれる」とある。(新・人間革命 源流)
9月26日>デサイ首相は言う。「拘留中、私は内省的に生きた。いかにしてえ自身を向上させうるか。そのことを常に自らに 問いかけていた。自分の欠点とは何か?心は穏やかか?誰かに嫌悪感をいだいていないか?・・と」使命に生き、自分の向上を めざす人にとっては、逆境の時こそが、実り多き学習の場となり、自分を磨く最高の道場となる。(新・人間革命 源流)
9月24日>楽観主義と、努力や準備を怠り、”どうにかなるだろう”という生き方とは全く異なる。楽観主義とは、万全の手を 尽くすことから生じる、成功、勝利への揺るがざる確信と、自らを信じる力に裏打ちされている。(新・人間革命 源流)
9月21日>僅かな時間でも有益な事に使える。ーヒルティ
9月17日<子育てアドバイス どうする子どもの困った言動 色彩心理研究家 末永蒼生>
相談 好きなことばかりさせていると、 わがままな子になるのではと心配です。
回答 ・・実はこれは逆なのです。好きなことをやった体験が豊富な子どもほど、つらい時でも我慢できる子になります。・・ 我慢ばかりだと、生活に喜びを持てず、自暴自棄になりがち。好きなことを存分にやっり、生きる楽しさを実感した子ほど、 自分のことを大切にできるようになります。そして、自分だけでなく、他人のことも大切に思えるようになるのでしょう。
9月16日>科学技術の進歩や富を手に入れることが、必ずしも心の豊かさにつながるとは限らない。モノの豊かさや便利さ、 快適さを手にしたことによって、むしろ、日本は心を貧しくしてきたといっても過言ではない。 科学技術や経済の発展につれて、 家族愛や友情、人への思いやりは増してきたであろうか。歓喜や感情の思い、満足感、充実感が心を満たしているだろうか。 道行く人に、どれほど笑顔はあるだろうか。 人間の幸せは、豊かな精神の土壌に開化する。心を耕してこそ、幸の花園は広がる。 (新・人間革命 源流)
9月16日>探求なき人生は生きがいなしーソクラテス
9月15日>正しく行動するなら不当な非難など恐れるなーヒルティ
9月14日>「共に」「心を通わせて」時代を変革 池田SGI会長は、「人を動かすのは、役職や肩書や恰好ではない。『真心』 『大確信』『大誠実』ー それが人を動かすのだ。心が心を動かすのである」と語っている。
9月13日>純真な心で信心すれば折伏できるー恩師
9月10日「あなたが何ををしていても、あるいはあなたになんの罪もなくても、生きてれば多くのことが降りかかってくるわ・・・。 だけど、それらの出来事をどういう形で人生の一部に加えるかは、あなたが自分で決めること」(サラ・パレツキ―著『サマータイム・ブルース』)
9月10日>「情熱」を表わす英語の「パッション」には「受難」の意味もある。・・脳科学者の茂木健一郎氏は「情熱とは苦労することから 生まれる」と記した(「何のために『学ぶ』のか」)
9月10日>後輩を育てるという心がなければ団結もなくなるー恩師
9月10日>熱意を失った人ほど年老いて見えるーソロー
9月09日>両親と共に創価学会に入会し、今年の秋で60周年を迎えるS.Nさん(67)= 「つらい時も、苦しい時も、御本尊を信じ、唱題と学会活動に徹し抜いた結果、不思議と良き方向へ、良き方向へ と人生が開けてきた。まさに『必ずさかう』との御請訓道りです」。
9月09日>青年は「創る者」であらねばならぬ。ーニーチェ
9月08日「仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならいひわめ 智者とならで叶うべきや」[通解]仏教を学ぶ人は、父母、師匠、国家社会の恩を忘れてはならない。この大恩に 報いるには、必ず仏法の奥底を学び行じて、智者とならなければならない。(報恩抄」、P293)
9月06日>幸福とは自らが望み作り上げていくものーアラン
9月06日>池田SGI会長は「価値ある人生の極致は人間の信頼に応え報いようと、いかなる苦難にも屈せず走破していく果てに達するもの」と。
9月05日<人生を再び輝かせた妙法の力>(アメリカSGI 辻守哉さん ロックフェラー大学教授) ☆妻に導かれ、信仰の道へ☆”学会2世”だった由紀子さんは、創価女子短期大学を卒業後、渡米。歌を教えるかたわら、両親の知り合い が経営するニューヨークの店で働いていた。彼女とは18歳の年齢差だったが、出会った時に人生を共にするように感じた。 「題目を唱えると、アイデアが、どんどん浮かんでくる。私にとって唱題は、研究のエネルギーであり、 ”知恵の泉”であると実感する日々です」 ☆酒とケンカの荒んだ生活☆20代から30代にかけて、順調な研究生活を送り、39 歳で大学終身在職権(テニア)を取得・・40代半ばでに2度の離婚を経験。空しさや寂しさが心を覆い、研究活動への情熱も次第 に薄れていく。「当時、健康状態がいつも不安定でした。もともと(酒を)飲むのが好きだったこともあり、毎晩、ひたすら飲んで いました。」そんな荒んだ生活だった2006年、あるレストランで一人の女性に出会う。のちに妻となる由紀子さんだった。 ☆人類に役立つ開発めざす☆12年、辻さんは、ノーベル賞学者を多数輩出している名門ロックフェラー大学のアーロン・ダイアモンド ・エイズ研究所教授に就任。これまで、マラリヤやエイズなどへのワクチンの開発で、三つの目覚ましい実績を上げ続けた。 「共同研究中心の時代にチームワークは不可欠。人類に役立つ研究・開発を進めるためにも、自身が人間革命し続けるしかないと 肝に銘じています」 「SGIに入会して、人生が大きく変わりました。酒に逃げていた昔と違い、どんな困難にも負けない自分になりました。そうした ネバー・ギブアップの精神が人生の勝利をつかむ、と確信してやみません」
9月01日>多くの歴史小説を著す中津文彦氏によれば、興隆・滅亡には”方程式”があるという。滅亡に至る共通項は「準備不足」 「孤立」「奇策」の三つ。一方、興隆の共通項も三つあり、最初の二つが「周到な準備」と「連携」。滅亡の方程式とは反対の事柄 だ。しかし氏は、最後の3点目に、全く同じ「奇策」を挙げる。どういうことか。準備不足で。孤立した者が策に走ると滅亡を招く が、準備を重ね、強い連携を築いた上で、定石を破った大胆な策に打って出るときには、大いなる飛躍が期待できる、ということだ。
8月29日<師と共に歩む使命の道 世界に”文化の懸け橋”を>(純真学園大学 放射線化学科教授 具然和=グヨンファさん) 08年、リーマン・ショックを機に、一瞬で貯金が底を尽いた。「この時、私は、財産や名誉よりも、他者を思いやり、 行動する学会活動こそが、真の幸せをもたらす源泉だと実感したのです。」
8月29日>自己の完成には他者との交流が必要ートルストイ
8月28日<教育 子どもを伸ばす親の心構え>「上から目線」に注意し 「親子は対等」の意識で  フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」とされる、オーストリアの精神医学者・アドラーは、 ”全ての人間関係は対等と見るべき”と考えていました。人間関係のトラブルは、相手の問題に土足で踏み込むような 行動をする時に置きます。
8月27日>苦しんだ分だけ、人を幸せにできるー瓦葺き職人 T・Iさん
8月27日<求道の欧州教学研修会から・・わが人間革命から平和の建設を>ドイツ ニコラス・ライアンさん 研修・・で・・学んだのは、自身の人間革命を通じて環境を変えていくことが、世界平和への確実な道であると いうことです。人間革命こそが、日蓮仏法の核心であり、世界を変革しゆくカギであると思います。
8月27日>行動のないところに幸福は生まれないーディズレーリ英宰相
8月26日>個人を磨き深化させる創価の思想が歴史を動かすーハーバード博士
8月23日>みんなで学ぶ教学(30)「衆生所遊楽」現実社会の苦悩を避けるのではなく”成長の舞台”へ変えていける のがこの仏法です。・・戸田2代会長は、この言葉を引用して「御本尊を信じきった時に、生きていること自体が楽しい。 何をやっても楽しいという人生になるのである」と語っています。
8月22日>大歴史学者のトインビー博士は、毎朝9時ごろには、気分が乗っていようがいまいが、机に向かった。 「仕事をしたい気持ちになるのを待っていたのでは、いつまでも仕事はできない」
8月20日>現在の一念が「因」となり、未来の「果」をいくらでも変えていける、と仏法では説く。栄光の未来を自在に思い描き、 人生という舞台を演じ切るのは、ほかでもない自分自身である。
8月19日>戦争や暴力は「正義」と「正義」の衝突から起こる。正義を叫んでも、寛容の心が伴わなければ、人間は野蛮へと 落ちてしまう。そういう例を、私たちは嫌というほど見せられてきた。衝突と分断が覆う世界にあって、必要なのは「思いやり のある正義」であろう。つまり「相手の立場になって考える」精神だ。その想像力と勇気を鍛えるのが宗教であり、教育である。 ここに創価の信念もある。
8月18日<新・人間革命>宗教を比較、検証するうえで求められる尺度とは何であろうか。平易に表現すれば、「人間を強くするのか、 弱くするのか」「善くするのか、悪くするのか」「賢くするのか、愚かにするのか」に要約されよう。
8月18日>自分の魂をより良く変えることに努めよートルストイ
8月17日アインシュタインは、戦争の根本原因が「人間の心」にあると考えていた。フロイトに問うた。 「人間の心を特定の方向に導き、憎悪と破壊という心の病に冒されないようにすることはできるのか」 フロイトは、人間から攻撃的性質を取り除くことはできないとしつつ、それでも、「文化」の力によって、 人間の心を平和の方向へ変化させ、戦争の終焉へ歩み出すことは可能だ、とつづっている。
8月15日>一輪の花が咲いている。それを”何だ、スミレの花か”と認識した時点で、目の前の花は「スミレ」という ”言葉”に置き換わる。だが、”言葉の邪魔”を拝して見続ければ、花はその花ならではの美しさを明かしてくれる。 小林秀雄の有名な評論だ。・・・小林自身は「僕は無智だから反省なぞしない。悧巧な奴はたんと反省してみるがいい」と、 戦中に戦争を美化した反省を拒み、返す刀で、時流に合わせて戦争批判に転じた戦後知識人を冷笑した。 小林の態度の是非はさておき、聞こえのいい言葉を聞き、世の空気を読むだけでは「真実」が見えないのは、 いつの時代も同じだ。
8月15日<新・人間革命>1979年当時、世界は東西冷戦の暗雲に覆われていた。そしてその雲の下には、大国の圧力に よって封じ込められてじゃいたが、民族、宗教の対立の火種があった。東西の対立は終わらせなければならない。だが、 そのあとに、民族・宗教間の対立が一挙に火を噴き、人類の前途に立ちふさがる、平和への新たな難問となりかねないことを、 山本伸一は憂慮していた。
その解決のためには、民族・宗教・文明間に、国家・政治レベルだけでなく、幾重にも対話の橋を架けることだと、 彼は思った。
8月13日<アイデアを出す瞬発力が武器 ”自分のものさし”信じて風を起こす> (ウェブ小説で若者から人気 作家 岡田伸一さん)
8月13日>真似をする必要はない。自分自身の道を見つけよー哲人ソロー
8月11日「もがき、努力したすべての経験をいわば土壌として、そこからある瞬間、生み出されるものが直観なのだ」 ー羽生善治棋士
8月09日<新・人間革命>仏法は、「随方毘尼」という考え方に立っている。仏法の本義に違わない限り、各地域の文化、風俗、習慣や、時代の風習に 随うべきだというものである。それは、社会、時代の違い、変化に対応することの大切さを示すだけでなく、文化などの差異を、むしろ積極的に尊重していく ことを教えているといえよう。この「随方毘尼」という私座の欠落が、原理主義、教条主義といってよい。自分たちの宗教の教えをはじめ、文化、風俗、習慣 などを、ことごとく「絶対善」であるとし、多様性や変化を受け入れようとしない在り方である。それは、結局、自分たちとことなるものを、一方的に「悪」 と断じて、差別、排斥していくことになる。
8月08日<新・人間革命>文豪トルストイが述べた”人間が宗教なしでは生きられない理由”を弟子のピューリコフは、 6つにまとめた。その一つ「宗教なしでは人間は自分のしていることが善いか悪いかを知ることが決して できないからである。」
8月06日<好奇心が才能を開花させる(柏井正樹さん テニスコーチ 錦石圭選手を指導した)> 人間が才能を開き、成長していくには、好奇心が重要です。コートでは、好奇心を満たす挑戦が日常的に 繰り返されました。圭を育成した秘訣をよく質問されますが、”勝手に育っちゃった”と答えています。 あえて言えば、圭の成長を邪魔しなかったということですかね(笑い)。
8月06日>他人と比較し、ものを考える習慣は致命的ーラッセル
8月04日>個人の変革に力を置くSGIの思想に深く共感ーアメリカ 博士
8月01日(「暮らしの手帖」編集長 花森安治)「難解でもないことを難解にいうのはバカな学者がやることだ。難解なことを わかりやすく表現し、正確につたえる、それが編集者のしごとだ」企画案も、「上からひとを見下すよううな」「説教でもたれようか とする」内容が出ると、叱り飛ばして却下した。
8月01日(新・人間革命)生命の内奥から込み上げてくる人間の感情や欲望は、道徳や規律、また制裁の強化など、制度の改革を もってしても、根本的に抑制することはできない。心の変革こそが、個人の幸福を実現していくうえでも、世界の平和を築いていく うえでも、最重要のテーマとなる。「心の練磨に基礎をおかない限り、知性の開拓が人間を尊貴にすることはできない」とはスイス の大教育者ペスタロッチの箴言である。
7月31日「大空へ羽ばたけ!可能性の翼を広げて 未来本部X教育本部 希望座談会」「安心」を生む第一歩は「聞く」こと
I 私ごとで恐縮ですが、実は長女が小学6年の夏から、不登校になったことがあったんです。最初は焦るばかりで娘の”声”に耳を 傾ける心の余裕もありませんでした。「もっと私と向き合って」というメッセージを発していたはずなのに。
K 子どもは自分の思っていることを、うまく言葉にできません。でもその行動には全て”意味”があります。 「問題行動」ではなく「問題提起行動」なんです。
I 私も、池田先生のご指導を学ぶ中で気付いたんです。「変わらなければならないのは娘ではない。自分だ」と。すると祈りも、 「不登校を何とかしたい」から「わが子に使命の人生を歩んでほしい」という祈りへと変わっていきました。そして不登校に なってから5年の夏ーーさまざまな物をため込み、あふれかえった娘の部屋の大掃除を、私と娘の二人でやったんです。2週間かけて。
7月29日>救うべきは「人間の心」「一人の尊厳」に目覚めよ(ペレストロイカの設計者 ロシア ヤコブレフ博士)
「人間は戦争をやめず、犯罪をやめず、自然を破壊し続けています。真に誠実な人間ならば、一番の課題は『人間の心を救う』ことだと、 分かるはずです。今、池田会長が、これを進めておられる」「『国』と『政府』が、『社会』と『人間』の上に立っている。 私たちは、このピラミットを逆転しなくてはなりません」SGI会長が鋭く応じた。「その通りです。その逆転作業に、私どもは挑戦して いるのです。だから古い体制からは、絶え間ない攻撃を受けてきました」
7月29日「長編を読め。世界的な小説を嫁」恩師
7月29日>宇宙の台本にはそれぞれの演ずべき役割がーロラン
7月28日>君の胸からでたものが人の胸を引きつけるーゲーテ
7月25日>真に偉大な事業は目立たぬ所で達成されるーセネカ
7月21日>教師とは子どもの可能性を信じ抜く人(「臨床心理士」「学校心理士」の校長 自閉症、注意欠陥 ・多動性障害(ADHD),小児うつ・・。そうした子どもたちに、限りない慈愛を注ぐ T.Oさん)
「教師とは子どもの心に希望の炎をつける人です。子どもの可能性を信じ抜く人です。人間の心を動かすのは、 人間の心だけなのです」・・今、学校目標を「生き方を深め、すてきな大人に育つ」と決め、学校運営に力を 注いでいる。臨床心理士として授業を参観するのが日課だ。「子どもを救っていけるのは、教師である私自身 !」-その信念で寄り添い続ける。
7月17日>皆に笑顔を届けんでー!(舞台役者 魚谷尚代さん) 勝つと決めて広布に走れば、必ず諸天は動く。役者って、舞台に上がったら”丸裸”になるから、”自分磨き”を サボると、一瞬でお客さんに見抜かれる。だからやっぱ、折伏は大事。自分の弱点に気付かせてくれるんやから。 私も臆病で諦めやすい性格やったけど、かなり折伏で鍛えてもらった。友人の幸せを真っすぐ素直に祈り抜けた 時、相手も素直な心で受け止めてくれる。相手は自分の鏡。舞台も同じやわ。
7月16日>成功とは結果で判断せず努力の総計で計るべきー発明王エジソン
7月14日>地震3ヵ月 熊本の地から <他者思いやる心の芽生えが | ”地域の力”で生きることこそ>日本近代史家 渡辺 京二
「過去から近現代を映す」文明を見直す上で有効なことは、過去という鏡から近現代を映し出してみることです。 過去や歴史は、私たちが現在当たり前だと考えていることがかならずしも当たり前ではない、そんな驚きを 与えてくれます。・・江戸期に来日した欧米人が当時、魅了された日本の豊かさに触れていますが、近代化以前の 日本はどのように映し出されていたのでしょうか。・・現代社会ほど、経済が人々の中心部分を占めたことは なかったように私は感じています。 「謙虚に命を受け止めて」私は思想に生きてきた人間です。その思想のために 親しい友と決別することもありました。しかし、思想なんて大したことではなかった。大事なのは人間。 人間としてどう生きるかということです。地震の前から少しずつ考えてきたことでしたが、今回の地震は、 その思いを一層強くしました。
7月13日>明日を求めて SGI会長の対談録Ⅱ 第24回「平和の文化の母」 エーリス・ボールディング博士
「平和」は、単に「戦争がない」状態をいうのではない。平和とは「文化」である。つまり、民衆一人一人の生き方に 根ざし、家庭や地域といった生活の現場から創造していくものである。お互いの差異を認め合い、相手の主張に耳を 傾けて、絶えず争いを統御(コントロール)していく営みのことである。・・・・ 「私は、『個々の人間の行動から出発して平和の波を起こしていく』というSGIの信念に賛同します。 私はかねてから『共同体を構成する一人一人の成長に全力を傾注していく以外に、平和で健全な地球の 未来は見えてこない』と考えてきたからです」そして、過去にはガンジーやM・L・キングなど、社会を 動かしたカリスマ的指導者がいたが、真に重要なのは「それが社会的な運動であり、民衆の運動であったという こと」「民衆の一人一人が、今後の世界がどうなるかについての、新たな認識と自覚を育んだということ」 だと論じた。


7月09日<結果を出せるかどうかは「こうなりたい」というよくが深いかどうか> 商業コンサルタント 島村美由紀 <待っていてはいけない>「何かお手伝いすることありませんか?」 と”御用聞き”を日々の習慣にすることから始めるだけでも、変わってくるものです。 <感性は誰にでもある>少しでも心に引っ掛かったことがあれば、それを見逃さずに一歩足を踏み出す。 たったそれだけのことですが、これを実行するかどうかで人生は変わってきます。
7月09日「人間が困難に立ち向かう時、恐れを抱くのは信頼が欠如しているからだ。 私は私自身を信じる」モハメド・アリ
7月03日<教育本部 実践記録運動の意義>教育本部が推進する実践記録運動に、注目が集まっている。 牧口初代会長の生誕145周年を記念した講演会では、岐阜女子大学大学院の生田孝至教授が 「創価教育と教育実践記録運動」と題して講演した。
<”何のため”か>私たち教育者は、自身の教育実践のベースに、”教育は子どもを幸福にするためにあるある” と創価教育の思想を置くべきでしょう。
<実践と研究と>英語で「Teacher as Researcher」-"教師は単なる教育の実践者ではなく自ら研究者ともなる” との考えは近年、欧米の教育界で注目されていて、日本でも教職大学院は、まさにこの発想を志向しています。 実践のの反復の中で試行錯誤を繰り返し、成功と失敗の事例を研究対象としてまとめ、理論として構築して いくことは、とても重要です。若手の教員とベテラン教員とでは、経験という決定的な差があります。ベテラン 教員は、自分ならではの「暗黙知」というべき判断力をもっています。これは文章などで表現できる「明示知」 とは異なり、伝承が難しいとされてきました。教育本部の皆さんは、これまでに膨大な教育実践記録を積み上げて こられました。一つ一つの素晴らしい取り組みを丹念に拾い、理論化していくことで、教師の暗黙知が分析され、 体系化できるのではと期待しています。
6月30日<御書と歩む><23>強き祈りで諸天を動かせ
白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声きかせ給う梵天・帝釈・日月・四天等いかでか 色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべき(曽谷殿御返事)
<通解>(輪蛇王の説話で)白馬がいななくのは、我らの南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞いた 梵天、帝釈、日月、四天などが、どうして色つやを増し、威光を強くしないことがあろうか。 どうして我らを守護しないわけがあろうか。
6月30日ー偉大な運動は「無関心」「嘲笑」「非難」「抑圧」「尊敬」の五つの段階を経るー マハトマ・ガンジー
6月27日『差別・人種間紛争解決への教育を推進』(イギリスSGI D/Wさん 大学講師) 「人間の不幸の根本原因は、政治的不公正、社会構造にある」という考えが、根底から揺らいだ。 「人間の内なる変革、個人の人格的変革が、社会変革につながるという仏法の視点に、眼を 開かれたのです。」・・・小説『新・人間革命』のある箇所に、衝撃を受けた。初訪米した池田SGI 会長が、シカゴの公園で、仲間外れにされる黒人少年を見かけた場面だ。「伸一は、強い憤りを 覚えた。彼の拳は震えていた。それは、”黒人”の少年への非道な仕打ちが罷り通る社会に対する、 やり場のない怒りといってよかった」
6月25日<名字の言>米国デボール大学の「池田大作教育研究所」で、一人の若い研究者に出会った。 教師として働く彼は、制度や風習に縛られる教育現場の実情を憂い、子どもの可能性を最大限に伸ばす 教育哲学を模索。その中で出あった牧口会長の思想は、現代にも当てはまるものばかりと、彼は言う。 同大学は全米最大のカトリック系大学だが、創価教育に関する修士課程の開設も決定している。
<寸鉄>哲学なき政党は基礎のない建物。
<OPINION>EU離脱を決めた英国民投票(北海道大学大学院 遠藤乾教授)離脱派が勝った要因。 一つは文化的要因。EU残留によって自決権の範囲が狭まれば、英国が英国でなくなる。移民が急増すれば、 英国らしさが失われる。こうしたアイデンティティー(自己同一性)喪失への「恐れ」が、離脱派を 突き動かしました。さらに社会・経済的な要因として、移民急増による失業や低賃金への「恐れ」が、 投票結果に大きく影響したと考えられます。
6月23日「不信の壁」崩し人類結ぶSGI会長の対話<異なる相手との「共通性」に立脚し 普遍の価値を創造>トインビー博士、池田会長の対談集は『21世紀への対談』は今、各国の識者に ”教科書”と呼ばれ、愛読されています。それを可能とした要因は、会長の該博な知識だけではなく、 相手との多くの「相違点」に潜む「共通性」をいち早く、的確に見抜く能力の高さです。
6月21日ジョン・ディーイ「民主主義的な生き方は、人間性が具える可能性を信じるかどうかで決まる」
創価教育の父・牧口初代会長”人はいかなる環境でも自他共の幸福を創り出すことができる”
6月20日<名字の言>限界は、全ての力を出し切ってこそ見えてくるもの。そして、その限界の壁は 「終わり」ではない。壁を苦労してよじ登ったとき、次の成長への地平が、開けてくるものである。 「全力でやりきった」という事実が、自分に新たな力を注入してくれる。人間の成長に限界はない。
6月16日「信心とは、邪悪への攻撃精神である」恩師
6月15日<名字の言>重版が続く歴史小説『家康、江戸を建てる』は読み応えがあった。 徳川家康が関八州へ移封されたころは、未開も同然だった。その街づくりを手掛けた職人たちが 主人公だ。東京湾に注ぐ利根川を太平洋に注ぐよう東遷させ、耕作地、居住地を広げた改修事業。 貨幣を全国的に統一するための小判鋳造。武蔵の源泉から飲み水を引き込む水路工事。江戸城の 石垣に使う巨石を、伊豆の山の崖から取る、命懸けの作業もあった。それぞれ分野は異なるが、 誰もが天下の大仕事を支える”主体者”の気概にあふれていた。同書は小説だが、事実、そうした 心意気あればこそ、今日の東京に続く、江戸の礎が築かれたに違いない。 ▼ピラミット建設にまつわる発見を思い出す。古代の大建築は、歴史家ヘロドトスが唱えた、 奴隷による建造ではなく、普通の市民たちが、大事業に加わる誇りに満ちて建設したものだった。 それは、実際にピラミッドの前に立った時の、池田SGI会長の直観でもあった。 ▼庶民の一人一人が、主体者の自覚に立った時、歴史が開かれ、民衆の奮闘は、語り継がれる 物語となる。
6月14日ー生死をいで仏にならむとする時には・かならず影の身にそうがごとく・ 雨に雲のあるがごとく・三障四魔と申して七つの大事出現す(三沢抄)ー<通解> 生死を出離して仏に成ろうとする時には、必ず影が身に添うように、雨の時に雲があるように 三障四魔といって七つの大きな障魔が現れてくるのである。
6月14日ーノンフィクション作家の石井光太氏が、宗教コミュニケーションの良さとして、 「共感し、肯定することができる」点を挙げていた。社会生活の中で人は、常に他者との比較にさらされる。 自分を肯定できずに苦しむ人も少なくない。互いを掛け替えのない存在として認め合い、たたえ合う仲間の中で こそ、人間は自尊心を持ち、成長への勇気を得ることができる。
6月14日「青年は教えられるより、刺激されることを欲する」(ゲーテ)
6月12日<名字の言>今から80年ほど前。帝国美術院が「帝国芸術院」に改組された時、志賀直哉は 芸術院会員の選から漏れた。会員には泉鏡花や幸田露伴など、そうそうたる顔ぶれに加えて、志賀より 年下の菊池寛や谷崎潤一郎らも名を連ねていた。心中穏やかではない志賀の様子を、末弟子の阿川弘之が つづっている。志賀は次期会員の打診を固辞し続け、周囲も説得を断念したという。だが、菊池寛だけは 諦めなかった。私心なく、芸術院の未来を思う菊池の”人間の豊かさ”に心打たれ、志賀は会員になること を承諾した。
6月11日「常に仕事をいていること、しかも全力を出して仕事をしていること、これが私の良心が 義務として私に課したことであった」トインビー『回想録』
6月09日ー本気の題目で夢をすべて実現ー画家、教師、実業家として奮闘(小泉憲治さん60) 「信心するからには、大きな目標を立てよう!」と言われ、将来、絵で食べていけるかも 不安だったが、”どうせなら、画家だけでなく、教師と実業家にもなろう”と決めた。 「今年で入会40年。信心のおかげて、決めたことを諦めずにやり通す自分になれました。 そして、本気で御本尊に祈ったことは、全てかないました。次の目標は日本と中国の芸術交流 に貢献していくこと。第二の人生、これからが楽しみです。(笑い)」
6月08日ー『正しく知ろう認知症』(おくむらメモリークリニック院長 奥村歩) ”認知症を転じて福となす”ことができるのです。それは、認知症は①絶望の病ではない ②その人らしさや心は変わらない③全てを忘れるわけではない④何もできなくなるわけではない  といったことを正しく理解することが大切。 適切な対応は、認知症による行動と心理的な症状が改善するだけでなく、人との絆が 強まることを忘れないでください。
6月07日ー人間教育の輝き「識者が見る創価大学1」
スイス「人間主義経営センター」所長 アーンスト・キマコウィッツ博士
時代が求める勇気・智慧・慈悲の人を育成。人間主義経営を実現する三つの条件として、 「人間の尊厳の無条件の尊重」「全ての意思決定に倫理的考慮を反映する」 「すべてのステークホルダー(利害当事者)と対話する」を提唱しました。 ビジネスは、ともすれば競争的で利己主義になりがちです。その中で、人間の尊厳を 尊重するには「勇気」が必要です。 さらに、倫理的考慮のもと意思決定を行うには、深い目的観が欠かせません。そうした 目的観は、「智慧」によって育まれます。
6月07日ー6・7「高等部結成記念日」ー初代会長牧口先生は、「学は光」、すねわち学ぶことは 無知や憎悪や不幸の闇を打ち破る光であるとの確信に立って、生涯、学び抜かれた大教育者です。
6月04日ー聡明で善良な人ほど他人の良さを認めるートルストイ
6月04日ー中年男性の7割「生活つまらない」調査。大目的に生きる壮年は社会の柱
6月02日ー生活を伴わない信仰は偽物だーヒルティ
5月31日(コートジボワールの友)「題目を唱えると、生命力が湧きます。この無限の可能性を 引き出す力が自分を変え、平和の世紀をつくるのです」
5月29日<筑波大学助教メディアアーティスト 落合陽一> 『人工知能AIと共存する人間の生き方』小さな課題を見つけ、自分のできうる方法を試すんです。 僕の感覚からすれば、天才やトップランナーの人ほど、「自分にはこれしかできないので」といい、 「できること」に徹している傾向があると思います。できることに着手すると、結果的には、どんどん できることが増えていき、やりたいことも生まれていきます。そこから自分だけのオリジナルの解決法や 暗黙知を生み出していけるようになるのです。・・自分の足りないところは、コンピューターが担保して くれます。
5月26日<わが友に贈る>猛然と祈り動けば全てが味方に変わる。これが大仏法の原則だ。
5月25日『SGI会長の対話録Ⅱ アメリカの「経済学の巨人」 ガルブレイス博士』イデオロギーや 観念といったものは、「現実」を理解する枠組みを与えてくれるが、「観念が強く支配するのは、 変化しない世界においてのみである」(『ゆたかな社会』)と、博士は考えていた。変化、変化を続ける 「現実」を見据えながら、アメリカで主流だった新古典派経済学の批判者、「通念」への挑戦者であり続けた。
5月20日<わが友に贈る>順風におごらず逆風にくじけず持続の信心を貫け!
5月18日願うのみで行動せずとの横着では叶わないー恩師
5月18日「人間はやり通す力があるかないかによってのみ、称賛、または非難に値する」レオナルド・ダ・ヴィンチ
5月15日<わが友に贈る>新しい発想、果敢な行動が時代を変える力だ。
5月14日「人生の大目的は知識ではなく行動」ハクスリー
5月12日「惰性」「鈍さ」「他人任せ」を拝し覚悟の信心で拡大の金字塔を
勝利を阻む魔は、どこに現れるのか。それは、「これまで通りで、なんとかなるだろう」という「惰性」 に現れます。また、「今やらなくても、後でやればよい」という「鈍さ」に、そして、「自分がやらなくても、 誰かがやってくれるだろう」という「他人任せ」に現れます。
5月09日ーSGIの女性は尽きせぬ光で社会に希望を送る灯台ーオーストリア元次官
5月05日<わが友に贈る>友情こそ宝。古き友を大切に 新たな出会いを結ぼう!
5月05日ー喜びを感じるには何かを開始する事が必要ーアラン
5月04日『渡る世間を楽しむ智慧 今日一日を悔いなく生きる 脚本家 橋田寿賀子さん 90歳』
「健康な体に感謝」年を取っても、その人だからこそできるというものは、どんな人にもあります。 「好奇心で挑戦」家で療養するより”好奇心に勝る特効薬なし”のようです。 「夫婦円満の秘訣」夫婦がいい関係でいるための秘訣は、責めない、束縛しない、思いやる、の三つだと思います。 「自分の心に鬼が」世間に”鬼”がいるかどうかは心の持ち方次第。夫であっても、舅や、姑であっても、 相手を鬼にしてしまう鬼は自分の心の中にいます。
5月04日燃える信念を抱く者が歴史を変えられるーガンジー
4月30日<不安のありかが解れば克服の方法も見えてくる 前ラクビー日本代表メンタルコーチ 園田学園女子大学教授 荒木香織さん>どんな時に不安やイライラを感じるのか、自分をよく知ることです。 ・・他人の出方や性格は変えることはできませんが、自分の働きかけをかえることはできます。・・ 今の自分より少し上、ちょっと頑張ればできそうな現実的な目標を立て、日々何に挑戦するのかを 明確にすること。
4月30日>>寸鉄<<対話は相手の悩みに触れ、求める事に応えよー恩師同苦の心と誠実の行動で
4月29日>>寸鉄<<学会は人々の内発の力を育み、自立の心を磨くーアメリカ博士
4月29日<名字の言>アウトリーチとは、福祉分野の用語で、英語で「手を差し伸べる」の意味。 従来の福祉は、援助を求めてきた人に対応する「申請主義」が中心だった。それに対してアウトリーチ は、自分が支援の必要な状態だと自覚していない人、支援を受ける方法が分からない人の所へ、 援助者のほうが直接出向いて、手を差し伸べる在り方を指す。
4月27日<社説 あす「立宗の日」 大聖人直結は創価の師弟の道に> あす4月28日は「立宗の日」である。建長5年(1253年)の同日、日蓮大聖人は、末法万年にわたる 民衆救済の大闘争を開始された。当時、人々は、うち続く災害や戦乱の恐怖におびえていた。しかし諸宗の 教義は、”絶対者の他力による救済”を説くなど、民衆の現実打開の活力を奪うものだった。大聖人は、 そうした魔性を喝破され、「人間のための宗教」を示された。
4月24日「宗教をもつことが人間を強くするのか弱くするのか、善くするのか悪くするのか、 賢くするのか愚かにするのか、という判断を誤ってはならい」SGI会長 1993 米ハーバード大学での講演
4月21日<廃炉と日本の課題 米国専門家・ガンダ―セン氏に聞く> 米国では経済性から判断 放射性廃棄物の処分問題は未解決 ○発電コスト高い原子力 ○解体には工学な費用と時間 ○再稼働原発には心配も
4月21日<『創刊65周年に寄せて』正義と人権の価値の擁護を ノーベル平和賞受賞者 エスキベル博士> ・・人々の日常生活に、報道がどれほど大きな影響力を与えるかを認識する責任があります。 しかし、残念ながら、大多数の報道機関は、偏った関心に応えるように物事を伝え、人々を混乱させてきました。 したがって新聞は、対立をつくり出したり、それを後押ししたりするのではなく、人類に対して、平和に 生きることの必要性を強く喚起すべきであると私は思います。
4月21日ー誰かがやると何もせず待つのは危険ーアインシュタイン
4月18日<社説 科学する心は生きる力の支えに 『自分で調べ確かめる』> きょうから「科学技術週間」(24日まで)
4月14日<災害と文明『原発事故から何を学んだか』自ら検証し信頼の回復を> 国会事故調 元委員長 黒川清(政策研究大学院大学客員教授)
[虜になった規制当局]<12年7月に国会に提出された報告書では、福島原発事故から将来への教訓を 導くとともに七つの提言を行っている。さらに、福島原発事故は自然災害ではなく、「規制の虜」に 陥った「人災」であると明確に結論付けた>
私は、『国会事故調報告書』の「はじめに」の中に「この報告書が、日本のこれからの在り方について 私たち自身を検証し、変わり始める第一歩となることを期待している」と書きました。・・・ 日本再生の鍵は、こうした社会構造の転換を実現する人材の育成にかかっているのではないでしょうか。
4月13日<わが友に贈る>寒暖差が大きい時期。体調管理に気を付けよ。環境の変化による疲労の蓄積にも注意。 健康第一の声掛けを!
4月12日ゲーテ「誰が自分自身を知ろう、自分の能力を誰が知ろう。勇気ある人はやれるだけやってみるのだ」
4月08日「信心の世界は、素直な心の人が勝つ。真面目に地道に行動する人が最後は得をする。」
4月05日<わが友に贈る>わが「命」を何に「使」うのか。常に自身に問い掛けよ!
4月04日”プロのバレエダンサーとして活躍” 仏法の実践で”本当の自分”を輝かす クロチアSGI  ダニエレ・ロメオさん
圧倒的無力感からの再起 名門バレエ学校の門をたたいたものの、膝を故障し、試験で落第。・・ 失意の中で頭をよぎったのは、親友の女性が真剣に語ってくれた宗教の話だった。・・イタリアSGIが 出版した仏法の入門書。どんな困難も乗り越える力がが自身の中にあるという理念に魅了され、夢中に なってページをめくった。南無妙法蓮華経の音律に、次第に心が軽くなってきた。
自身の中に無限の可能性 「どこかにでなく自分の生命の中に無限の可能性が具わっている。・・ 仏法の実践を初めてからは、何があっても揺るがない『本当の自分』を必ず輝かせていけると、確信する ようになりました。」
広布草創の最前線で奮闘 ーけがを乗り越え国立劇場のソリストにー ドイツ南部のウルム劇場のオーデション に採用・・ドイツのマインフランケン劇場のゲストダンサー・・クロアチア国立劇場のプリンシパルに。 月に一度の座談会のほかに、インターネット電話を介した御書学習会などを開催。クロアチア男子部の 盤石な基盤を築くために奮闘する。 27歳、入会7年。師弟の闘魂を若き血潮にたぎらせて、ロメオ さんはきょうも、広布と人生の舞台で至高の舞を目指す。
4月03日「行動こそ人生だ」 ーゲーテ
4月02日 ゲーテ「中途半端にやる習慣を脱し、全体の中に、善いものの中に、美しいものの中に、決然と 生きることを心がけよう」
4月02日 他人にある勇気や忍耐はあなたの中にもーホイットマン
4月01日恩師「信心とは急速に良く変わっていくための実践」
3月31日社説『教育は子の幸福への挑戦』「信じてくれる」感動が力に
「日本の子どもたちは今、『三つの貧困』に苦しんでいる」。ある教育本部の友人が、そう語っていた。 「経済的な貧困」と「知識の貧困」「関係の貧困」である。
3月30日人を育てなさい。それには君自身が戦うことだ-恩師
3月29日<新・人間革命>ルネサンスは、一切に君臨していた絶対神を個人の内面へおろした、 画期的な時代の流れであったといってよい。しかし、教会を中心とした中世的な世界観が否定され、 人間性の解放が叫ばれながらも、そのあとにきたものは、個人の尊厳とは異なる外側の権威の 絶対化であった。進歩信仰、制度信仰、資本信仰、科学信仰、核信仰など、その流れは、数百年に わたったのである。だが、今や、そのひずみは際限に達し、これまでの価値観が急速に崩れ、 人間の内面、生き方に大きな空白が生じているのだ。
3月28日<新・人間革命>”もの”から”こころ”へ、物質至上主義から生命至上主義へーーすなわち、 御書に仰せの『蔵の財よりも身の財優れたり身の財より心の財第一なり』との価値観が、今ほど要請される 時代はありません。
3月28日<名字の言>”ありのままの自分””本来の自分”を安心してさらけ出せるチームは、生産性が 高い
3月26日仏法の根本は誰一人をも苦しめない。-恩師
3月26日「苦労せざるものは幸運に値せず」ダビンチ
3月25日『生きるよろこび』無力感をはね返すがんとの闘い「時には恐怖があります。それを 上回るのが使命感」 長野県諏訪市 三井史子さん
「一日一日に覚悟が必要だった」という時間もがんと闘い抜いた両親の姿を思い浮かべれば、何度でも立ち上がれた。 ・・・<人間、だれもが病気になる。その中から、どう深い信心によって、一段と大きな境涯を開いていけるか。 これが大事だ>かって、病と闘う両親を見て、”なんで、こんなに強いんだろう”と思った。その理由が今、 はっきりと分かる
3月24日「勝れたるを勝れたりという事は慢ににて大功徳」
3月24日<新・人間革命>1978年11月18日を記念して、「地方の時代」などについての提言。
日本の近代産業は、中央集権的な政治体制と密接に結びついて、効率の良さを追求し、多大な富をもたしてきた。 しかし、その半面、消費文明化、都市偏重をもたらし、過密・過疎や環境破壊が進むとともに、地方の伝統的文化 は表面的、画一的な中央文化に従属さえられてきた。つまり、各地の個性的な生活様式や、地域に根ざした文化 の多様性が切り崩されていったのだ。・・・
3月23日『イタリアSGIの伸展』開かれた対話で「共通の善」目指す
イタリアSGIは昨年6月、イタリア共和国との間にインテーサ(宗教協約)を調印した。インテーサは、同国憲法の 第8条等に基づく制度であり、国家が特定の宗教団体に一定の権利と特典を保障するものだ。
ルイス・グイド・カルリ大学のラ・スピーナ教授は、「イタリアSGIの会員は、常に開放的で、他宗教との対話や 社会活動に、胸襟を開いて精神的に参加している。これが、SGIの最大の特色です。」と分析する。 共生の心で社会に信頼の連帯を広げるイタリアSGI。
3月22日「人生に絶望していましたが、人間の限界に挑む技を見て、生きる勇気が湧きました」中国雑技団の観客
3月21日『信仰をばねに内在する力を発揮』(欧州屈指の大病院で信頼の実証 放射線治療学・核医学の 「顧問医」に  イギリスSGI スリラム・バイディヤナタンさん)
「確たる哲学がほしい」
悩みがあった。教官や先輩の医師たちを、人間として信頼できない。・・・友人は、「この哲学で、障害を 乗り越え、必ず幸福に」と勧める。「でも、それ以上に私の心を捉えたのは、その人が自分の人生と家族の 問題を、現実に転換した素晴らしい実証でした」
・・・
「自分に内在している能力を引き出すために、池田先生の指導を指針として、唱題を重ねました。」
3月21日「第41回『SGIの日』記念提言に寄せて」ー「生きることの意味」を再発見すべき時 (北陸学院大学 橋本和幸教授 和歌山大学助教授、金沢大学教授、ノートルダム清心女子大学教授を経て、 現職。金沢大学名誉教授。専門は現代社会論・社会行動論)
池田SGI会長が提言を通じて、環境や人道をはじめとする現代社会の根底的なテーマを率直かつ的確に論じ、 解決に向けた実践的方向を明示されたことに感銘しました。グローバルでリスクの高い事態が現出する中で、 「地球社会の創造のための総合的・実践的ビジョン」ともいうべき指針を提示した内容に賛同するものです。
提言を読み、近代の科学(学問)が方法的な合理性・正確性・形式性などを追求するあまり、「科学(学問)の 社会的責任」の問題に対して淡泊だったのはないかと痛感しました。特に社会科学の分野で、そのことを 感じます。
人間性や人道の観点とともに、「加工の対象としての自然」ではなく「人間と共生関係にある自然」を強調する ことは、私がここ数年主張する「理性的なものを現実化させる試みとしての社会学」の考えと親和関係にあると 思いました。
また、人間の高潔さと尊敬・信頼を育む「人権教育」は、喫緊の課題であり、私の専門である社会学が当初から 目指したところでもあります。フランスの社会学者のディルケームは、連帯関係にある共同性(分業に基づく 有機体的連帯)を、社会の基礎として捉えていました。
・・・
近代社会の成立とともに、人間は自由を謳歌してきました。これは間違ってはいないと思いますし、 確かに自由で合理的個人による競争型社会の成立とその推進は、今日に至る文明の進歩を成就してきました。
同時に、近代化の負の遺産といいますか、目的のために適合的手段を追い求める「目的合理的行為」や、 外見上の「形式合理的関係」を重視するあまり、「価値合理的行為」や「実質合理的関係」が見失われていくことに なりました。
・・・
・・・私は新約聖書のある「善きサマリヤ人のたとえ」の隣人愛に関する箇所を想起しました。
・・提言の随所に、人間の普遍的な崇高さを感じた次第です。
3月21日優れた人間は徳の働きによって全てに打ち勝つーペトラルカ (古代ギリシャの初め、徳とは優れていることをさした)
3月21日「一華を見て春を推せよ」御書
3月19日「人間は現在を超えてさらに成長するために、また存在していないものになるために、働きそして苦労を 重ねている。この苦労の中に人間の栄光がある。」タゴール
3月18日<わが友に贈る>「学は光」なり。学び続ける人には若若しい息吹がある。精神の成長がある。向上の歴史を綴れ!
3月17日<アルフレート・アドラー>(精神医学史家 小俣和一郎)
アドラーによれば、人は個別の異なる体験を有し、そのなかで劣等感を抱き、それを克服しようとする。 これを「補償」の機制というが、補償が過度になると「過補償」となって人間関係に困難を来し、神経症に陥る。 しかし、劣等感の元になった理由を明らかにし、トレーニングのような科学的方法で適切に克服すれば 神経症も治癒するとした。その典型は、吃音症の人が発音トレーニングなどを受けて雄弁家になった例などである。
3月17日真理のみが内なる悪破るーフランス哲人
3月16日<わが友に贈る>「感謝の心」が人間を偉大にする。
3月15日<わが友に贈る>「迅速な行動」「誠実な対応」ここにリーダーの責任感が表れる。人間主義の名将たれ!
3月13日「安全保障の要としての<文化>」 渡辺靖慶応義塾大学教授 (理論と政策の橋渡し不可欠)
・・・民族や宗教の違いが戦争・対立の要因だという見解をよく耳にしますが、これは人類学的にも歴史学的にも 正しくありません。歴史を振り返れば、異なる人種・民族・宗教が共存してきた例は多いからです。 反目が深まる主因の一つは、経済や統治の効率性が重視される点です。社会が成長・発展する中、 容易で迅速な統治を目指し、特定の民族・宗教・文化を排除する施策が講じられる結果、社会に不安定要因が 生まれるのです。原因と結果を取り違えてはなりません。・・・
・・・近代以前の帝国の統治は参考に成るでしょう。歴史学者ニーアル・ファーガソン氏が語るように、 ローマやオスマントルコなど長く続いた帝国には残虐な面もありましたが、支配された側に言語・名前の変更、 改宗などを強いず、文化の領域には手を出さなかったという特徴があります。ゆえに、反乱も抑制でき、 近代国民国家と比べても知恵が豊かだったといえます。長期的な安定を目指すならば、目先の利益ばかり 追求してはなりません。・・
・・・イラク戦争後、米国がイスラム社会内の反米主義を抑えようと、各メディアの発信などを通して 自国イメージの回復を図りましたが、宣伝にすぎないと受け止められ、軒並み評判が悪かった。 相手の心をつかむ上で、最も大切なのは、実は相手の立場を理解する「受信力」です。 外交でも、単純な対立の構図に落とし込むことは避けるべきです。・・・
・・・日本外交の最大の目的は、民主主義、法の支配、自由貿易といったリベラルな国際秩序の形成・ 維持です。戦後日本が発達したのは、個人の自由な発言、自由な経済取引が認められる社会だった からです。幸いなことに、リベラルな価値への賛同者は世界的に多いといえます。・・・
自らの主張が独善に陥らないように、常に自制を働かせなければなりません。自由、正義、博愛の 名のもと、国家が過ちを犯した歴史もあるからです。中国の「一帯一路」構想や米国を盟主とするTPP (環太平洋経済連携協定)に端的なように、国際政治上の競争は今、ルールや制度の競争へと移行して います。交渉の場で自らの正当性・信頼性をめぐる競争も激しいため、理念や道義的な正しさが 求められます。・・・
3月13日我々は、もっと叫ばねばならぬー魯迅
3月10日新・人間革命より・・「信心の基本とはなにか」「それは、究極的には”ご本尊根本”という ことに帰着します。・・生命が御本尊と合致していれば、どんな苦難も、必ず乗り越えていく ことができる。信心の極意は、何があっても御本尊に向かい、題目を唱え抜いていくことしか ありません。・・そうすれば、御本尊が助けてくれないわけがない。困難を乗り越える大生命力 が、智慧が、涌かないわけがありません。・・」
3月09日ー井上明人さん ゲーミフィケーション推進者ー
ゲームの考え方や仕組みを、社会的な活動やサービスに利用する技術のことです。・・多くの人がゲームの設計に 携われることが望ましいと思います。ゲーミフィケーションの議論はまだ端緒です。人間の豊かさ貢献できるよう 、尽力していきたいですね。
3月08日「抜苦与楽」の実践 松村大樹 徳島総県長
「一念三千は抜苦与楽なり」仏法では、「一念三千」すなわち、あらゆる人に地獄界から仏界までの十界の生命が 本然的に具わっており、一念を変革することで自身に内在する仏の生命を涌現していけると説く。自身の一念を 変革するところから相手の生命を変え、相手の置かれた環境をも変えていく。また、友の幸せを真剣に祈り、 励まし続ける中で、自分自身の境涯も大きく開いていく。「自他共に知恵と慈悲と有るを喜とは云うなり」 「抜苦与楽」の実践は、そのまま「自他共の歓喜」「自他共の幸福の実現」へとつながっていく。
3月05日「まことの・みちは世間の事法にて候」御書
3月02日生命尊厳の哲理胸に「平和の文化」構築を!(池田SGI会長の「1・26」記念提言によせて)
名古屋経済大学准教授 畑佐伸英さん <新時代に即した教育のあり方>池田SGI会長は、教育には二つの重要な 役割があるとし、「想像力」の涵養と、「行動する勇気」の薫発を挙げています。
創価大学 非常勤講師 奥脇栄子さん <一人を大切にする対話の意義>提言では、「歩んできた道が異なる人間同志 が向き合うからこそ、一人では見ることのできなっかた新しい地平が開け、人格と人格との共鳴の中でしか奏でることの できない創造性も育まれる」と、対話の意義が強調されています。
東京工業大学大学院 准教授 中田伸生さん <諸課題解決への具体的な方策>経済や科学をはじめ、さまざまな 分野で国際競争が加速して・・・教育や研究の質的向上よりも、競争力や他者との違いばかりを強調する思想が、 大学教育の場でも広がってきてはいないかと危惧する時もあります。
3月01日<名字の言>支えられる人は感謝、支える人は喜びと誇りを持とう
2月28日{商都に献身した和製ジェントリー ”朝ドラ”で人気 大阪の恩人・五代友厚の魅力} (歴史作家 高橋直樹さん)
小説『五代友厚』の中でも、当時の常識を覆し、女性ながら単身、炭鉱に乗り込もうとする広岡浅子を、大阪経済界の 重鎮となった五代が諭すシーンが描かれている。その時、五代が抱いた彼女の印象は「安逸をむさぼるだけの輩とは、 人としての出来が違っていた」というもの。 ・・「”建前”ではなく"本音"を好む大阪人の気質は、五代の性分に合っていたのかもしれません。 固定観念に縛られず、いいものはいいし、悪いものは悪いと率直に判断するからです。自らの信念を貫いた五代だから こそ、大阪の魅力を”肌”で感じ、大阪に日本の未来を見たのではないでしょうか」
2月28日<わが友に贈る>いつまでに何をするか。「明確な目標」「具体的な行動」が壁を破りゆく力! わが挑戦の劇を綴れ!
2月27日信仰は「無限の向上」の異名ー恩師
2月26日「運命はわれわれに幸福も不幸も与えない。ただその素材と種子を提供するだけだ」モンテーニュ
2月26日一人一人の可能性を最後まで信じ抜く。それが仏法の人間主義!
2月25日最も高き思想から学べー恩師
2月25日SGI会長の著作は思索する人の心の瑞々しい糧となるーロシア総長
2月24日心の師とはなるとも心を師とはせざれ(曽谷入道殿御返事、日蓮大聖人)
2月22日勇気は挑戦を受けると大いに力をつけるーセネカ
2月19日「考え方を少し変えることで世の中はもっと楽しくなる」元プロ野球選手 小田幸平さん
2015年1月に引退するまで、プロ野球選手として、17間プレーを続けた・・打率1割9分7厘
相手に飛び込む勇気が大切だと思っています。僕の場合は常に、来年も野球ができるか分からない環境にいました。 なので、プレーで分からないことがあれば、今聞かないとあとない。・・野球も仕事も人生も、人間関係が 9割だと思っています。「ここがダメだ」「これが嫌いだ」と言っても変わらない・・ だったら、どうやったらその人が喜ぶのかと考え方を少しだけ変えてみてほしい。受け身にならず、 自分から何か少し変えてみることで、今いる環境はガラッと変わります。もっと楽しくなりますから。 試してみてください。
2月19日「創立20周年を迎えた戸田記念国際平和研究所 『文明間対話』担う知の拠点」
(チェニジア真実・尊厳委員会委員長 ㇱへム・ベンセドリン氏)・・宗教は本来、人間にとって重要な精神性を 育むものです。物を食べ、水を飲んだりするように、全ての人が、この精神性を渇望しています。 人間の精神性を認識せず、無視し、拒否した社会やイデオロギーは、やがて行き詰まるのが歴史の常です。・・
(リサ・シャーク上級研究員)・・今回の会議を通して私がもっとも見識を深めた点は、宗教には、人々に アイデンティティーと尊厳を与える”場”としての価値があるとの認識で、参加者全員の見解が一致していた ことです。
2月19日新しい発展に参加することは最大の幸せーガガーリン飛行士
2月18日「”人生の傍観者ではなく、人生の主役に”との主体性に驚きました。人間革命の哲理は、自分なり に考えていた理想そのものでした」。SGIの友
2月18日力が現れるのは目標に向かって突き進む時ーエマソン
2月14日「社説(大聖人御生誕の日に誓う)一人を励ます『菩薩行』の実践」
宗教家・思想家の内村鑑三が著書『代表的日本人』において、・・日蓮大聖人を取り上げたのは有名な話だ。 ・・「民が子」として生を受けられた大聖人は、父母をはじめ、塗炭の苦しみにあえぐ多くの庶民を救うために 修行を重ね、32歳で立宗宣言。以来、門下一人一人の心に希望の灯をともしてこられた。 為政者や堕落した聖職者による相次ぐ迫害にも屈することなく万民救済の法を広め続けられた大聖人。 その尊き軌跡自体が、”いかに生きるべきか”という問いに対する最高のメッセージにほかならない。
2月13日(墨匠 伊藤亀堂さん)もがかないといいものはできない。 3年後にいい仕事をしたければ今日の仕事を妥協せずにやるしかない。
2月10日他人まで幸福にしていこうというのが信心ー恩師
2月09日「祈る人間に退却というものはない」ガンジー
2月08日自分は陰にいて人を立てられる人が偉いー恩師
2月08日「賢者は友情を結ぶ達人」セネカ
2月07日<わが友に贈る>広宣流布とは友情を広げること。励まし励まされる心の交流こそが平和を築く直道だ!
2月04日 人間を高めるには互いに尊敬できる友を持つ事だーニーチェ
1月31日独立の英雄=ホセ・マルティ=の精神に基づき 地球的問題群の解決へ[ユネスコ後援]
キューバ首都ハバナで国際会議 人間の尊厳を文明の指標に
「ホセ・マルティ文化協会」のエルナンデス・パルト副会長は、会議の意義を語る。 「マルティは人類に対して同胞意識を持つ重要性を訴えました。世界がさまざまな危機に直面する今、 さまざまな違いを乗り越えて、複数の思想を共有していくことが急務です。今回、50ヵ国を超える 人々が、キューバに集い、マルティ精神のもと、平和について考える意義は計り知れません」
1月29日民音主催「親子のための手作り楽器の体験学習・音楽会」の講師を務める池田邦太郎氏は「 子どもたちの素直な心を尊敬し、大人が彼らより”下に(アンダー)立った(スタンド)”時、初めて その心が”understand"=理解できる」と語る
1月24日(善性呼び覚ます芸術の使命(マリインスキー・バレエ プリンシパル ウィヤーナ・ロパートキナさん) 『自分がかわれば周囲も変わる』「例えば、誰かから中傷・侮辱された時、相手に仕返しするよりも、なぜ相手が 私を侮辱したかについて考え、理解することの方が難しい。それ以上に困難なのは、相手を『赦すこと』。よく語られ る意見ですが、その通りだと思う。もちろん、テロのような卑劣な行為に対し、寛容であるよう説くわけでは ありません。また、赦したからといって、全ての暴力をなくせるわけでもない。善を広げることは、極めて困難な 挑戦です」
1月22日<<わが友に贈る>>リーダ―率先こそ全ての活動の要諦だ。まず自らが行動を! わが挑戦と体験を生き生きと語れ!
1月19日 「『自分のもてる力を、全部、出しきって生きてみよう』と決心して、努力また努力を重ねた人 だけが、本当に『個性的』に輝いてくる」池田SGI会長
1月19日 楽しさとは行動に伴って生まれてくるものだーアラン
1月17日「子育てを楽しむ『完璧を目指さない』」大阪人間科学大学 原田正文副学長
子どもは親とは別人格で、親の希望道りには動かないのが正常です。親の思考の枠からはみ出した行動や 言動をするのが子どもです。それを無理やり親の思い道りに動かそうとすれば、子どもの成長はゆがめられて しまいます。だから私は点数でいえば「70点」くらいがちょうどいい子育て、ちょうどいい親子関係なのだ と思います。
1月16日過去は変わらぬ。考えるべきは未来ーワイルド。今ここから!本因妙の精神で。
1月13日<新・人間革命(5698)常楽 十>
ガルブレイス博士「今日、政治、経済、科学等は、それぞれの分野で急速な進歩を遂げましたが、いつの間にか、 手段が目的と入れ替わり、幸福の追求という根本目的が忘れられています。私は、そこに、大変に危機的なもの を感じています。」
1月13日恩師「指導とは激励なり」
1月12日<新・人間革命(5697)常楽 九>
ガルブレイス博士は、人間はイデオロギーにとらわれてしまうと、現実から目をそらし、思考から逃避して、 理論を鋳型にはめて物事を判断するようになることを危惧していた。・・
伸一は語った。「私は、判断を下していく人間自身が、葛藤を繰り返し、瞬間瞬間、心が移ろう、矛盾をはらんだ 不確実な存在であると、認識することが大切だと思います。したがって、その人間を高め、成長を図っていくことが、 常に的確な判断をしていくうえで、極めて大事であると考えます。それには、人間を磨き高める、普遍的な生命哲理が 必要不可欠であり、私どもはそれを仏法に見いだしています。真実の仏法とは、一言すれば、万物、宇宙を貫く永遠 不変の根本法則といえます。そして人間の生命には、本来、汲めども尽きぬ英知の泉が具わっており、その泉を 掘り当て、汲み上げていく方途を、仏法は教えています。この生命の法則に根差して、自身の可能性を開いていくこと を、私どもは人間革命と呼んでいます。・・」
1月12日「新入会」の友の育成に全力を。信・行・学の実践が柱。幸福の大軌道共に。
1月11日<新・人間革命(5696)常楽 八>
・・ガルブレイス博士の著書『不確実性の時代』が話題となり、伸一は、現代社会から確実な指導理念が喪失してしまった との同書での指摘に、強く共感したことを述べた。・・
・・いかに仏法の哲理が優れ、自分が絶対の確信をいだいていたとしても、それを社会に開いていくには、その法理の 偉大さが学問的にも検証され、共感を得ることが不可欠となる。この努力を欠く時、宗教は独善と教条主義に陥る。 ゆえに、伸一は、世界の知性との対話に努めたのである。彼は尋ねた。 「私は、不確実性の時代のなかで確実性を模索していくうえで、いかなる指導理念が必要になるかを、お伺いたいと思い ます」博士は答えた。 ーーかっては、アダム・スミスやカール・マルクスの思想も、確実性をもつものとして受け入れられてきたが、その確実性 が揺らいでしまった。基本的には、人間の行う努力は、常に修正されていくべきであり、それによって、私達の人生は、 よい安全で、平和で、知的なものとなる。そして、その考えを受け入れること自体が、究極的には一つの指導理念になるので はないか、と。
1月11日「強いことが幸福」「負けないことが幸福」。池田SGI会長
1月11日牧口先生「曖昧な的に放った矢が当る訳がない」。
1月07日「喜とは自他共に喜ぶ事なり」。歓喜の拡大が広宣流布。
1月07日我らの魂の炎を更新せよーゲーテ