2023年11月08日<北斗七星> ・・・・将棋の藤井聡太八冠の師匠・杉本昌隆八段・・・藤井八冠が10歳の頃、弟子入り直後の対局で 杉田八段は負けた。藤井八冠の異彩を放つエピソードの一つである。話題にされるたびに「それって師匠が 弱いだけじゃないの」と言われるが、当の杉本八段は「天賦の才を持つ弟子を身近にして分ることの苦悩。 師匠はつらいよ。いやいや、だがこれが結構嬉しくもあるのだ」・・・・
2023年11月03日<「文化」論破文化を考える 「相手言い負かし優位に」の欲求> 「論破」という言葉は、議論の相手の決定的な間違いを指摘して完全に勝負がついたときなどに 使われる。・・・近年はネットを中心としてメディアで非常によく目につくようになっている。論破を 称賛し、自らも進んで実践しようとする風潮は、とくに「論破文化」とも呼ばれるが、そこに 向けられているのは総じて批判的な視線である。・・・・ひとつには、相手の主張を言い負かして 自分が優位に立ちたいとか、誰かがやり込められる様子を見てすっきりしたい、といった欲求の せいだろう。ここには幼児性がわかりやすく表れているが、いとわしいサディズムが潜んでいても おかしくはない。・・・・論破文化は、個人の自然といえなくもない欲求に根差しているだけに 消滅することはないかもしれない。しかし、思考を遅くする効用と議論を共同事業と捉える 視点とが正しく理解されていけば、さほど魅力のあるものとは映らなくなるだろう。
2023年10月30日<北斗七星> ・・・・「音楽鑑賞や散歩など、さまざまなリラックス方法の中で最も効果的なのが 読書で、ストレスレベルを68%も引き下げる」・・・・ 本を読む効果は、教養や知識が身に付く、語彙力が豊かになる、認知機能の 低下を防ぐなど、たくさんある。 ・・・・
2023年10月13日<現代を問う三木清の「人生論ノート」> ・・・・戦時中の滅私奉公の中、人間には幸福追求の権利があると述べ、 「成功と幸福とを、不成功と不幸を同一視するようになって以来、 人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。 ・・・・
2023年09月14日<北斗七星> ・・・自殺を考える人には、うつのサインが出ている。眠れない、食欲がない、気分が落ち込むなどだ。 「死にたい」と言うことや自傷行為は自殺のサインだ。サインを見つけたら話を聴く。 「自分のことを分ってくれる人が一人でもいるなら、もう少し生きたい」と思ってもらうためだ。 「『聴く』だけで大きな自殺予防効果がある」という。 望みが絶たれても、人とのつながりが絶たれなければ、いつか立ち上がれる。 ・・・・
2023年08月28日<自公で命と暮らし守る 広島で外相、厚労相が強調> ・・・安芸高田市の国政報告会で林外相は、・・・・・ロシアのウクライナ侵攻に言及。 「国連憲章を踏みにじる暴挙だ。結局うまくいかなかったという歴史にしなければならない」 と強調。 ・・・・
2023年08月18日<国際秩序「法の支配」で 日比の友好さらに強く> ・・・大統領府で行われたベルサミン官房長官との会談で山口代表は「日本は東シナ海、 フィリピンは南シナ海で力による一方的な現状変更の試みに直面しており、 その意味での同志国である」と述べ、フィリピンの沿岸警備隊に対する支援を 一層強力に進めていきたいと訴えた。 これに対しベルサミン官房長官は「日本は最も強い同志国だ。公明党が 日本政府と一体となって、海岸における法の支配の確立に取り組んでいる ことに感謝している」と応じた・・・・
2023年08月09日<日中対話の扉を開く 党訪中、政府外交に厚み> 公明党の山口那津男代表は8日午後、福岡市で開かれた毎日新聞社主催の「毎日・ 世論フォーラム」に出席し、当面の政治課題について講演した。席上、山口代表は、 外交政策について、法の支配に基づく国際秩序をつくり出す役割を日本こそが果たして いくべきだと力説。その上で「政府が取り組む外交に厚みを増す政党外交が重要だ」 と述べ、今月28日から予定している公明党の中国訪問では「日中の対話の扉を開き、 これを大きく広げていくきっかけをつくりたい」と意欲を語った。 ・・・・今後の日中関係では、首脳の相互従来を実現した上で「言うべきことは主張し合い、 協力できる分野があれば互いに力を合わせることで、二国間だけではなく、国際関係のも 好ましい影響を生み出していく取り組みが重要だ」と述べた。・・・・
2023年08月06日<座標軸> ・・・・「平和は自然からも神からも与えられるものではなく、人々が実践的に作り出してゆくものである。」 ・・・・・
2023年08月04日<ヒトの老後が長いのはなぜ? 全ての生物に共通でない「老い」  東京大学定量生命科学研究所教授 小林武彦> ・・・・興味深いことに野生のチンパンジーは閉経後すぐに死んでいきます。・・・・・ ではなぜヒトだけに長い老後ができたのでしょうか。一番の近縁種であるチンパンジーには 老後はないので、進化の過程でチンパンジーと分岐した後に、老後ができたことになります。 いくつかの説がありますが私の考えとしては、ヒトの共同体が大きくなり文明が発展すにつれ、 知識や経験豊富でしかも集団のまとめ役となる「シニア(年長者)」の必要性が高まった からだと思っています。
2023年07月22日<北斗七星> 日本最年長の現役プロサッカー選手・三浦和良氏は、こうつづる。「学ばない者は人のせいに する。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶをいうことを知っている者はだれのせいにもしない。 僕は学び続ける人間でいたい」。
2023年07月20日<北斗七星> 社会学者の大澤真幸氏は『潮』7月号で、日本の民主主義が直面する危機について論じていた。 「一個人の行動や不満が公共の世界とつながっているという感覚」が日本人は希薄だと指摘。 自分の利益だけを追求すればいい、社会をより良くするなど欺瞞ではないか、といった冷笑主義が 覆っているとも。・・・・・
2023年01月16日<「日本仏教の社会倫理ー正法を生きる」島薗進著 世俗への関与を捉え直す   創価学会名誉教授 中野敦評> 新現代の仏教研究は、・・・・原始仏教の中心思想は、個人の悟りを目指すものとされ、他者や社会・国家との 関係は軽視された。このような原始仏教理解が、中国や日本において末法思想に強く影響され浄土教や禅の理解にも および、仏教からは世俗社会と積極的に関わるような倫理は出てこないとされていた。 宗教学者である 著者は、このような理解は「正法」理念や戒律、サンガの意義を見落とし、根本的に間違っていると強調する。 ・・・・鎌倉時代にかけて、社会の混乱と共に末法思想が広がると、正法を否定する浄土系新仏教を軸ににした 宗派仏教が伸長した。しかし、それに対抗した正法復興運動も起こり、その中心が法華経を重視した日蓮である。
2022年11月19日<「読書」<世界史>の哲学 現代編1 大澤真幸著  政治学者、慶応義塾大学SFC研究所上級所員 櫻井隆充評> 「宗教は一般には、苦悩からの解放や罪の贖いを目指している。しかし、資本主義という宗教は違う。 逆に罪を作り、それを決して消すことはなく、むしろ永続化する。」これが、本書を貫いているテーゼである。
2022年11月19日<「読書」<世界史>の哲学 現代編1 大澤真幸著  政治学者、慶応義塾大学SFC研究所上級所員 櫻井隆充評> 「宗教は一般には、苦悩からの解放や罪の贖いを目指している。しかし、資本主義という宗教は違う。 逆に罪を作り、それを決して消すことはなく、むしろ永続化する。」これが、本書を貫いているテーゼである。
2023年01月16日<「日本仏教の社会倫理ー正法を生きる」島薗進著 世俗への関与を捉え直す   創価学会名誉教授 中野敦評> 新現代の仏教研究は、・・・・原始仏教の中心思想は、個人の悟りを目指すものとされ、他者や社会・国家との 関係は軽視された。このような原始仏教理解が、中国や日本において末法思想に強く影響され浄土教や禅の理解にも および、仏教からは世俗社会と積極的に関わるような倫理は出てこないとされていた。 宗教学者である 著者は、このような理解は「正法」理念や戒律、サンガの意義を見落とし、根本的に間違っていると強調する。 ・・・・鎌倉時代にかけて、社会の混乱と共に末法思想が広がると、正法を否定する浄土系新仏教を軸ににした 宗派仏教が伸長した。しかし、それに対抗した正法復興運動も起こり、その中心が法華経を重視した日蓮である。
2022年11月19日<「読書」<世界史>の哲学 現代編1 大澤真幸著  政治学者、慶応義塾大学SFC研究所上級所員 櫻井隆充評> 「宗教は一般には、苦悩からの解放や罪の贖いを目指している。しかし、資本主義という宗教は違う。 逆に罪を作り、それを決して消すことはなく、むしろ永続化する。」これが、本書を貫いているテーゼである。
2022年11月19日<アインシュタインってどんな人 名言> 〇重要なのは、疑問を持ち続けること。知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ。 〇失敗したことのない人間というのは、挑戦をしたことのない人間であされたる。 〇私は賢いのではない。問題と長く付き合っているだけだ。
2022年06月15日<北斗七星> 「あなたらしい」を築く、「あたらしい」社会へー男女共同参画週間(23日から)のキャッチフレーズだ・・・・ 「男だから」「女だから」という「アンコンシャス・バイアス」(無意識の思い込み)。共同参画が進まない原因の 一つとされる。・・・・決めつけない、押しつけない。「”普通”そうだ」は価値観の決めつけ、「どうせムリ」は 能力の決めつけ、「こうある”べき”だ」は理想の押しつけ。「ひとりひとりと対話をしてみること」「相手を 尊重する心の姿勢を持つこと」がカギ・・・・
2022年06月08日<政治評論家・森田実氏の講演から  冷静、理性的な公明議員の存在こそ 「平和の保証」 危機克服は安定の自公政権で> ・・・元イギリス首相のチャーチルは、こう語っています。「世の中で最も良い結合は『力と慈悲』であり、 最も悪いのは『弱さと争い』だ」と。自公政権で自民党は数という「力」を持ち、公明党には国民に寄り添う 「慈悲」がある。自公が力を合わせて政策を実現する政治が最良の形なのです。  一方、野党は弱いばかりか、争ってばかりいる。世界が危機にある中にあって、弱さと争いの結合に日本の 政治を任せるわけにはいきません。
2022年05月23日<緯度経度 世界は今  北欧NATO加盟申請  伝統の中立主義を転換へ> {ウクライナ侵攻でロシア不信高まる}北欧のスウェーデンとフィンランドが5月18日、北太平洋条約機構(NATO)加盟を 同時に申請した。ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて伝統的な中立主義を転換、米国を中心とするこの軍事機構の 「ロシア包囲網」に加わる方針だ。・・・スウェーデンは人口約1000万人、フィンランドも500万人の小国、 ロシアや英仏独の列強に囲まれる中、対立を避けて安全を確保しようとしたが、ロシア軍のウクライナ侵攻で国民に 対ロ不信が高まり、自衛への不安も広がった。・・・・ただ、NATO加盟国が本当に北欧2国の安全保障につながるかは 不透明だ・・・(ジャーナリスト 高杉昭一郎)
2022年02月16日<北斗七星> 「将棋は奥が深いゲームで、どこが頂上なのかも全く見えない」「今までと同じように、 実力を高めていくことを見据えて取り組んでいけたらと思っています」10代初の将棋5冠と なった藤井聡太さんが13日、語った。・・・・渋沢栄一も結果より努力を重んじた。 ・・・・「成功や失敗なんて、真心を込めて生き抜いた人生から出た、残り滓のようなものである」
2021年12月10日<北斗七星> きょうは、日本の公害の原点ともいえる足尾銅山事件に深く関わった田中正造の天皇直訴から120年。 富国強兵・殖産興業の国是を背景に明治政府は、日本有数の銅山を経営する一私企業の無残な環境破壊に 事実上、加担。周辺や下流域の住民の命や健康、暮らしは踏みにじられた。・・・・ 田中の遺した「真の文明は山を荒らさず川を荒らさず村を破らず人を殺さざるべし」との言葉は、現代にも 通用する。・・・・
2021年12月06日<「読書」ジョブ型雇用社会とは何か 濱口桂一朗著>(日本型システムの矛盾に切り込む) ・・・ジョブ型とメンバーシップ型という用語は、濱口氏が12年前の著書『新しい労働社会』(岩波新書)で提示した 雇用システムを比較するための学術概念である。日本の雇用システムがメンバーシップ型だというのは、わが国の (正規労働者の)雇用契約には職務(ジョブ)の定めがなく会社のメンバーとしての地位しか定められていないからであり、 欧米諸国の雇用システムがジョブ型だというのは、そこでの雇用契約には職務が特定されているからである。 ・・・・また、随所に大小の興味深いネタが仕込まれ、何度もはっとさせられる。例えば、<職務内容が同一である労働者には 同一の賃金を支払うべき>とする同一労働同一賃金の原則はジョブ雇用を前提とするものであるが、その原則を、 我が国のようなメンバーシップ型の正規労働者とジョブ型のの非正規労働者の間の均衡・均等処遇の実現の「看板」に かかげたとき一体何が起こるか、などが大ねたである。
2021年09月28日<だから公明党! 識者が語る 「作家 佐藤優氏」> ーー人間主義の「価値観」体現 社会の分断防ぐ政治に安心感ーー 公明党は、生命尊厳と平和主義、人間主義を基にした「価値観政党」であるがゆえに、日本政治で極めて重要な役割を 果たしてきました。混迷する時代にあっても、公明党は、その価値観を大いに体現し、平和は強化され、福祉は増進されました。 今の連立政権は、議員数では「自公政権」ですが、価値観という観点では、公明党が自民党をリードする「公自政権」と 言ってもよいのではないでしょうか。・・・・・ 一方、立憲民主党と共産党の連立政権は、絶対にさけなくてはなりません。旧東ドイツでは、社会主義統一党という政党が、 社会民主党と共産党の対等合併で誕生しましたが、社会民主党出身者の価値観がバラバラで、やがて票目的で共産党に おもねる人が続出、いつしか社会主義統一党は、共産党に取り込まれ、ついに事実上の共産党になってしまった。  今、日本でも、共産党は暴力革命を否定せず、立憲は、その共産党のフロント(前衛)組織に成り下がったも同然です。 ・・・・
2021年09月21日<北斗七星> 今月8日、厚生労働省は、新型コロナのワクチン接種によって、7,8月に高齢者の感染者を焼く10万人減らし、 約8千人の命を救ったとの推計を発表した。接種が遅れていあたら救えるはずの多くの命が失われていた。 ワクチンの予算を確保し、海外企業との交渉を加速させたのは公明党だ。 ・・・。一刻も早い接種が望まれている中、立憲は昨年11月の衆院厚労委で、「(人種差で)リスクが拡大していく」 と懸念を表明。特に共産は「大変な事態が起きない保証はない」と、数年はかかる国内での大規模臨床試験の実施を求め、 接種開始にブレーキをかけた。 菅首相は、今年6月、「(野党が要望した)国内治験(臨床試験)をやったことで、世界から見れば(承認・接種が) 3カ月遅れている」と悔やんだ。・・・・・・ 野党は毎度の非現実的な主張で、国民の命よりも党利党略を優先させたことを猛省すべきだ。
2021年09月03日<北斗七星> ・・・政治を深く洞察した劇作家の山崎正和氏はかって月刊誌で、<「問題があるぞ」というのが左で、 「問題がないぞ」というのが右だとしたら、「問題はあるが、解決の道もある」というのが「中道」>と 指摘した。 ・・・・・
2021年07月05日<「読書」 尊厳ーその歴史と意味 マイケル・ローゼン著> ・・・・第1章では、近代までのヨーロッパにおける「尊厳」概念の歴史が概観される。時代ごとに 異なる要請が、この概念を(良くも悪くも)多様化されたことが分かる。第2章では、現代ヨーロッパで 「尊厳」がいかに法制化され、またこの概念の多様性がいかなる法解釈上の対立を生じているかが 論じられる。・・・・本書は終始、カントの倫理学を思考の軸に据えている。私たちの人格の中の 「人間性」を、単に手段(代替可能なもの)としてではなく、目的(代替不可能なもの)として 扱えとカントはいった。・・・・・
2021年07月01日<一刀両断 共産の”条例提出”自慢 31回も出して全て否決 ”都政動かす力”はゼロ> 日本共産党は東京都議選の法廷ビラで相変わらず「条例提案がダントツ多い35回」と自慢しています。・・・ 都議会議会局に確認したところ、この4年間で共産党が単独提出した条例案は31件で、いずれも否決されました。・・・ 他会派の賛同が得られないのは、内容がズサンだからです。・・・ 「手間をかけずに出すだけ」で「頑張っている感」を演出し、「実績にでっち上げ」にも使い、「反対した他党も攻撃」できるーー 共産党がすべて拒否されても条例案を提出する背景には、同党の謀略的体質が透けて見えます。共産党がまき散らすビラには、 ウソとデマ宣伝があふれています。
2021年06月30日<一刀両断 共産、「五輪中止」で具体的道筋示せ> 東京都議選で日本共産党は、東京五輪・パラリンピックの中止を公約に掲げ、「五輪より命」などと 声高に叫んでいますが、共産党が都議選で伸びても、どのようにして五輪中止を実現するのでしょうか。 ・・・・
2021年06月21日<読書>
「現代民主主義 思想と歴史 権左武志」トクヴィルやミルらの自由主義者は、「治者と被治者の一致」 というルソー的な純粋民主主義に制限を加えようとした。著者はこの成果を強調する。
「実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル」サンデルは、社会の共通の目標である 共通善を紡ぎ出す必要があるという。ただし、これまでのように消費者の幸福を最大化するようなもの であってはいけない。むしろ生産者の方に目を向けるべきだというのである。 つまり、すべての労働者 が、自分も社会に役立っている、貢献できていると感じることのできる状態を作らなければならないと いうわけだ。
2021年06月06日<”夜回り先生”水谷修氏の講演から> ・・・「子どもたちを守る」。その一心で走り続けて30年になるが、今から20年ほど前、大きな 壁にぶつかった。どんなに手を尽くしても、救うべき子どもたちが多過ぎて手を差し伸べきれない。 自身の無力さを痛感した。行政の首長や政治家に会い、協力を求めたが、つれない返答が続いていた。  そうした中で出会ったのが、当時、公明党代表代行だった浜四津敏子さんだった。苦しむ子どもたち を救いたいと時間も忘れて訴える私の手を握り、涙を流しながら「きょうから先生は一人ではない。 すべての公明党議員が共に子どもたちのために闘っていく」と。どれほど、うれしかったか、心強かったか。  その言葉の通り、子どもたちを守り、幸せにするため、全国の公明党の国会議員と地方議員が肩を組み、 私と一緒になって日夜、課題と向き合い、汗を流している。約3000人の議員が所属する公明党は 「チーム3000」と言われるが、私自身もその一員になっている思いだ。・・・
2021年04月23日<北斗七星> ・・・・山本周五郎・・・・妻が死ぬ。・・・妻の姿を通じて、市井の人の中にこそ尊い女性がいる ことに気づく。「世間にはもっとおおくのほむべき婦人たちがいる」「柱を支える土台石のように、 いつも蔭にかくれて終わることのない努力に生涯をささげている」とつぶやいた。・・・・
2021年03月21日<四姉妹の人生と昭和を描く「細雪」の魅力 評論家 川本三郎> 谷崎潤一郎の『細雪』は、没落した大阪、船場の旧家に生まれた美しい四姉妹の行く末を描いた家族の物語であり、 何よりも終生、女性を愛した谷崎潤一郎らしい女性たちの物語である。男性も登場するが、主役はあくまでも女性であり、 男性はその引き立て役でしかない。 日本の純文学は、作家という特殊な世界の人間を主人公にした閉ざされた小説が多いなか、『細雪』は市民社会に生きる 普通の人々を主人公にして開かれた小説である。その点で、異色といっていい。 時代設定は、日中戦争の始まる前年の昭和11年から、太平洋戦争の始まる直前の昭和16年まで。戦争によって 「大日本帝国」が亡んでゆく前、日本の社会にまだかろうじて平和が残っていた最後の時代を愛惜をこめて描き出している。 ・・・・・ よく知られているように『細雪』は『中央公論』の昭和18年新年号から連載が始まったが、その後、軍部の 「時局にそわぬ」という弾圧に遭い、中断された。ようやく戦後になって陽の目を見た。昭和のよき時代への 挽歌だったことがよく分かる。
2021年02月20日<北斗七星> 「VSOP」と言っても、ブランデーではない。腰痛治療の”スーパードクター”、多くの トップアスリートも診る徳島大学整形外科の西良浩一教授が「一流の整形外科医になるための 心構え」として若い医師に贈った言葉だ。20代は、がむしゃらに、バイタリティー(V=活力)で 乗り切り、総合医の力を付ける。30代は、スペシャリティー(S=専門性)を磨き、その道を究めていく。 40代は、オリジナリティー(O=独創性)を求める年代。「教科書を読む人間」から「教科書を 書く人間」に飛躍する時期。そして50代になれば、パーソナリティ(P=人間力)が問われると。 10年単位の成長過程は、治療不可能だった病気を独自の内視鏡手術で治してきた経験を踏まえたものだった。 どの分野でも人材は一朝一夕に育つものではない。氏の言葉は他にも通じよう。人生100年時代に、 60代以降はどうなるか?と氏に問うと、「新しいVSOPの始まりだと思う。私も、新たなバイタリティーで、 新しいことに励みたい」と。・・・・
2021年02月18日<北斗七星> ・・・「苦境を脱出する力があるとしたら、人間自身の意志の中だけだ」とは哲学者、アランの箴言・・・・
2021年02月12日<評論家 宇波彰を悼む 新たな思想的地平拓いた最高の哲学的配慮者  日本思想史学会元会長大阪大学名誉教授 子安宣邦> ・・・私は生き生きとした熱さをも感じさせるこの勉強会の様子を是非とも知りたいと思い、参加者の話を聞き、 彼の著書をも読んだりしていた。宇波の最後の著作となった『ラカン的思考』を読んで私は思わず「分かった」と呟いた。 なぜ彼の勉強会での講義と話し合いが熱く、魅力的であるのか、その理由をこの本は明かしていた。 この書は「あなたは存在しない」「心と身体」「かたちが意味を作る」「他者の欲望」「解釈とは何か」 など記号論的現代哲学の最先端的な主題なり問題提起を各章のタイトルにしている。 著者はこれらの主題が成立する由来を語り、これが現代の人と社会を解く上での中心的問題であることを 語っていくのである。・・・・
2021年01月11日<「読書」 ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか  ベンジャミン・カーター・ヘット著 寺西のぶ子訳> ・・・米国の気鋭のドイツ史研究者である著者の答えを一言でいえば、ヒトラーとナチ党は 独力で権力に到達したのではなく、ナチ党以外の既成の右派政党、経済界、地主貴族、軍部などの 保守派がヒトラーとナチ党を必要とした結果として、彼らの力を借り受けて政権入りを果たした、 というものである。・・・・
12月お05日<北斗七星> 「たけぞう」が「むさし」に生まれ変わった場面を吉川英治は小説『宮本武蔵』に描いた。 暴れん坊だった武蔵が沢庵和尚に捕まり、亡霊が出る白鷺城の天守閣にある「開かずの間」に 幽閉される。武蔵はここで3年間、万巻の書を読み呻吟と思索を重ね、見違えるような 人物となっ出て来る話だ。・・・・経営の神様、松下幸之助は「万策尽きたと思うな。 自ら断崖絶壁の淵にたて。その時はじめて新たなる風は必ず吹く」と説いた。吉川英治は 暗闇の開かずの間を光明蔵と言い換えた。試練を越えて人は輝き、社会は進歩する。
11月19日<北斗七星> 向き不向きより前向きよ!--社員教育コンサルタントの朝倉千恵子さんはかって大きな借金を抱え、 会社勤めの後、深夜まで居酒屋でアルバイトをしていた。明るく働く店長に「水商売に向き不向きって ありますか?」と問うた。その返事が冒頭の言葉。「向いている、向いていないを考える前に、 前向きにチャレンジすること。一生懸命トライしていると必ず上達するものよ」と励まされた。 『すごい仕事力』で知った。・・・・
11月14日<北斗七星> ・・・公明党が結成されたのも冷戦真っただ中。誰も本気にしない「大衆福祉」を スローガンに対話の力で社会変革をめざした。「総点検運動」などの”武器”を繰り出し、 「福祉なんて政治のすることではない」と冷笑する既存勢力と闘い続けた。・・・ 公明党議員のたゆまぬ努力によって、日本の政治が大きく変化したことは歴史が証明している。
11月01日<大阪の発展へ「賛成」を 「都構想」住民投票 きょう開票> 大阪市を廃止して四つの特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う2度目の住民投票は、 きょう1日、投開票される。都構想に賛成の公明党大阪本部(代表=佐藤茂樹衆議院議員)は 10月31日、市内各地で街頭演説「都構想まちかど説明会」を開催し、賛成多数による都構想の実現へ、 絶大な支援を呼び掛けた。  このうち、東淀川区の阪急上新庄駅で街頭に立つた北側一雄党副代表は、今回の都構想の制度案 (協定書)の内容は「5年前(の住民投票)と全く違う」と強調。大阪市の特色ある住民サービスや 区役所機能の維持、大幅なコスト抑制など「公明党の主張で大きく改善された」と力説した。・・・
10月23日<北斗七星> ・・・政治学者の吉田徹氏・・『アフター・リベラル』・・・・リベラリズムは個人の自由を 尊重するが、「必然的に他人との差異が作り出され、結果として社会が対立と分断で覆われる 可能性が出てくる」。それは「個人を社会的に包摂する原理が貫徹されて」いないところに 要因があるのであって、経済的平等に敏感になり、社会的平等の優位性を回復し、「教育、 労働といった生活領域を基盤に共通点を探り当てていくこと」が重要と論じる。 ・・・・
10月16日<北斗七星> ・・・国連食糧農業機関(FAO)によると、世界人口の9人に1人に当たる8億2000万人以上が飢えや 栄養不良に直面。その裏側では、世界で生産された食料の3分の1に当たる13億トンが毎年捨てられている。 ・・・・今年のノーベル平和賞には、飢餓に苦しむ人のために各地で食料支援を続ける国連機関の 世界食糧計画(WFP)が選ばれた。・・・・
10月02日<100年に1度の移動革命「空飛ぶクルマ」 国内初、有人飛行機試験に成功  23年の実用化をめざす> 「慶応義塾大学 中野冠教授」有人飛行成功は実用化に向けた重要な一歩で感慨深い。・・・ 日本では離島や山間部、地方の都市や空港間での移動手段として地域活性化に役立ってほしい。 ・・・・・
09月28日<ヴィトゲンシュタイン 明確化の哲学 大谷弘著> [言葉の分析と「よく生きること」]・・・・ 著者によるとヴィトゲンシュタインの哲学は「よく生きること」に役立つという。ヴィトゲンシュタインの哲学が、 言葉の分析にあることは間違いない。しかし、それは言葉を論理的に分析して終わりというわけではないのだ。 そうすることによって、まず私たちは「誠実に生きる」ことができるという。たしかに、言葉を曖昧にとらえて 人と接するとき、時に私たちは他者を傷つけたり、他者の可能性を制限したりしてしまうことがある。 ・・・・著者がヴィトゲンシュタインの哲学から見出すのは、 現場主義である。ある言葉が使用される現場に目を向けることで、そこで言われている内容をより 明確化するということだ。言い換えるとそれは、この世の中で人間が行っている多様な実践を 「よく見る」ことだという。私たちがよく生きることができないのは、言葉とそれを取り巻く現実を いい加減に見ているからにほかならない。
09月26日<コロナから雇用守る 雇調金特例、延長を 家賃支援 迅速な給与へ審査円滑に> 「雇用支援」・・・雇い止めや解雇、失業率の増加に手を打たなければならない。特に、雇用調整助成金は 雇用の維持に大きな力を発揮している。額を増した特例を9月末から年末までに期限を延ばしたが、より 長期的な視点を経営者に持っていただくためにも、特例を来年3月末まで延長するよう公明党として 政府に要求していきたい。「家賃支援」・・・・
09月25日<コロナ禍 新たな雇用危機に対処を 解雇6万人軽視できず  雇調金拡大など 迅速な対応評価>
09月21日<65歳以上、最高28.7% 「敬老の日」で総務省推計 就業者は16年連続の増加>
09月18日<菅内閣が本格始動 首相「成果挙げ期待に応えたい」> (ちなみに、公明党支持母体の創価学会原田会長は、「成果主義ではなく結果主義で行きたい」と 年頭に述べた。)
09月18日<党大会で山口氏再任へ 党代表選 立候補受付締め切り> 公明党代表選挙・・・・、
09月16日<自公が連立政権合意 コロナ禍の国難を克服 産業・雇用守り 国民生活に安心> 自民党の菅義偉総裁と公明党の山口那津男代表は15日午後、国会内で会談し、菅総裁の選出に伴い、 新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ新たな連立政権合意書を確認し、それぞれ署名した。・・・、
09月12日<独が財政協力に方針転換 南欧諸国の経済危機を恐れる 法政大学名誉教授 長部重康> ・・・これまでドイツは北の契約国とタッグを組んできたが、5月にフランスのマクロン大統領が補助金中心の 復興基金設立を提案すると、ドイツのメルケル首相は180度転換して、支持に回った。危機と闘う独仏協調を 演出したかったからだが、同時に欧州経済の将来への強い懸念が後押しとなった。・・・(ジャーナリズムとか 文系大学教授の政治家に対する失礼が、ここにもあれわれている。メルケル首相のヒューマニズムを、単なる 戦略のように言っている。マクロン氏との同調は、きっかけかもしれないが、もともとそうしたかったからだろう。 メルケル首相は、もと東ドイツの出身である。)、
09月10日<北斗七星> 銀幕のスター、原節子。95歳で世を去ってから5日で5年を迎えた。・・・圧倒的な気品と存在感。 『キネマ旬報』の「20世紀の映画スター」で日本人女性1位にも輝いている。そんな原が遺した言葉が 「自分を卑しくすると、あとでさびしくなる」。・・・原は先に紹介した言葉の前に、「損得でものを しゃべったり、行動したことはございません」と述べている。損得勘定で善意を逆手に取る行為が横行 すれば、「善と道徳によって支えられる社会」(マイケル・サンデル)は崩れる。・・・
09月07日<追悼 山崎正和氏 政治との関わり  兵庫県立大学理事長 五百旗頭真> 無政府状態の恐ろしさを危惧 ・・・山崎氏にとり政治社会への感覚を培う上で決定的に重要だったのが、 日本の敗戦を満州で体験したことであったと思われる。無政府状態の恐ろしさは、「どんな悪い政府でも 無政府よりまし」との認識を山崎氏に植え付けた。満州に南下したソ連軍は、ペストが流行すると、その 地区を包囲して火をつけ、出て来る者を機関銃で撃ち殺した。徹底した消毒である。14歳の時、帰国した 占領軍下の日本では、米兵がにこやかに子供達にものをくれる。同じく外国軍の占領下でもロシア兵とは 民度が違うことに山崎氏は驚いた。この原体験は、のちのちまで山崎氏がアメリカ文明の相対的健全さを 評価して揺れなかったことと無関係ではないであろう。
歴代内閣のブレーン役果たす ・・・高度経済成長を遂げ豊かさを手にしつつあった1960年代の日本だったが、 それへの異議を表明する者がいた。右の三島由紀夫と左の全共闘学生であった。日本政府にとって、70年安保を 乗り切るには大学紛争を治める必要があり、佐藤栄作内閣の楠田實主席補佐官は山崎氏を官邸に招いた。楠田氏は、 ケネディ米大統領のブレーン政治に共鳴し、日本でも社会の英知を集める政治を追求した。山崎氏らに大学紛争・・ につき検討を求めた。 ・・・大平内閣や小渕内閣のブレーン研究会に加わり・・・それ以上に山崎氏が親しく交わったのは、福田たけ夫・ 康夫の親子二人であった。康夫氏が小泉純一郎内閣の官房長官になった時、楠田氏が「官房長官を囲む会」を 組織したが、山崎氏も私もそのメンバーになった。・・・
「安定の中での改革」公明党の役割を評価  民主主義を奉ずる日本政治の安定が、山崎氏の政治関与の主眼であった。 一つ間違うと政治が崩れ落ちる危険を、山崎氏は強く意識しており、それ故にこそ氏は公明党の役割を高く評価した。 世紀末の小渕内閣において自民党と連立を組んだ公明党は、今日に至るまで自民党との立場の相違を超えて 政治の安定を支えてきた。野党が建設的役割を見失って原理的反対に傾く中、与党内の公明党が果たす安定の中での 改革という役割を、山崎氏は日本知識人の中で誰よりも注意深く見守ってきたと思う。
09月03日<自民総裁選 8日告示、14日投開票 出馬表明 菅、岸田、石橋の3氏> 菅義偉官房長官は、・・・「安倍晋三首相が全身全霊を傾けて進めてきた取り組みをしっかり継承し、 さらに前に進めるために持てる力を全て尽くす覚悟だ」と述べた。
08月29日<安倍首相、辞任表明> 持病悪化で継続困難 コロナ収束半ば、国民に「おわび」
<記者団に山口代表>政権の安定 大きな功績 突然の辞意に驚き、極めて残念・・・ お体をいたわって体調が回復することを望んでいると話した。
08月25日<トランプ氏 正式指名へ 共和党大会 再選へ公約、「米国第一」鮮明> 米共和党は24日、ノースカロライナ州シャーロットで全国党大会を開く。トランプ大統領を11月3日の 大統領選の候補に正式指名する。・・・副大統領候補にはペンス副大統領が指名される。・・・
08月24日<「読書」避けられた戦争 油井大三郎著> 本書は、ヴェルサイユ会議以降の主として1920年代の日本の歴史を「どうすれば戦争は 避けられたのか」という視点からあらためて検討し直したものである。・・・チャンスは、 1930年5月に日本が中国の関税自主権を承認し新関税協定を締結した時期である。重光まもる代理公使 は租界返還の提案を幣原外相にしていたのだから、「鉄道や鉱山の利権を保持して、日本軍の駐留権を放棄す」 べきだったとする。
08月13日<バイデン氏、黒人支持狙う、米副大統領候補にハリス氏> 米民主党のバイデン前副大統領(77)は11日、秋の大統領選でタッグを組む副大統領候補に 黒人女性のカラマ・ハリス上院議員(55)を選んだ。・・・・・・
08月06日<北斗七星> 大相撲7月場所で、再入幕したての元大関・照ノ富士が優勝を飾った。3年前に大関から陥落。 けがと病気に苦しみ、一時は序二段まで番付を下げた。何度も相撲をやめようと考えたが、 そのたびに師匠の伊勢ケ浜親方らに励まされたという。・・・・普通なら絶望的な状況から 立ち上がり、復帰するには、順調な時より何倍もの努力が必要かもしれない。 だからこそ復活のドラマは多くのファンの胸を打つ。・・・・
07月29日<北斗七星> ・・・・「『復水盆に返えらず』ですが、地面に落ちた水から芽が出ていくことが大事で、 今はその芽を成長させるのを楽しんでいきたいですね」「復水盆に返えらず」は・・・・・ 「一度してしまったことは、取り返しがつかないこと」にいう。確かに過去の事は消せない。 だが経験をばねにすれば未来は変えられる。「芽が出る」には「幸福や成功のチャンスが めぐってくる」という意味がある。あきらめなければ芽は出て育つ。水のこぼれた回数が 多いほど芽も多く出る。希望を持って挑戦しよう。
07月18日<落語を楽しもう 『紺屋高尾』身分を超えた究極の純愛物語>
07月06日<読書 『イメージの心理学 新装版』河合隼雄著> フロイトのエディプス・コンプレックス。それは彼が自分自身を探索して見いだした 体験知であり、「同性の親に対する敵対感情・・・」と概念化されると、真の理解から ほど遠くなるという。彼らが創始した深層心理学は「私」による「私」の理解の方法であり、 「私」自身にとっての経験であるイメージを重視する。著名なユング心理学者が、 芸術、宗教などさまざまな角度からイメージを論じる。
06月23日<スパコン「富岳」世界1位 計算速度ランク、「京」以来> 理化学研究所は23日、理研や富士通などが開発中のスーパーコンピューター「富岳」 (神戸市)が、スパコンの計算速度を競う「TOP500」など四つの世界ランキングで、 2位に大差をつけて1位を獲得したと発表した。TOP500で日本のスパコンが世界1位 になるのは、2011年6、11月に記録した理研の「京」以来となる。・・・・ 富岳は、京の後継機として14年に開発を開始。100倍以上の計算能力と、 省電力性能の向上をめざし、21年度の本格運用開始に向け開発、整備を進めている。 ・・・・
06月22日<「読書」じんかん 今村翔吾著 戦国の極悪人・松永久秀の人生> 戦国時代最大の極悪人といえば松永久秀弾正を指すことが多い。・・・『じんかん』 は常人ではできない三つのこと、「足利義輝将軍殺害」「主君の子、三好義興殺害」そして 「奈良東大寺大仏殿の焼き払い」をなぜ久秀が行ったのかを、彼の人生を辿ることで 明らかにしていく。・・・久秀が生きて関わってきた思いと行動のすべては、自分を 悪者のしても人を助け、世の中の正義を思ってのことだった。・・・・
06月17日<盲目の国学者 塙保己一の生涯 母の愛と人々への感謝を支えに、 長年の偉業を貫徹> 「私は幼い頃、母から日本の塙保己一先生をお手本にしなさい、と言われて育ちました」 ーー三重苦の聖女と呼ばれたヘレン・ケラー。・・・・・ 盲人でありながら、貴重な文献を日本全国から集め、41年の歳月をかけて編纂した 『群書類従』(全666冊)を刊行したにが彼の功績です。なぜ障がいを持ちながら、 この業績を残せたのか。・・・まず一つ、それは母の愛情です。・・・さらに、彼の 志に共鳴し、支援を惜しまなかった周囲の人々の存在がありました。・・・
06月16日<北斗七星> ・・・・従来の中世的な秩序の枠の中で、生き残るための戦いを徹底して実行し、結果的に 既存の古い秩序や価値観を突き抜けてしまったのが、信長の実像ではなかったかと。裏を返せ ば、革新や時代の刷新というものは、それ自体をめざすことでは生まれないのかもしれない。 コロナ禍という厳しい状況の中で、活路を開くための懸命の取り組みが、新たな社会を創造 する源になると信じたい。
06月11日<「下請けいじめ」許さず 政府 大企業に行動宣言を要請   リーマン時に横行 コロナ禍で再燃も> 政府は10日、大企業に対し、新型コロナウイルス流行で苦しむ下請け中小企業への 負担のしわ寄せを防ぐ行動宣言の策定を要請した。中小企業庁によると、2008年の リーマン・ショック時に横行し、その後の数年にわたり中小企業の生産性低下を招いた。 コロナ禍で利益を確保するため「下請けいじめ」が再燃すれば、雇用の7割を支える中小 企業の経営に深刻な打撃となる。
06月11日<北斗七星> 「利益を得ようとすることと、社会正義のための道徳にのっとるということは、両者バランスよく 並び立ってこそ、初めで国家も健全に成長する」6歳で父から学んだ『論語』の思想と実業界での 経験を基に「道徳経済合一」を説いた大実業家・渋沢栄一。それは幕末から明治の激動期を中心に 、私利私欲ではなく公益を第一にした仕組みに変える歩みだったともいえようか。 ・・・・”日本資本主義の父”は「信用すなわち資本」という言葉も残した。・・・・
06月10日<新型コロナが日本に問うもの 日本大学危機管理学部 先崎彰容教授> 新型コロナで浮き彫りになった日本社会の課題は何か。・・・背景は主に二つある。一つは、 米国を中心とする新自由主義経済に基づく世界経済の過剰競争だ。・・・もう一つは、 非正規雇用の増加だ。グローバル企業が業績を維持するために非正規雇用で賃金を抑えた ことで、国民の二極化を招いている。 ・・・・政治の世界では、10万円の特別支給金やマスクの配布など、政府の施策に対して シニカル(冷笑的)な否定や批判に終始している。 ・・・・そもそも、わが国では民主主義を権威・権力に対して善良な市民が批判し反対することだ という通念がある。むろん、批判精神は大切だ。だが、それを金科玉条のように掲げてしまうと イデオロギー(思想)となり、硬直化して柔軟に社会を見る目を失う。 ・・・・・グローバル化によって、長年経済的に豊かになることに価値基準が置かれてきた。 ・・・・・「手段」にすぎない金銭の獲得が「目的化」している。 ・・・・・今回の新型コロナは、社会経済活動がいや応なしに制約を受ける中で、グローバル化の 負の側面を浮かび上がらせた。われわれの生死観ともいうべき生き方そのものを見つめ直す契機であり、 「新しい生活様式」の中に組み込まねばならない。
06月09日<北斗七星> 数年前、北海道稚内市の宗谷岬を訪ねた。岬の突端には「日本最北端の地」と記されて碑が 建ち、海の向こうに目をやると、サハリンの島影がくっきりと見えた。稚内からの距離は わずか40キロほどだ。戦前、この島の南部(南樺太)は日本領で約40万の日本人が 暮らしていた。第2次大戦末期から旧ソ連の侵攻を受け、多くの犠牲者が出た。 その後、日本人は本土に引き揚げたが、日本人として樺太に渡った4万人以上の朝鮮半島 出身者は、島に置き去りにされた。日本政府は「朝鮮半島出身者は、もう日本人ではない」などと、 問題解決に消極的だった。まだ、ソ連と韓国には国交のない時代。戦後35年以上たっても、 一度も故郷に帰れず、望郷の念を募らせている人たちがいる、との訴えを聞いた 公明党の草川昭三衆議院議員(当時)は、この問題は日本人の責任だと痛感。 1983年に自らサハリンへ乗り込んだ。現地の当局者に「日本人が余計なことを 言うな」と怒鳴られても、引き下がることなく交渉を続けた。そして、サハリン残留の 韓国人と韓国に住む肉親との再会を実現。ここから自由往来や永住帰国への道が開かれた。 ・・・・・
03月09日<北斗七星> ・・・・最速163キロの「令和の怪物」と呼ばれる佐々木朗希さんは岩手県立大船渡高校を1日に 卒業、プロ野球・千葉ロッテの投手として新たな舞台に挑む。・・・今の子どもたちの状況に、 佐々木さんは「やることがあたえられない時に自分で考えてやることが、これから求められていくと 思う。時間をうまく活用してほしい」と励ましを送る。起きてしまったことは変えられないが、それを どう受け止め、どういう意味を持たせるかは、変えることができる。時間はかかるかもしれないが、 必ず意味あることにしていける。人には、その力がある。
03月05日<「米大統領選 民主党の指名争い」バイデン氏が躍進 サンダース氏と一騎打ちに> 米大統領の民主党候補指名争いで、14州の予備選などが集中する序盤最大のヤマ場「スーパー チューズデー」の投開票が3日行われた。中道派のバイデン前副大統領(77)が躍進し、 劣勢とみられた南部のテキサス州(代表者数228)をはじめ計9州で勝利を確実にした。 今後は3州を確保した急進左派のサンダース上院議員(78)との一騎打ちとなる。・・・・
03月04日<北斗七星> 「日本全国でひきこもり状態にある人は200万人以上にのぼり、その半数が中高年」 「対策を講じなければ、いずれ『ひきこもり1000万人社会』が訪れる」精神科医の 斎藤環氏は近著『中高年ひきこもり』でそう警鐘を鳴らす。・・・・ 辞書によれば「自立」の反対語は「依存」だ。しかし、人は何ものにも依存しないで 生きることはできない。むしろ、自立とは依存できる手段が多い状態とする考え方も ある。ひきこもりは依存や甘えというより、依存先がないか限られ、社会参加できずに 孤立している状態ではないか。「自立」の反対語は「孤立」かもしれない。・・・
02月24日<サンダース氏が圧勝 米民主指名争い第3戦> 米大統領の民主党候補指名争いの第3戦、西部ネバダ州党員集会が22日(日本時間23日) 行われた。サンダース上院議員(78)が2位以下に大差」をつけて勝利を確実にした。・・・
02月22日<サイード著作から考える 21世紀の知識人とは  東京大学大学院教授 歌人 坂井修一>[自由を失っていないか 自己相対化は可能か] 「知識人とは亡命者にして周辺的存在であり、またアマチュアであり、さらには権力者に対して 真実を語ろうとする言葉の使い手である」(『知識人とはなにか』)・・・・ 心ある人々が、主体的・能動的に次の時代をつくっていくチャンスを失わないこと。それこそが、 サイードの著作の目的と思う。願わくは、私のような老学徒にも、わずかでもそのチャンスが あらんことを。
02月17日<北斗七星> ・・・東京医科大学の落合孝広教授を中心とするグループの研究結果で、 がん細胞から分泌される「マイクロRNA(リボ拡散)」の血中濃度からがんの有無を判断する。 近いうちに、がんの種類が分かる装置も実用化されるという。がん撲滅をめざす公明党は、 これまで「がん対策基本法」の制定をはじめ、がん検診無料クーポンの推進、がんの早期発見に 役立つ診断法の開発支援に力を入れてきた。それが実を結ぶ日が近づいている。
02月07日<チェコ元大統領 ハヴェルの著書を読む 国際ペン副会長 堀武昭> ・・・ハヴェルが全体主義や資本主義に強い警戒心を抱くに至った思考の遍歴が、まるで螺旋階段を上がるような手法で 見事に描き出されている。それはハヴェルが主張する「ディシデント・メンタリティー」(反体制信念)、つまり、 自分という存在を真実そのものにすべてをかけた「内的信条」「行動の背景」を思想遍歴をなぞりながらフォローすることが できる。個人がこうした信念で活動すれば政治的、経済的に政府の権威、ないしは社会全体が共有する関心事で緊張を もたらすことは避けられまい。しかしそれは結果であって、本質は市井の個々人が求める人間らしい普遍的良心に根ざす 個人の尊厳に帰着する。 ・・・・
01月15日<北斗七星> ・・・「シュンペーターが定義した『イノベーション』という概念は、技術革新という狭い意味の 訳語では本質をとらえきれない」(読売」というのは、至言だろう。次世代通信規格「5G」本格的 サービスが今春、日本でもスタートする。 ・・・・
01月14日<中東の緊張緩和へ連係 安部首相、サウジ皇太子と方針一致> 安倍晋三首相は、12日(日本時間13日未明)、サウジアラビア北西部ムラーでムハンマド皇太子と 会談した。首相は中東地域で日本関係船舶の安全を確保するため海上自衛隊を派遣することを説明し、 理解と協力を要請。皇太子は「日本の取り組みを完全に支持する」と表明し、両国が中東の安定や 航行の安全に関して連携して当たる方針で一致した。・・・・
01月13日<緯度経度 世界は今 米・イラン対立 緊張収拾もリスクは消えず  ジャーナリスト城山達也> 「紛争の拡大臨まず 民間機撃墜は誤射」 イラク駐留米軍は3日、トランプ大統領の指示で、イラン革命防衛隊の精鋭組織を率いるソレイマニ司令官を 空爆で殺害。イラン側は報復としてイラク領内の米軍施設に弾道ミサイルによる砲撃を行うなど、新年早々、 イラン情勢が緊迫した局面を迎えた。  米軍はイラクの親イラン派勢力支援のため首都バグダットの国際空港付近にいたソレイマニ司令官の車列を 無人機で攻撃した。司令官はエリート軍団である革命防衛隊の中枢を占め、反米工作を担っていたとされる。 トランプ大統領は同司令官が中東で米外交官や米兵を標的に攻撃を企ててきたとし、「防衛的行動」だと強調した。 ・・・・ 「核保有に近づけばイスラエルが攻撃」 ・・・・今回の緊張は収拾の見通しだが、一方でイラン側はウラン濃縮などの核開発を再開するとしている。 イランが核保有に近づけば、イスラエルが予防攻撃を行う可能性があり、イラン・リスクが消えることはない。
01月12日<新成人にエール フリーアナウンサー 魚住りえさん> ・・・どんなに歳を重ねても覚えていてほしいことが一つあります。それは、「話をよく聞く」 ことです。何気ない家族や友人との会話、授業での先生の話、会合でのどなたかのスピーチ、 講演会など、人の話を聞く機会は山のようにあります。人が話す内容には必ず発見があり、 学びがあるものです。集中して話を聞くことは、なかなかエネルギーを使うことですが、 こう思ってください。「どんなに見聞を広めようとも、自分の知っている世界など小さいもの だ」人の話をよく聞いて理解し、自分の成長の糧にするのです。たくさんの知識を得ることで、 自分の引き出しがどんどん増え、中身の濃い魅力的な人間になります。 ・・・・
01月09日<米世論は強硬論優勢 ロイター調査 7割超が武力反撃支持> ・・・イランが米軍に先制攻撃を仕掛けた場合の対応で、米国民の7割以上が 「軍事力で反撃すべきだ」と回答したとする世論調査を公表した。・・・・ 踏査は3~6日、イランによるイラク駐留米軍基地へのミサイル攻撃前、105人 を対象にインターネトを通じて行われた。それによると、イランの軍事攻撃に対し、 34%が、「軍事標的への空爆による限定的対応」、37%が「地上部隊派遣に よる全面的対応」をそれぞれ主張。「外交だけの対応」は8%にとどまった。 一方、ロイターが6,7の両日、1115人を対象に実施した調査では、 トランプ米大統領の対イラン政策に関して53%が「支持しない」と回答。 先月中旬の調査から9ポイント上昇し、事態悪化を招いたトランプ氏への不満が 高まっていることも明らかになった。
01月09日<北斗七星> 「令和」の考案者とされる国文学者の中西進氏は、万葉集の歌の原点に「和を以って貴し」とする 聖徳太子の「十七条憲法」の理想があるという。第十条の「憤ったり、それを顔に表したりせず、 人が自分と違っても怒ってはならない」(趣意)に注目し、こう語る。「人は自らを賢いと思うから こそ心に怒りを抱いたり、顔に出して怒りを示したりして戦争する。これに対して太子は、わが身を 顧みれば人はみな凡夫であるとし、怒りをおさめ、和を大切にしようとした」・・・・
12月28日<政府、自衛隊を中東に派遣 公明の主張で閣議決定に 北側副代表に聞く> ・・・今回の派遣の法律上の根拠は、防衛省設置法の「調査・研究」です。調査・研究は、本来は 防衛相の命令だけで可能で、普段は日本周辺の哨戒監視活動をする程度です。ただ、中東は遠く離れており、 緊張ある地域です。単に防衛相の命令だけで派遣すべきではない。「調査・研究」で、世界中の「どこでも」 「いつでも」自衛隊を派遣できる先例にすべきではない。シビリアンコントロール(文民統制)を徹底する 必要があると、公明党は考えました。・・・・
12月12日<英総選挙、保守党勝利ならEU離脱 きょう投開票> 英下院(定数650)総選挙は12日投票が行われ、即日開票される。 ジョンソン首相率いる中道右派の保守党が勝利して過半数の326議席以上を獲得し、 公約に掲げた「来年1月末の欧州連合(EU)離脱」を確実にできるかが最大の焦点。 ・・・
12月12日<ノーベル化学賞 吉野さんにメダル授与 重みずっしり「実感湧いた」> ・・・吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)に、スウェーデンのカール16世グスタフ国王から メダルと賞状が授与された。 ・・・・
11月30日<「ips」活用 国挙げて 党合同会議で山中所長 国の継続的な支援訴え> ・・・公明党の文部科学部会と厚生労働部会などは29日、衆院第2議員会館で合同会議を 開き、京都大学ips研究所の山中信弥所長が、再生医療での活用をめざすips細胞備蓄(ストック) 事業などに関して講演し、国の支援の重要性を訴えた。 ・・・・
11月29日<ips細胞 活用進めて 山口代表らに難病「FOP」の青年 備蓄事業の支援継続訴え> 公明党の山口那津夫代表は28日、国会内で、全身の筋肉などが骨に変化する指定難病「進行性 骨化性線維異形成症(FOP)」と闘う山本育海さん、母親の智子さんと会い、同症の治療への活用が 期待される再生医療用ips細胞(人工多能性幹細胞)の備蓄(ストック)事業への支援継続を求める 要望を受けた。浮島智子衆議員が同席した。育海さんは、言葉を発するのに困難が伴う症状にありながらも 「ips細胞」(の活用)は病気や難病に役立つ研究だ」と強調し、打ち切りが懸念されるストック事業 への国の支援を「継続できるように応援を」と声を振り絞った。 ・・・・
11月28日<北斗七星> ・・・物理学者・随筆家の寺田寅彦は「科学者はあたまが悪くなくてはいけない」と書いた。 理由はいい人は見切るのが早いこと。いわく「頭のいい人は見通しが利くだけに、あらゆる道筋の 前途の難関が見渡される。(中略)そのためにややもすると前進する勇気を沮喪しやすい」 「何か思い付いた仕事があった場合にでも(中略)大した重要なものになりそうもないという見込みを つけて着手しないで終わる場合が多い」一方「頭の悪い人は前途に霧がかかっているために 却って楽観的」「脇目もふらずに進行して行く。そうしているうちに、初めには予期しなかった ような重大な結果に打つかる機会も決して少なくない」とした。やりもせずに見切るにのではなく、 試みることを勧めたのだ。・・・・
11月26日<北斗七星> 作詞家の秋元康氏はAKB48の1期生を前に、こう語ったことがあった。「将来レコード大賞に ノミネートされ、NHKの紅白歌合戦に出場できる日が来るだろう」2005年当時、1期生は 14歳前後。「緊張しながら夢物語として、僕の話を聞いていたと思う」と、『1分後の昔話』で 明かしている。ところが、その後の活躍はご存じの通り。レコード大賞を獲り、4年前の NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌も担当。今年も紅白歌合戦に出場する。 「『まさか』は起こるんだ。歩き出せば夢は近づく」。氏の言葉は万般に通底しよう。
11月23日<軍事情報包括保護協定「GSOMIA」終了せず 韓国、事実上の延長方針> 韓国政府は22日、日韓の軍事情報包括保護協定(ジーソミアGSOMIA)について、 「いつでも失効が可能という前提で終了通告の効力を停止する」表明し、協定を 事実上延長する方針を発表した。また、韓国が日本の輸出管理強化措置を世界貿易機構 (WTO)に提訴したことに関し、日韓の対話が続く間は提訴手続きを中断すると 明らかにした。
11月12日<両陛下、笑顔でパレード 即位祝福 沿道に11万9千人> 天皇陛下の即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」が10日午後行われた。 ・・・両陛下はこれで、国事行為である即位の礼の五つの儀式を全て終えた。
11月08日<人類はまだまだ未熟 国立天文台副台長 渡辺潤一> ・・・・人類は知的文明としてはまだまだ未熟であり。もし他の知的文明と コンタクトできたとすれば、確実に相手方の方が進んだ、成熟した文明に なっていることだろう。実は、そいうした宇宙人は地球人をすでに見つけて いるが、あまりにも未熟なのでコンタクトしてきていないだけなのかも しれない。
10月31日<北斗七星> ”食欲の秋”。・・・平均寿命とともに、自立して生活できる健康寿命をいかに延ばすかが 国の重要課題。・・・「野菜をたくさん食べるようにすること」を実践している・・・・
10月28日<北斗七星> 10年前、建設中止で揺れる群馬県・長野原町の八ツ場ダムを取材した。・・・・ 台風19号では、河川の堤防決壊や氾濫などで甚大な浸水被害が広がった。試験的に水を 貯めていた八ツ場ダムも大雨でほぼ満水に。結果、下流の利根川で大きな氾濫を回避できた と分析され、地域住民から感謝の声があがっている。・・・・
10月27日<座礁軸> ・・・・「読むことは豊かな人間を、書くことは確かな人間をつくる」。哲学者の フランシス・ベーコンの箴言だ。・・・・
10月25日<アインシュタインの旅行日記> ・・・・「日本人は正当にも西洋の知的業績に感嘆し、成功と大いなる思想をめざして科学に没頭しています。 しかし西洋より優れている点、つまりは芸術的な生活、個人的な要望の簡素さと謙虚さ、そして日本人の心の純粋さと 落ち着き、以上の大いなる宝を純粋に保持し続けることを忘れないでほしいのです」・・・・
10月24日<習主席訪日へ関係発展 安倍首相中国特使。王岐山氏と一致> 安倍晋三首相は23日、中国の習近平国家主席の特使として来日した王岐山国家副主席と会談し、来春に予定している 習氏訪日を成功させるため、両国関係を一層発展させていく方針で一致した。・・・・
10月22日<天皇陛下 きょう即位の礼 海外賓客約400人> 天皇陛下が即位を国内外に宣言される「即位礼正殿の儀」が22日午後、皇居・宮殿「松の間」で 国の儀式として行われる。・・・・即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」は、台風19号被害を踏まえて 11月10日に延長された。
10月20日<底流するナショナリズムの熱情 様々な角度で日本への思い記す   文学者が診たオリンピック 鎌倉文学館館長 富岡幸一郎> ・・・近代スポーツの祭典たるオリンピック。そして「国民」いう意識を読み書きを通して 涵養していった近代文学。そこに底流するものは、国家や民族というナショナリズムの自覚である。 日本人が初の金メダルを獲得したオランダのアムステルダム大会を取材した谷譲次は、「ああ、 スポウツにかりて白熱する帝国主義!」と書いた。1936年のヒットラー政権下のベルリン大会に ついては、武者小路実篤が「観戦記」を記している。・・・・
10月07日<「孤絶ーーー家族内事件 読売新聞社会部編> 私は、優れた報道は、暴力性を帯びた危険なものだと思っている。社会の実態に鋭く迫れば迫るほど、 読者や視聴者、そして当事者を、見たくない現実に直面させることになるからだ。・・・・ 公然化、社会化することによって、個々の「傷」は、他人事ではない現実として、みんなで 共有しあえるはずだ。そのために、あえて、当事者たちの「傷」を取材・報道するしかないという 覚悟がよく伝わる労作だ。
10月04日<連立20年の自公政権 日本に「政治の安定」 改革の「要」の役割果たす> ・・・自公連立は「保守」と「中道」の組み合わせである。その「中道」公明党の政治路線は 結党以来、イデオロギー優先ではなく生活者中心、対決一辺倒 ではなく合意形成の政治、左右の極端に走らず、かつ、急進的ではなく漸進的、といった発想と 行動様式を貫くものだ。・・・・
10月04日<北斗七星> ・・・「男性は男性らしく」「女性は女性らしく」との決めつけもジェンダーの固定化につながる 懸念がある。米英などで「紳士・淑女の皆さん」という定番の呼び掛けを行わなくなっているのは、 LGBT(性的少数者)への配慮だけではないだろう。「看護婦」が「看護師」と改称されたように、 日本でもジェンダーに対する認識は着実に変わりつつある。だが、国際社会の中では遅れが 目立つ。誰もが「自分らしく」生きることができる。それが一人一人が輝ける社会ではないか。
10月03日<日本は「安定のモデル」 山口代表、ブレマー氏(国際政治学者)と会談  ”平和”重視の公明が貢献 多国間協調でリーダーシップを> ・・・ブレマー氏は、日本の政治、社会の安定が世界でも際立っているとして「世界中の 先進民主主義国家の中で、現段階で日本が最強のリーダーシップを誇っているのは間違いない」 と述べた。・・・・
10月02日<文部科学大臣政務官 佐々木さやか氏 「教育のための社会」めざす> ・・・子どもたち一人一人が、力を十分に発揮し、可能性を開いていける「教育のための社会」 の構築に尽力します。心豊かで活力ある「文化芸術立国」をめざします。・・・・
09月30日<あすから幼保無償化 3~5歳児 全世帯対象 保育所4など増設も> 公明党の長年の主張が結集し、幼児教育・保育の無償化が、あす10月1日から 全国で始まります。・・・
09月26日<オクタイ副大統領と会談 両国の協力を深化へ 経済連携協定 締結に期待 「トルコで山口代表」> ・・・山口代表は「早期締結が期待される日トルコ経済提携協定は経済分野だけでなく、地域の安定など 幅広い意味を持つ」と指摘。・・・・
09月25日<多次元統合防衛力 何をめざすのか 小川和久静岡県立大学特任教授に聞く> (防衛大綱76年「基盤的防衛力」自衛隊の「存在による抑止」を目指した。 95年大綱、同じ「基盤的防衛力」だが抑止重視から対処重視に転換。 10年大綱「動的な抑止力」を重視する。 13年大綱「統合機動防衛力」に至る。)
<宇宙・サイバー・電磁波の3領域で同盟関係を強化> ・・・第五世代戦闘機のF35・・・驚くべきはそのコンピュータの情報処理能力・・・ 偵察衛星が「○○国のステルス機が飛び立った」「日本に20機が向かっている」などの 情報をリアルタイムで関係部署に送り、AWACSなどその他のプラットフォームも情報を共有しあう。 それらをF35が自ら処理し、約500キロメートルくらい先にいる相手のステルス機を ”見えている”状態にできる。・・・・
09月23日<「読書」キリスト教と日本人 石川明人著 (島薗進評)> ・・・キリスト教が日本に根づかなかった理由を考える、これが本書の主要な論題だ。・・・ 自分たちこそ優位な文明の担い手であるとする宣教側と、支配地域を拡大しようとする植民地 主義の結びつきは明らかだ。それに対する日本側の防衛、反撃もときに苛烈になる。宣教師には 尊大な優越感に動機づけられた者もいれば、人々の苦しみの軽減のために目立たぬ働きを続けた 者もいる。「迫害」「殉教」「潜伏」・・・・そもそも宣教とは「信仰が伝えられる」ということ なのか。キリスト教信仰とは何かを正しく理解して回心したというよりは、力関係のなかで 自分に有利な道を選んだと見える例も多い。では、それはまちがったことなのか。そこから 著者の問いは、そもそも「信仰」とは何かというところへ進む。正統的な教義にこだわらず、 ときには全知全能の神の実在をも疑うような言葉を残しながら、人々を大きく包み込んでいった マザー・テレサのような人もいた。・・・
09月23日<北斗七星> 『「いいね!」戦争』は、ソーシャルメディアが兵器化した実態を報告する。過激化組織「イスラム国」の 手引書には、「メディア兵器は原爆以上」とある。残念なことに、虚偽情報は真実の6倍の速さで広がり、 最も速く遠くへ伝わる感情は「怒り」と。正常な社会が振り回されてはたまらない。解決策は、ソーシャルメディアを 遠ざけるのではなく、もっと使うことだ・・・
09月16日<「読書」とてつもない失敗の世界史(トム・フィリップ著) 皮肉とユーモアたっぷりに > 世に成功物語は多いが、これは、人類の失敗の歴史である。・・・本書を読むことで、ヒューリスティック (近道選び)やダニング・クルーガー効果(自信過剰のバイアス)といった自然に学ぶことができる。・・・
09月15日<第4次安倍再改造内閣発足 公明から赤羽国土相> 〇副大臣 復興副大臣ー横山信一 財務副大臣ー遠山清彦 厚生労働副大臣ー稲津久   〇政務官 文部科学大臣政務官ー佐々木さやか 農林水産大臣政務官ー河野義博 経済産業大臣政務官ー中野洋昌
09月12日<第4次安倍再改造内閣発足 社会保障全世代へ充実 初入閣13人 公明から赤羽国土相> ・・・{国土交通相 赤羽一喜氏 党派超え災害対策の第一人者} 身長177センチ。体重90キロの偉丈夫。ラクビー全日本高校選抜に選ばれるなど、スポーツで 鍛えたバイタリティーと商社マン時代に培った国際感覚には定評がある。・・・信条は、 「事実は現場にあり」 ・・・・
09月05日<「主張」巨大ITと個人情報 利用者本位でデータの活用を> ・・・グーグルやアマゾンなど米巨大ITに代表される「プラットフォーマー」は、ネット通販や 検索といったサービスの膨大なデータを集めて活用、巨額の利益を上げている。・・・・ 最近では、就職情報サイト「リクナビ」を運営リクルートキャリアが、学生に利用目的を十分に 知らせず個人データを販売、全面的に謝罪する事態に発展した。・・・・
09月04日>当たり前、という言葉。『広辞苑』(第7版)では、「そうあるべきこと」とある。 だが、そうあるべきことは社会のありようによって変わる。見直さなければならないこともあろう。 ・・・・・
09月02日<韓国 GSOMIA破棄 日本は冷静に対応を 対抗措置”負の連鎖”招くだけ  (笹川平和財団 渡部恒雄・上席研究員)> 日本が輸出管理における手続きを簡素化するなどして優遇する「ホワイト国」(優遇対象国) から韓国を除外したことに絡め、韓国はGSOMIAを破棄した。GSOMIA破棄は、日米韓の安全保障協力 体制を弱め、東アジア地域を不安定化させる。・・・・韓国の文在寅政権は、・・・米国との 軍事関係よりも、北朝鮮との和解や統一に重きを置いている。・・・・ここで日本の 対応は報復ではなく、国際秩序を守ってルールに則り、問題点を指摘することだろう。 ・・・・・
08月29日<「主張」韓国の優遇除外 兵器の不拡散に重要な措置> 政府は28日、安全保障上の輸出管理における手続きを簡素化するなどして優遇する 対象国「グループA」(旧ホワイト国)から、韓国を除外する措置を活動した。 ・・・実際、日本の港に仮陸揚げ貨物として積み降ろされたドイツ製高級車が、 韓国に輸出された後、北朝鮮に渡っていたことも明らかになっている。防弾仕様 の高級車であるため軍事転用が可能だ。 ・・・韓国がすべきことは、安全保障貿易管理の体制を強化し、兵器の不拡散で 日本と強固な協力関係を築くことだ。
08月28日<カード決済も実質値引き -大手各社ー 消費税率10%でポイント還元> 10月の消費税率引き上げに合わせて政府が導入するポイント還元を巡り、ジェーシービー (JCB)などのクレジットカード大手が、利用者に請求する段階でポイント分を実質的に 値引きする方針であることが27日、分かった。・・・実質値引きを検討しているのは、 JCBのほか、三井住友カード、クレディセゾン、ユーシーカード、イオンフィナンシャル サービス。いずれも、中小の小売店で決済すると5%、大手コンビニなどに加盟する フランチャイズチェーン(FC)店で支払うと2%が、請求書から割り引かれる。・・・
08月23日<日韓軍事情報協定を破棄 韓国、輸出管理強化に対抗> 韓国政府は22日、日韓防衛当局間で軍事機密のやりとりを可能にする軍事情報包括保護協定 (GSOMIA)を破棄すると発表した。24日の延長期限までに日本政府に通告する。
08月21日<友好の伝統、次世代にも 党訪中団 南開大の周恩来に献花> 公明党訪中団の山口那津男代表・・・は、20日、天津市にある周恩来元首相の母校・南開大学を訪れ、今年の同校創立 100周年をテーマにした歴史展示会を視察するとともに、構内にある周元首相の像に献花した。
08月18日<「対談」全面禁止条約発効から20年ー対人地雷のない世界へ>(認定NPO法人 難民を助ける会理事長  長有紀枝さん & 公明党代表 山口那津男) 「長」息長い支援活動が奏功 - 「山口」日本の技術 世界に貢献 ・・・ 「長」新たな被害を伝える必要 - 「山口」輸出やめる国増やしたい ・・・
08月07日<緯度経度 世界は今 核の脅威広がる恐れ INF条約失効> 米国と旧ソ連が1987年に締結した中距離核戦力(INF)全廃条約が2日で失効し、無条約状態となった。 ・・・米側は、中国が積極的に新型中距離の開発・製造を行っていることから、今後は中国を加えた新たな 核軍縮の枠組み構築をめざしているが、中国は応じていない。・・・日ロ平和条約交渉が難航する中、 ロシアは中距離ミサイルにも対応可能な 対応可能な陸上配備型遊撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口、秋田両県への配備に反発 している。日本は冷戦期に、極東に配備された旧ソ連の中距離ミサイルの脅威を受けたが、同様の脅威 が再燃しかねない。(ジャーナリスト 城山達也)
08月05日<「核なき世界」めざして 設立10年の党核廃絶推進委員会 浜田昌良座長(参院議員)> ・・・核廃絶を本当に実現しようとする時、核廃絶という「理想」と安全保障(核抑止)という「現実」の ギャップを埋める必要がある。このギャップを埋め、イデオロギー(政治的立場)を乗り越えるには、 「被爆の実相」や「非人道性への共感」を基盤にして近寄る必要があるとの方針で取り組んできた。 ・・・・・・
08月04日<核軍縮へ日本の役割重要 山口代表と中満国連事務次長が会談 NPT会談めざし協力強化> 公明党の山口那津夫代表は2日、参院議員会館で、広島、長崎の「原爆の日」の式典に参加するために 来日している国連の中満泉事務次長(軍縮担当上級代表)と会談し、来年開かれる核拡散防止条約(NPT) 運用再検討会議に関して意見を交換した。・・・
07月06日<「真剣に声聞いてくれる」 女性と30代、公明が第一位> 「公明党は意見を真剣に聞いてくれる」--。このほどインターネット上で、与野党6党の参院選公約などを もとに若者政策の支持政党を選ぶ模擬投票が行われ、回答した14~37歳の男女のうち公明党が最も多く 女性票を集めた。30代男女の投票先でも1位となった。公明党を選んだ人からは「”3つの教育無償化”など 多くの政策で若者の声を聞いてくれる」などの声が寄せられた。・・・
07月XX日[読書]<資本主義と闘った男ーー宇沢弘文と経済学の世界 佐々木実著 (評 京都大学院教授 諸富哲)> 本書は、戦後日本を代表する経済学者、宇沢弘文の評伝の決定版と言ってよい。・・・ シカゴ大学教授となった宇沢は、アメリカの若手経済学者の憧れの的となり、夏季セミナーを主催して 彼らを鍛えた。そこからスティグリッツ、アカロフ、ルーカスといった俊英が巣立っていくのが、その当の 宇沢は、1968年に世界の舞台から忽然と姿を消してしまう。シカゴ大学教授を辞して、東京大学助教授 に転じたのだ。だがなぜ科学者としての名声の絶頂期に、日本へ帰国する途を選んだのか。・・・ 本書が素晴らしいのは、宇沢が特定の学問の狭い領域に閉じこもるのではなく、理論と現実を往復しつつ、 人間と社会を、その全体性において分析する意欲と才能を併せもった稀有な、そして傑出した社会科学者 かつ思想家として描きえた点にある。・・・・
<チョムスキーと言語脳科学 酒井邦嘉著 (評 宇波彰)> 通常われわれは、言語学は人文科学に、脳科学は自然科学に属していて、両者に関係があるとは思っていない。 著者はそのような境界を否定し、ふたつの学問を「科学的」に結合しようとする試みを、言語学者ノーム・ チョムスキーの理論をテーマにして行った。 チョムスキーのそうした仕事を確実に理解した著者は、自らも言語学と脳科学とを一体化しようとする。 人間の脳には、生まれたときから文法が組み込まれていて、それが「言語」を作り出す。「言語機能は 人間の脳の生得的な性質に由来する」のである。その言語機能のもとにある「普遍文法」は、「人為的に作られた ものではなく、脳が生み出すもの」である。個別的な「言語」は、この普遍文法を基にして「二次的に」 作られたものであり、言語よりも文法が優先する。「普遍文法」の形成は人間にとって革命的なできごと であるが、チョムスキーはそれを立証するために、 ・・・
06月30日<太宰治ゆかりの地・弘前 ”道化”の中に茶目っ気のある素顔    弘前市立郷土文学館 企画研究専門官 櫛引洋一> 太宰治は旧制弘高時代を振り返り、小説「津軽」に次のように書いている。「この弘前市には、 ほんものの馬鹿者が残っているらしいのである。(略)負けても負けても強者にお辞儀をする事を知らず、 自矜の孤高を固守して世のもの笑ひになるという傾向があるようだ。私もまた、ここに三年いたおかげで 、ひどく懐古的になって、美大夫に熱中してみたり、また、次のような浪漫性を発揮するような男になった」。 この頃太宰は、心酔していた芥川龍之介の自殺に強い衝撃を受け、義太夫を習いはじめる花柳界に出入りする など生活が急変。一方で、同人雑誌『細胞文芸』創刊(昭和3年)をはじめ、後の作家・太宰治へと繋がる 文学活動を盛んに行っている。・・・・その後、破滅的な生活の中から太宰が生み出した珠玉の名作は、 <永遠の青春の書>として今なお読み継がれている。
06月26日<安定の自公政権で日本のかじ取り 経済、外交、着実に成果    斎藤幹事長、佐藤(英)氏 不安あおる野党は無責任> 衆院は25日午後の本会議で、立憲、国民、共産などの野党4党1会派が共同提出した 内閣不信任案を自民、公明の与党両党と維新などの反対多数で否決した。 佐藤英道氏は、・・「不信任に値するとの説得力ある理由は見当たらない。党利党略の理不尽極まりない 不信任案だ」と野党側を糾弾した。
06月16日<公明こそ安定の要> ◎国民の声聞く政治貫く 山口代表 兵庫で高橋氏支援を訴え ーー兵庫 高橋みつお ◎命を守る政治進める --神奈川 佐々木さやか ◎希望持てる社会めざす --福岡 しもの六太
06月12日<年金の持続性ゆるがず 金融庁報告書 不安あおる言動慎むべき> 公明党の山口那津夫代表は11日午前、国会内で記者会見し、「人生100年時代」の老後の資金として 30年間で2000万円が必要との試算を示した金融庁審議会の報告書に関して、「政府として丁寧に 説明すべきだ。公明党への事前報告もなく、いきなり誤解を招くものを出してきたことに対し猛省を促したい」 と激しく指摘した。・・・
05月19日<日本外交150年の歴史 創意をこらしてリスクを最小限に 「誠実と穏健」な姿勢で信頼築く   外務省「日本外交文書」編集委員長 波多野澄雄> ・・・大正期の外交官で、国際連明でも活躍し、外相も務めた石井菊次郎は自著において、外交官の理想としては、 ビスマルクのように「経綸と折衝とに兼ね長じたる者」であるが、日本の外交官には、「誠実と穏健」が求められる 資質である、と書いている。・・・・「誠実と穏健」は信頼関係を築くための最も重要な資質として、20世紀の 外交官の基本に位置していた。それが文字通り発揮されたのは1920年代の国際連盟であった。常任理事国であった 日本は、新渡戸稲造ほか杉村陽太郎、安達峰一郎、長岡春一、佐藤尚武、そして上記の石井ら有能な大使を送り込んだ。 かれらは連盟の要職を占め、公正で誠実な態度で職務をこなし、「他国の模範」として高い評価を受けた。・・・ こうした日本型外交は、自由で開放的な国際環境に適合的であったが、閉鎖的な地域秩序と軍事大国をめざした 1930年代には不適合を起こし、「誠実と穏健」だけでは乗り切れない場面が増えていった。・・・ 戦後の日本外交も、アメリカ主導の開放的な国際秩序に適合しながら、経済成長の果実をもってアジア太平洋地域の 平和と安定のため独自の役割を模索した。・・・
05月11日<幼保無償化10月開始 300万人対象 3~5歳児は全員  大学・専門、来年4月から> 幼児教育・保育を無償化するための改正子ども・子育て支援法と、所得が低い世帯の学生を対象に大学、専門学校など 高等教育を無償化する大学等修学支援法が、10日の参院本会議で与党と国民民主党などの賛成多数により可決、 成立した。公明党の長年の主張が実現する。立憲民主党と共産党は反対した。いずれの無償化も、財源には、10月の 消費税率10%への引き上げによる増収分をかつようする。
05月09日<参院選 神奈川選挙区 佐々木さやか> 政治家を志した転機は東日本大震災です。弁護士として被災地での法律相談に携わる中で、既存の法律では 解決できない難題に直面。制度を変えることができる政治の道を歩む決心をしました。・・・ 制度のはざまにいる人に光を当てることにこそ、政治の使命があります。・・・性犯罪を厳罰化する110年 ぶりの刑法改正など80以上の法改正・制定に尽力してきました。国の未来を決めるのは、言葉ではなく、 行動です。希望の未来を開く、その責任を胸に、誰もが輝く社会を神奈川から構築してまいります。
04月28日<2019参院選 重要政策5つの柱 小さな声を、聴く力>参院選で公明党は、 5つの重要政策を掲げます。
1、「子育て安心」社会に。教育の無償化、待機児童ゼロ、児童虐待根絶へ。
2、着実な賃上げの実現。経済の好循環をさらに進め、実感を「家計」へ
3、希望ある”高齢社会”に。「認知症施策」「介護」「がん・生活習慣病」の強化で、 健康長寿延長
4、1人の生命を守り抜く。防災・減災・復興を社会の主流に
5、誰でもが輝く社会の実現。子ども・若者・女性・障がい者・性的マイノリティーなど、 誰一人置き去りにしない社会へ
04月21日<北斗七星> 地域の女性が語った。18歳になった孫に、期日前投票に一緒に行こうと誘ったが、「各党の 政策も知らないので」と断られた。そこで彼女は公明党の政策や地元の実績を語ったところ、 「その政策には賛成だから、私も行く」と答えてくれた。「ちゃんとした政治をしてくれる人を 選ぼうと思っているんだと分かって、うれしかったです」と笑顔がほころぶ。・・・・
04月10日<紙幣デザイン 新しく> 麻生太郎財務大臣は9日、紙幣のデザインを2024年度上期をめどに刷新すると発表した。 新しい肖像は、日本の資本主義の礎を築いた渋沢栄一を一万円札、女性教育を推進した津田梅子を 5千円札、日本近代医学の先駆者である北里柴三郎を千円札にそれぞれ採用。
04月01日<「道府県・政令市議選」公明候補は、ここが違う> ○小さな声を聴く力ー住民に寄り添い課題解決 ○議員ネットワークー国、地方の連携で多くの実績 ○説得力ある政策ー「100万人訪問・調査」を実施
03月31日<座標軸> 歴史学者、津田左右吉の歌を思い出す。「明日いかにならむは知らず今日の身の今日するわざにわがいのちあり」。
03月26日<県・政令市議選 29(金)告示、4月7日(日)投票> 「勝敗決する重大局面」告示まであと3日。全人脈へ総当たりを
03月17日<新・防衛計画の大綱 軍事技術の進化に対応 中期防総額の2兆円節減めざす> 「大綱と中期防のポイント」○宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域への対処が死活的に重要として、 優先強化 ○「多次元総合防衛力」を構築。新領域に陸海空を含めた「領域横断」作戦という新対処法を提示  ○短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機F35Bを18機新規に導入 ○海自護衛艦「いずも」型を改修し、 F35Bの搭載を可能に ○地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」2基を整備 
『専守防衛の範囲内で「いずも」改修も実施』・・・集団的自衛権とは、他国防衛のために海外で武力行使を する権利であるが、平和安全法制はそのような集団的自衛権の行使は認めていない。「わが国の存立が 脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」という、 ほとんど日本への武力攻撃と変わらないような厳しい状況下で、日本防衛のために行動中の米軍が日本より先に 攻撃を受けた場合、米軍を自衛隊が守るという内容である。どこまでも日本防衛のためであり、「海外で 戦争をする」ためではない。「いずも」型改修も他国攻撃ではなく、広大な排他的経済水域を持つ日本の 海洋防衛を確実にするためだ。 ・・・・
03月07日<北斗七星> お隣の中国。人口の増加を抑えるため1979年に始めた「一人っ子政策」を2016年に廃止した。 少子高齢化に危機感を持ったからだ。ところが、昨年の出生率は前年より200万連続の減少となった。 ・・・教育費が大きいのだろう。わが国の現状と、あまりに似ている。 ・・・・
03月02日<「主張」米朝首脳会談 非核化なき制裁解除あり得ぬ> 北朝鮮の非核化に向け、具体的な道筋が開かれるのではないかとの期待は裏切られた。トランプ米大統領と 金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の会談がベトナムの首都ハノイで開かれた。両者が会談前に楽観的な 見通しを示していただけに、予定していた合意文書の署名が見送られたのは予想外の展開と言わざる得ない。 ・・・・
03月01日<土方歳三(ひじかた としぞう)は「俳人」だったのか いまいずみ・じゅんのすけ氏> 新選組・土方歳三の生家(東京・日野市)の一部は現在、歳三の資料館になっていて、週二日ほどの開館日は けっこうにぎわっている。・・・が、壁に掲げられている歳三自筆の句集に目を止める人は少ないようだ。 しかし私にはこの「豊玉発句集」(豊玉は歳三の俳号)こそ最も興味深いものである。・・・冒頭に「差し向ふ 心は清き水鏡」の一句が置かれている。・・・司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」の中で、歳三の出来の悪い句が 沖田総司に徹底的にからかわれてしまう。この一節によって、歳三は「俳句が下手だった」という定説が 出来上がったらしい・・・新選組の生き残りを率いて奮戦後、銃弾がを浴びて絶命した。彼の背中に一枚の 短冊があり、「たたかれて音のひびきし薺(なずな)かな」の一句が記されている。 ・・・・
02月28日<米朝首脳会談 一対一で ハノイ 非核化と見返り焦点に> ・・・2回目の米朝首脳会談が27日、ベトナムの首都ハノイの高級ホテルで始まった。・・・ トランプ氏は会談冒頭で「会談は成功するだろう」と自信を示した。正恩氏は「全ての人が喜ぶ、 素晴らしい結果が出ると確信し、そうなるために最善を尽くす」と述べた。 ・・・・
02月27日<ロヒンギャ難民の子どもたちは今 ユニセフ現地報告会から> ミャンマーでの迫害と暴力から逃れるため、イスラム系の少数民族ロヒンギャの人々が難民となって 隣国バングラデシュに大量流入し始めてから1年6か月。劣悪な環境下に暮らす人々の総数は100万人 近くに膨らみ、そのうち半数を18歳未満の子どもが占めている。・・・難民たちは全ての面で支援に 頼らざるを得ない・・・支援スタッフが食べ物を届けなければ餓死するほかない。難民同士の対立や 暴力事件、受け入れコミュニティーとの衝突なども増えている。 ・・・・
02月23日<教育が社会の可能性を開く ”夜回り先生”水谷修氏も講演 しもの氏出版記念会> 公明党の石田のりよし政務調査会長は22日夜、福岡市内で開かれた、しもの六太・党教育改革推進 本部事務局次長の著書『君のために走り続けたい!』の出版記念会に出席し、あいさつした。・・・ 「国が教育に責任を持つとの哲学を示したものだ」・・・「教育は社会の可能性を開く。公明党は さらに教育支援の拡充に取り組む」・・・・記念会では、”夜回り先生”こと花園客員教授の水谷 修氏が講演。公明党の実績を挙げ、「忘れ去られた人をつくってはいけないとの一本の筋が通っている」 と述べた。 ・・・・
02月21日<「3月は強化月間」自殺防止対策を推進> ・・・・全国の15歳から39歳なでの死因第一位は自殺・・・ 「自殺総合対策大綱」には、「子ども・若者の自殺対策を更に推進する」ことが明記され、 具体的な施策として、困難やストレスへの対処方法を身に付ける「SOSの出し方教育」や、 SNS(ソーシャル・ネットワークキング・サービス)の活用も盛り込まれた ・・・・
02月18日<『読書』・「退行の時代を生きる」ジグムント・バウマン著伊藤茂訳> ・・・・「未来は希望と期待の住処から悪夢の場へと変貌した」のが現代であるとし、今やわれわれは、 「社会による救済を期待できない。それは、国家・社会が固定したものではなくなり、「リキッド」 (液状的)になってきたからである。国家・社会があてにならない今日において、ひとびとは「個人化」 へと向かうが、事実としても、たとえばストックホルムでは、市民の58%が一人暮らしであり、 死者の4人のうち1人が孤独死である。「個人化」とともに深刻化しつつあるのが、自分たちとは異なる 集団を排除する同族主義である。 ・・・・バウマンは、多くの文献・資料を使って、現代世界の危機的な状況を具体的に明らかにした。 ・・・・バウマン自身も明確な解決策を示すことはできないように見える。しかし、バウマンは、 あくまでも「対話」という手段によって、「退行の時代」に対応しようとする。 ・・・・
02月18日<北斗七星> ・・・・親切にすると「幸せ物質」と呼ばれる脳内物質オキシトシンが分泌される。人への親近感が増すほか、ストレスが消え、 幸福感が得られる。健康効果もある。ランニング中に陶酔感を味わうのは「ランナーズ・ハイ」。親切にすることで幸せな気持ち になるのは「ヘルパーズ・ハイ」と言う。『「親切」は驚くほど体にいい!』 ・・・・
02月17日<良い人間関係へ「傾聴力」をアップする 相手を尊重することが基本  否定せず、話し手の感情に寄り添う 特定非営利活動法人「日本傾聴ボランティア協会」の鈴木絹英理事長> (話を聞くときのポイント)○どんな話でも一度、受け入れる○共感した上で、相手を褒める ○上手なあいずちは①繰り返す②短く要約 ・・・・生きていると、普段の生活では吐き出しきれない、”心の澱”が徐々にたまっていきます。 それを他人とのおしゃべりによって吐き出します。個人が抱えているさまざまな問題について、 直接的な解決はできませんが、話を聞いてもらって、心が軽くなった人は自分の中から頑張る元気が 出てきます。 ・・・・
02月08日<創価学会、今夏の参院選比例区で「公明党」支持を決定> 創価学会は7日、東京都新宿区の学会本部別館で中央社会協議会を開き、 公明党が支援依頼した今夏の第25回参院選の比例代表について検討・ 協議した結果、公明党への支持を決定した。・・・・ 協議会では、公明党について、①「大衆とともに」の立党精神を貫き、 「軽減税率をはじめとした消費税引き上げへの対策」「未婚のひとりへけの支援」 など生活者の視点に立った政策実現に最優先で取り組んでいる。 ②少子高齢化に対応する「全世代型社会保障」構築への施設や、 国と地方が連携した「防災・減災対策」などを着実に実現、・・・ ③今回の参院選に向け、「良識の府」である参院にふさわしい見識と人格を 兼ね備えた実力ある人材を公認候補として擁立したーーなど挙げ、 党の基本姿勢と行動を評価。 ・・・・
02月05日<北斗七星> ・・・・権謀術数が渦巻く政治の世界にあって、公明党は合意形成の旗振り役として、着実に成果を 生み出して来た。・・・「困っている人の代表」・・・「必要な人に必要な支援が行き渡る」社会へ、 ・・・・
02月02日<「主張」[日欧EPA発効]自由貿易の価値、改めて示したい> 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が1日に発劫した。世界の国内総生産(GDP)の3割、 貿易総額の4割を占める最大級の経済圏の誕生となる。昨年末には環太平洋連携協定(TPP)が 発効しており、日本が参加する自由貿易圏は一層広がった。二つの協定発効は、日本のGDPを 約2.5%押し上げる効果があると政府は試算する。・・・・
01月30日<地方政治と公明党 社会活動家・法政大学教授 湯浅誠氏> 公明党とは、生活困窮者問題で、2007年以来の関わりがある。副福祉分野における政策課題は、 やはり公明党が頼りになる。最近も公明党の頑張りで、19年度の与党税制改正大綱に未婚のひとり親 の税負担軽減策が盛り込まれた。貧困問題に取り組んできた一人として感謝している。・・・
01月28日<読書「良き社会のための経済学」ジャン・ティロール著 村井章子訳> [中央大学名誉教授 中村達也評 「個人の幸福」と「全体の幸福」の両立めざし ] ・・・原書のタイトルは『公共善の経済学』。著者は、「市場の持つ力と規制に関する分析」で、 2014年にノーベル経済学賞を受賞したフランスの経済学者。・・・「経済学は、私的所有や 自己利益の追求を後押しするものではないし、ましてや国家を利用して自分たちの価値観を 押し付けようとしたり、自分たちの利益を優先させようとする人々に資するものでもない。 経済学は、市場がすべてを決めることにも、政府がすべてを決めることにも与しない。 経済学は公共善に尽くし、世界をより良くすることをめざす。この目的を達成するために、 全体の利益を高めるような制度や政策を示すことが経済学の仕事となる。経済学は、 社会全体の幸福をめざす中で、個人の幸福と全体の幸福の両方に配慮し、個人の幸福が全体の 幸福と両立する状況、両立しない状況を分析する」と。・・・ これまでの主流的経済学では、完全情報を持つ経済人(ホモ・エコノミクス)が前提とされてきたのに 対して、「情報の経済学」では、経済のプレーヤーたる個人、企業、政府が、不完全な情報の下での 行動が余儀なくされる。その際に大きな意味をもつのがインセンティブ(誘因)であり、 著者がこれまで精力的に取り組んできた研究分野がまさにこれであった。
そして印象的なのは、21世紀の経済学が20世紀の経済学から大きく方向転換すべきだとしている点 である。著者はこう述べている。「私たちは、社会科学が徐々に再統合される現場に立ち会っている。 再統合の歩みはのろいのかもしれないが、必然的だと言える。なぜなら、文化人類学、法学、経済学、 歴史学、哲学、心理学、政治学、社会学は、みな同じ人間、同じ社会を扱っているからだ。19世紀の 終わりまで、これらの学問は一つにまとまっていた。それを復活されるべきであり、多くの学問分野が 他分野の知識や技術に対して開かれた姿勢で臨む必要がある」。21世紀の新しい世代へのメッセージである。 (ジャン・ティロール  世界で最も影響力のある経済学者の一人。産業組織論、規制政策、 組織論、ゲーム理論、ファイナンス、マクロ経済学、経済と心理学などの分野で第一級の研究を行う。 1953年フランス生まれ。)
01月17日<信頼の政治へ切磋琢磨 自公政権国民の声反映しさらに> 公明党の山口那津男代表は16日午後、横浜市で開かれた党神奈川県本部の新春の集いに出席し、 自公連立政権について、「内外の重要課題を実行するためには政権の安定という基盤があってこそだ。 幅広い支持を得られるよう、自公両党で切磋琢磨していく」と力説した。 また、「国民の信頼を損なうようなことがあれば正常な軌道に戻るよう両党で引き締め会い、 しっかりと歩み進めていきたい」と強調。・・・佐々木さやか参院議員は「公明党のネットワークの 力で声を形にし、神奈川の発展を担っていく」と決意を述べた。・・・・
01月14日<読書 「逆転の大戦争史」 オーナ・ハサウェイ、スコット・シャピーロ著  野中香方子訳 (高崎経済大学准教授 三牧聖子評)> 1928年、日本を含む主要大国は、パリ不戦条約に署名し、紛争解決手段としての戦争を 放棄した。この不戦条約は、その後満州事変によって挑戦され、第二次世界大戦を防げなかったことから、 無意味な条約として忘却され、嘲笑されてきた。・・・しかしその成立は、武力行使一般を 禁じた国連憲章に結実し、戦争や征服が合法とされる「旧世界秩序」から、それらが違法と された「新世界秩序」への「逆転」をもたらし、国際平和に決定的な影響を与えたというので ある。・・・日本は満州事変を起こし、「新世界秩序」の最初の挑戦者となった。・・・ ペリーの砲艦外交によって開国させられた日本は、大急ぎで「旧世界秩序」を学び、戦争を 1つの手段として欧米に比肩する大国に成長した。この「旧世界秩序」での成功体験も災いし、 日本は、不戦条約への参加を単なる外交事例のように考え、「新世界秩序」への移行という 大きな意義を理解しなかった。中国への侵略という、「旧世界秩序」ではありふれた行為が、 「新世界秩序」ではいかなる反発を抱くかも予想できなかった。・・・
01月11日<北斗七星>「こどものころは、たれもが時代と地域をマユのようにして育つ」。 日本社会や市井の人々への温かな眼差しを向けてきた歴史作家・司馬遼太郎氏の言葉だ。 マユは蚕が動けない蛹の間、害虫などのから身を守るシェルターの役割をする。人格形成の 基礎を培う大事な幼児期。そこで質の高い教育を保障することは極めて重要だ。・・・
01月06日<「世界文学名作者伝」 夢野久作 「世界一」ユニークな探偵小説 >
  ・・・大みそかのま夜中に、猪と犬が町角で出会った。・・・犬は大きな荷物を持っていた。それは何? と猪が訊くと、これは犬の年の子どもがした良い事と悪い事を集めたものだ、と言う。そんな物をどう するのか?犬が答える。十二年後に戌が年がまた回ってきて、自分もくる。その時には戌年の子は25歳に なっている。良い事をした子には良い事をしてやり、悪い事をした子には罰を与えるのさ。猪が言う。 今年はまだ子どもだから誰でもいたずらをするよ。だけど成人したら理屈もわかってしなくなる。 なのに罰を食わせるなんて、酷だよ。犬は考えた。もっともだ。ではいたずらっ子が、二十五にもなって 悪い事をやめなかったら罰し、また良い子が悪くなっていたらほうびをやらないことにするよ。 猪は賛成した。・・・夢野は、「世界一の傑作探偵小説」を自負した。・・・童話も百四十四篇ある。
01月01日<新春対談 新時代へ!大衆とともに 山口奈那津男公明党代表  佐藤優氏>
  ・・・・・
山口 ・・・・日本の政治がさらに前へ進むには、新しい時代も大衆の”願い”を的確につかみ取ることが、 より求められるはずです。
佐藤 全く同感です。私は、基本的には時代とともに大衆の思考は健全化し、良識へ向かっていると思います。 一時的に逆風が吹いたとしても、人間主義に立脚し、平和を作り出すことを大衆は必ず理解してくれると、 私は楽観的に見ています。反対に、大衆を操作する対象として見るのは、大衆を蔑視した考えかたです。 私が公明党に良いイメージを持っているのも、その根を考えると、やはり大衆がいるからです。
山口 公明党には「大衆とともに」の立党精神が脈々と議員一人一人に受け継がれ、今も生きています。 この「大衆直結」の姿勢は、今後も変わることはありません。
・・・・

<2018>
12月16日<不可能性への挑戦 どこまでも 86歳で南米最高峰アコンカグアの登頂に挑む プロスキーヤー 三浦祐一郎さん>  「やるだけやって、限界まで頑張って、そこが頂上であれば、これ以上ない素晴らしいことだ」 ・・・1966年から85年にかけて、富士山と世界7大陸の最高峰でスキー滑降に成功。 70歳、75歳、80歳と人生で3回もエベレストに登頂し、その世界最高年齢記録を更新 してきた。・・・
12月15日<北斗七星>  時代にそぐわなくなったルールを変えることで、プラス効果が生まれる。この話などは、その一例だろう。 長年、厳格に分離された旅客と貨物を一緒に運ぶ「貨客混載」である。・・・・・
12月02日<ここが知りたい!軽減税率>  海外での導入状況
     フランス  ドイツ   英国    スウェーデン
標準税率  20%   19%   20%   25%
食料品   5.5%  7%    0%    12%
新聞    2.1%  7%    0%    6%
書籍    5.5%  7%    0%    6%
12月01日<北斗七星>  ・・・先月末、2025年に再び大阪での万博開催が決まった。・・・25年の大阪では、 社会の高齢化などが進む中で、心身ともの健康の実現や、持続可能な社会システムの構築を めざすという。世界各国から人工知能(AI)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などを駆使した 最新技術が結集し、世界共通の課題解決に向け、アイデアを創造・発信する場となる。 ・・・・
12月01日<政治の安定で公約実現 斎藤幹事長が訴え 兵庫セミナー 高橋氏も決意>  公明党の斎藤哲夫幹事長と高橋みつお国際局次長(参院選予定候補者=兵庫選挙区)は30日、 兵庫県西宮市で開催された党西宮総支部の政経セミナーに出席し、あいさつした。斎藤幹事長は 来年の参院選の意義について、「一番大事なことは政治の安定である」とし、「自公政権の下で 公約を実現していく政治を続けるのか、何事も決められない政治に戻すのかを選ぶ選挙になる」 と強調。・・・・
11月30日<古典を読みこなす 京都大学教授 鎌田裕毅 固有の言葉を身近な内容に貼り換えてみる>  古典とは長い時を経て人類が残した叡智の書物であり、人間や社会に関する変わらぬ真理を教えてくれる。 ・・・・カントの言葉に「認識論的転回」がある。何のことかイメージするのが非常にむずかしい。 しかし、「人は思い込みで世界を理解する」と言い換えてみたら、日常でもおきていることとすぐ分かる。 「認識論的転回」という哲学者の「ラベル」を、自分で身近な内容に貼り換えてみるのだ。ラベルを貼る際 には「キーワード」を見つけるとよい。・・・・得てして読者がイメージする内容は著者のイメージと 違っている。その場合には、キーワードに対する読者の判断を、一時的に停止しなければならない。・・・
11月29日<東電、廃炉資料館を公開 原発事故「おごりと過信」>  東京電力は28日までに、福島第一原発事故の経緯や廃炉の進捗状況について発信する「東京電力廃炉資料館」 (福島県富岡町)を30日の開館に先立ち報道陣に公開した。展示映像の中で事故の原因について、安全対策への 「おごりと過信」と説明している。東電が廃炉に関する展示を行うのは初めて。・・・・
11月27日<何か感じたら、即動く 著書『即動力』 「ロンドンブーツ1号2号」の田村敦>  即動のための5ヵ条 1、失敗しに行け 1、他人の評価は気にしない 1、ゴールの変更を恐れるな 1、100のニワカであれ(何にでも興味を持つこと) 1、二兎を追う者、もっと得る
11月24日<「陰謀説は信じない」仏政府 ルノー・日産連合の継続強調>  日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者が逮捕された事件を巡り、フランスでは「クーデター」説が報じられているが、 自動車大手ルノーの大株主である仏政府はこうした見方を否定する。・・・「陰謀説は信じない」。 仏大統領府は地元メディアに対し、ゴーン容疑者の不正発覚と逮捕を日産による事実上のクーデターとみる報道を一蹴した。 大統領府は経済紙レゼコーに対し、「陰謀なら外交的にかなり深刻な危機を引き起こす。日本人を信じたい」とコメントした。 ・・・・
11月16日<山崎正和の思想を読む 室町や安土桃山期の日本に他との共生の知恵を見出す  立教大学文学部准教授 福嶋亮太> ・・・・明治以降の近代文学は、都市的な社交文化を育てるよりも、文壇という閉鎖空間で「不機嫌」な自己を 表現することに傾いた。そして、平成のインターネットも左右と問わず、ムラ的な祭り(ポピュリズム)に呑み込まれたのである。 要するに、日本文化は都市的な精神性を円満に育て上げることに失敗し続けてきた。・・・・ 国家が崩壊し、通学路には死体が転がる満州にあって、それでも教師たちは子どもを教育する熱意を手放すことはなかった。 山崎の考えではここにこそ文明の原風景がある。山崎の出発点は、保守だのリベラルだのといった標語にはない。 文明の零度から、なおも立ち上がってくる教え学び伝えようとする意志ーー。山崎はその人間存在の強靭な律動を 粘り強く捉えようとしてきた。そのことが彼の思索に、戦後生まれの書き手にはない深みを与えているのである。
11月09日<北斗七星> 給食での指導がきっかけで拒食症や不登校になる子どもが相次いでいるとの新聞記事(2日付 日経) が目に止まった。完食を迫る教員に無理やり食べさせられたことが原因で、保護者が提訴する例もあるという。 ・・・・
10月30日<メルケル氏与党党首自任へ 独州議選連敗、首相は続投> ドイツのメルケル首相は29日、ベルリンで記者会見し、州議選での連敗の責任を取り、与党・ キリスト教民主同盟(CDU)の党首を退く意向を表明した。12月の党首選への立候補を断念する。
10月30日<極右ボルソナロ氏が勝利 ブラジル来年1月、大統領に就任> ボルソナロ氏は「きょうという日は一政党の勝利ではなく、自由を求める国の祝日だ」と強調。
10月28日<出久根達郎の世界文学名作者伝 アイスキュロス 「人間」の創造主は忍耐の神> ギリシャ神話によると、人間をこしらえたのは、プロメテウスなる神という。彼は土を水でこねて 造形し、あらゆる動物にまさる能力を吹き込んだ。そして天上から火を盗み、人間に与えた。 この所行に神々の親方ゼウスが怒って、彼をコーカサス山下の大岩にしばりつけ、ハゲタカのエジキにした。 肝臓を食いや破られたが、頑としてゼウスに従わない。食われた肝臓は蘇生した。プロメテウスは忍耐と、 圧制に負けない意志の象徴となった。これを劇にしたのは、アイスキュロスである。ギリシャ三大悲劇詩人の 第一と称される彼の作、『縛られたプロメテウス』を読んでみよう。・・・ 人間を作ったのは、プロメテウスだが、女性を作ったのはゼウスだった。ゼウスはパンドラと名づけ、 プロメテウスの弟エピメテウスに嫁入りさせた。・・・
10月26日<山崎正和氏に文化勲章>
10月25日<防災・減殺 政治の柱に 臨時国会召集 公明が両議院総会 ー「補正」早く被災地へ  エアコン設置、ブロック塀対策も> 第197臨時国会が24日、召集された。会期は12月10日までの48日間。公明党は24日午前、 国会内で衆参両院議員総会を開き、山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長は、頻発する大規模災害を踏まえ、 国会論戦などを通じて「防災・減災・復興を政治、社会の主流に押し上げていく」と力説。・・・
10月21日<物理学者・寺田寅彦に学ぶ天災 高知県立文学館主任学芸員 川島禎子> 「天災は忘れられたる頃来る」の言葉で知られている物理学者で随筆家の寺田寅彦は、今年生誕140年 を迎えた・・・「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向がある」・・・ 世界で起る地震の約一割がの日本で起き、世界にある火山の約一割が日本にあるという。 さらに日本は台風の通り道であり、山が多いため土砂崩れも起きやすい。 ・・・「文明に頼り切ってはいけない」--95年前に書かれたこの言葉は古びるどころか、 むしろ現在のほうがより大きな意味を持つようだ。・・・
10月18日<北斗七星> ・・・「女性リーダーが競争より協力、切り捨てるより巻き込む、奪うより分かつ、憎むより愛することを 重んじるリーダーになり、成功を収めれば職場も社会も変わる」。・・・
10月13日<立皇嗣の礼 20年4月19日 来年5月1日祝日、10連休に> ・・・秋篠宮さまが皇位継承者順位1位の「皇嗣」となったことを広く国民に示す儀式「立皇嗣の礼」を 2020年4月19日に行うことを決定した。・・・
10月11日<北斗七星> こんな言葉がある。「真実が靴を履いている間に、うそは地球を半周する」。これほどの 韋駄天ではないが、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」では、誤った内容の情報が 正しい情報より20倍速く拡散するという。確か、今春の米科学雑誌サイエンスで目にした。 ・・・
10月06日<秋の味覚、北の大地から全国へ  サンマ順調、港に再び活気> サンマの水揚げ量が、8年連続で日本一の花咲港(根室市)。今が”旬”のサンマ漁は 現在、記録的な不漁だった昨年と比べ、順調に推移している。 ・・・
10月02日<緯度経度 世界は今 米中貿易摩擦 制裁の応酬が危険な水域に> トランプ米大統領が巨額の貿易赤字を抱える中国に対し、制裁課税をかけ続けている。 米政府は最近、台湾に戦闘機部品の供与を決めたり、中国への軍事圧力を強めており、 米中貿易摩擦は危険水域に入りつつある。・・・ トランプ政権の政策の多くは米国内で賛否両論を呼ぶが、中国への貿易制裁は議会や メディアがそろって支持しているのが特徴だ。米国はこれまで、日本やドイツ、旧ソ連など 自国の覇権を脅かすナンバー2の新興大国を力で粉砕してきた歴史がある。21世紀の 超大国として米国の座を脅かそうとする中国を、国を挙げて抑えようとしている形跡がある。 ・・・
10月01日<”新時代”切り開く 公明、党大会で結束し出発 統一選、参院選断じて勝つ  山口代表再任、幹事長に斎藤氏> ・・・新執行部 山口那津男代表、井上義久副代表、北川一雄副代表中央幹事会会長、 古谷範子副代表、斎藤鉄夫幹事長、石田祝稔成長会長。 ・・・
09月30日<座標軸> 松下幸之助と並んで戦後の日本経済を支えた経営者・本田宗一郎は現役から退いた後、社員一人一人に 挨拶するため全国を行脚する。ある工場で握手する前に走り去ろうとする工員がいた。「油にまみれ、 手が汚れているから」と。だが宗一郎は、「働いている手じゃないか。立派な手だ」と、その手を 握りしめた。町工場から世界企業を築き上げた人物らしいエピソードだ。彼の生き方の底流には 「三現主義」と言われる哲学がある。「現場」に足を運び、「現物」に触れ、「現実」を把握した上で 問題を解決する。その繰り返しの中から、新しい車が生み出された。三現主義は日本のものづくりの世界に 浸透していった。 ・・・
09月29日<北斗七星> ・・・ 3歳児と5歳児に舞台を見せておく。舞台には箱Aと箱Bがある。そこへお姉さんが来てAに人形を入れ、 ふたをし去る。次にお母さんがきてAの人形をBに移し去る。その後お姉さんが再登場。研究者が、 お姉さんがどちらの箱を開けるか質問する。3歳児はB、5歳児はAと答える。3歳児は人形がBにある という自分の知識が全てでお姉さんの頭の中を考えない。5歳児は「自分がお姉さんだったら」と考え、 人形がBに移されたのを見ていないからAと答えたのである。このくだりの見出しは「ヒトは他人の立場に 立つことができる」。 ・・・
09月28日<北斗七星> 「一人の才能が土を割って目を出し、世に出てゆくには、多数の陰の後援者が要るものなのだ」。司馬遼太郎の 『人間というもの』に収められた一文である。才能は「ぼっと光っている」ので、目利きの人でないと見えない。 ところが見つかると、「ある者は手を貸し、金のある者は金を出して、その才能を世の中へ押し出してゆく」と。 ・・・
09月27日<[多国間主義 VS 米国第一] 国連総会 トランプ政権と各国対立> 25日に始まった国連総会一般討論演説は、国連の礎である「多国間主義」と、トランプ米大統領の掲げる 「米国第一主義」の対立が鮮明になった。トランプ氏がグローバリズムを拒否し、愛国主義や 孤立主義、保護主義を全面に押し出したのに対し、多国間主義を擁護する国が相次ぎ、溝を 浮き彫りにした。・・・世界各国の代表団を前にしたトランプ氏は「選挙を経ず責任も負わない グローバル官僚機構に、米国の主権を明け渡すことはない」と主権保護の姿勢を強めた。 ・・・
09月25日<酪農のまち 停電にうめく 北海道地震、被災地を追う 搾乳できずに乳房炎に 「死亡牛を見て、廃業よぎった」 > 北海道釧路管内の牛舎では、乳牛の低いうなり声が響いていた。大山聡さん(36)は「停電で 搾乳できず、80~90頭が乳房炎になった。死亡したり、食用にした牛は17頭になる」と、 ぐつと唇を噛み締めた。・・・規模の大きい牧場では、電気を使う搾乳の機械が欠かせない。 ・・・
09月24日<「民主主義にとって政党とは何か」待鳥聡史著 > ・・・多数決民主主義の弱点は「多数が間違いを犯すことがある」ことであり、時には 多数派が専制政治を行うこともある。このため、「多数派の専制」を抑制するために、 権力を求める政治勢力の間に競争関係を作り、相互に抑制させるべきという他元主義 (プルーラリズム)が政治学で生まれた。つまり、多元主義では政党は複数なければならない ことになる。 ・・・
09月24日<さきま候補 青年と共に前進 三浦氏が応援沖縄知事選那覇で訴え  若者の未来開く県政へ 賃金アップ、携帯料金削減など> 沖縄県知事選(30日投票)で、新人の、さきま淳候補=公明、自民、維新、希望推薦・・・ 那覇市内で開かれた”青年街頭演説会”に出席・・これには公明党の三浦信祐青年局長、 自民党の小泉進二郎筆頭副幹事長らが参加し、”青年政策”を強力に推進する、さきま候補への 支援を訴えた。 ・・・
09月22日<信長の原理 垣根涼介著> ・・・孤独な環境ゆえに、幼い頃から蟻の観察をしていた信長は、奇妙なことに気ずく。賢命に働く二割、 なんとなく働く六割、明らかにやる気のない二割に分類できたのだ。やがて成長して、戦いを指揮するように なると、それが人間にも当てはまることを知った。極端に合理主義者である信長に、許せることではない。 ・・・この世を動かす摂理を意識しながら、信長は自分の道を進んでいく。 ・・・
09月20日<実質的な「終戦」宣言 南北首脳署名 北は核施設廃棄も> 韓国の文在寅大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は19日、平壌の百花園迎賓館で2日目の会談を行い、合意文書 「平壌共同宣言」に署名した。宣言は「朝鮮半島での戦争除去や敵対関係解消」をうたい、北朝鮮が北西部・ 東倉里のミサイル施設を破棄することを明記、米国の対応次第では、寧辺の核施設も廃棄する用意を表明した。 ・・・
09月19日<[主張]中東和平 実現へ国際社会は本腰入れよ> パレスチナ人が自分たちの国を持ち、イスラエルと共存する中東和平。もともとパレスチナ人が住んでいたが、 イスラエルに占領されたヨルダン川西岸地区とガザ地区の自治を、パレスチナ側に認めるという形で進められて きた。この方針が最初に示された米キャンプデービットでの合意から、17日で40年。イスラエルの建国に 反発するパレスチナ人の側に立って、イスラエルと戦ったアラブ諸国のうち、エジプトがイスラエルと結んだ 和平協定である。・・・・ トランプ政権・・国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出の全面停止を表明した。 ・・・日本は、米国にUNRWAへの資金拠出再開を粘り強く働き掛けると同時に、他国とも協議し、 UNRWAへの拠出金を増額する必要がある。・・・ 日本や各国は、エジプトけの支援を通して、中東和平を前に進めたい。 ・・・
09月13日<議会政治のそもそも 民主的であること> ・・・この項目の最後に付け加えておくことがあります。・・・下支えする人々の「気持ち」の ことです。それは「誰もが人間を人間として扱うことができる」ということを根拠にした、 「だからやはり民主政治を良しとしよう」という気持ちです。 ・・・
09月05日<[主張]中高生のネット依存 予防や治療体制の充実が急務> ・・・厚生労働省の研究班は、中高生の1割超がネット依存の疑いがあるとの衝撃的な調査結果を 発表した。病的なネット依存が疑われる中高生は前回(2012年)の調査に比べてほぼ倍増し、 93万人に達すると推計している。・・・中高生がネットに依存すると、学校の遅刻や睡眠不足、 学力低下、引きこもりなどを招き、日常生活に支障を来すケースが少なくない。・・・
09月04日<今夏の暑さ 記録的 東日本統計開始以来最高の気温> 気象庁は3日、夏(6~8月)の天候まとめ発表した。東日本の平均気温は平年を1・7度上回り、 1946年の統計開始以来最も暑かった。西日本も1・1度上回り、2013年に次ぐ暑さだった。 ・・・・
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09月04日<今夏の暑さ 記録的 東日本統計開始以来最高の気温> 気象庁は3日、夏(6~8月)の天候まとめ発表した。東日本の平均気温は平年を1・7度上回り、 1946年の統計開始以来最も暑かった。西日本も1・1度上回り、2013年に次ぐ暑さだった。 ・・・・
09月03日<[緯度経度]世界は今 極東での軍事演習 緊密化する中ロ関係> ロシア軍の過去最大規模の軍事演習が9月11日から5日間、極東一体で実施される。中国軍も 参加する予定で、緊密な中ロ関係をアピールする。・・・・ ロシア大統領府報道官は中国の参加について、「同盟国との協力を意味する」と述べ、 中国を「同盟国」扱いした。欧米から経済制裁を受けるロシアは中国の支援に期待するが、 米中貿易戦争で米中関係が悪化する中、中国もロシア接近を強化している。
08月31日<党代表選挙を公告 9月30日の党大会で選出> 公明党は30日・・・代表選挙の細目を決定・・・9月19日に立候補を受け付ける (午後1時から午後3時まで)。・・・代表選挙への立候補には国会議員10人以上の 推薦が必要で、立候補の抱負や基本政策などを記載した所定の文書を提出する。
08月30日<[主張]ロヒンギャ難民 帰還後の安全確保に取り組め> ミャンマーで少数派のイスラム教を信仰するロヒンギャと呼ばれる人たちへの迫害が激化し、70万人以上が 難民となって隣国バングデシュに逃れてから1年が過ぎた。・・・ ロヒンギャはミャンマー西部ラカイン州を中心に約100万人いたとされる。しかし、ミャンマー政府はロヒンギャに 国籍を与えず、不法移民のように扱ってきた。これに抗議するロヒンギャの一部武装勢力は昨年8月25日、 ミャンマー政府軍を襲撃。これを受け、政府軍と治安隊は、無関係なロヒンギャの一般住民をも弾圧した結果、 大量の難民を生んだ。・・・ 日本はロヒンギャ難民の帰還を促進するため、ラカイン州の送電網や道路、学校などの整備を支援すると ミャンマー政府に約束した。・・・
08月29日<[舞踏]伊藤郁女「私は言葉を信じないので踊る」> フランスを拠点に世界で活躍するダンサー・振付家の伊藤郁女が、『私は言葉を信じないので踊る』を上演した・・・ 父である彫刻家・伊藤博史と親子で共演する話題作・・・ 言葉に限界を感じて彫刻家に転じた父と、言葉の要らないダンスの世界に身を投じた娘・・・
08月23日<米中きょう追加関税 互いに1.8兆円、持久戦の様相> 米中両政府は米東部時間23日午前0時(日本時間同日午後1時)すぎ、お互いの国からの輸入品160ドル相当 (約1兆7600億円)に25%の追加関税を発動する見通しだ。通商分野の対立は依然解けず、トランプ政権は 中国による知的財産権侵害を理由とする制裁第2弾に踏み切る。米国は中国経済の消耗を待って譲歩を引き出す 持久戦で臨む構えだ。
08月16日<議会政治のそもそも 専修大学法学部教授岡田憲治> [民主的であること] ある政治的団体が民主的であるためには、決め事の過程で「自分の意思や判断が、この決め事に きちんとつながっている」という気持ちを、多くの人が持っていることが大切です。これは 「有効な参加感」とでも呼ぶべき、民主過程に多くの人の知恵と力を活用させるための条件です。 ・・・・
08月08日<最交渉狙うトランプ政権 鈴木一人北海道大学大学院教授> [国際社会は対話実現へ働き掛けを]  トランプ大統領は5月に、イラン核合意を離脱すると宣言した。その真意は制裁を再開し、イランに圧力をかけて 再交渉を開始することにより、核開発だけでなく、ミサイル開発や、シリアとイエメンでの軍事活動も 制限することにある。しかし、ポンペオ米国務長官などは、さらに踏み込んでイランと取引する非米国企業も 制裁対象とすることで、核合意を維持しようとする欧州諸国や、日本、韓国、インドなどの企業はイランから 撤退せざるを得なくなっている。・・・
08月06日<[主張]原爆の日<非核>人間が人間であるために> 1945年8月6日、人類史上初の原子爆弾が広島に投下された。一瞬のうちに約14万人が亡くなり、街は 焦土と化した。3日後には長崎でも7万人以上が犠牲となった。・・・<科学が人間の手を離れて暴れ出した。 人類が自ら発明した科学を制御できるのはいつまでであろう>と。・・・<あなたがたの人間性を心に止め、 そしてその他のことを忘れよ>きょう、73回目の「広島原爆の日」。 哲学者ラッセルと物理学者アインシュタインが63年前に発したこの宣言の重みを改めて噛み締めたい。
08月04日<人類、人命救う軍縮へ 核廃絶、兵器規制で連帯 山口代表 中満・国連事務次長と会談> 公明党の山口那津男代表は3日、参院議員会館で、国連の中満事務次長(軍縮担当上級代表)と会談し、 今年5月に国連のグテレス事務総長が発表した「軍縮アジェンダ」などで意見交換した。・・・ 軍縮アジェンダは、①人類を救うための軍縮②人命を救う軍縮③将来の世代の為の軍縮ーーの3本柱で 構成される。核軍縮は「人類を救うための軍縮」に位置付けられ、引き続き国連の最優先事項。
08月02日<西日本豪雨 農業被害は深刻> ⦿ミカン園地 大規模土砂崩れ 愛媛、広島で谷合正明氏(公明党) 設備の復旧に取り組む  ⦿特産・黄ニラも打撃 岡山県議ら調査
08月01日<公明スポット 認知症の人が自ら望む生活に> (意思決定の支援で指針[ガイドライン] 厚生省 説明、質問の仕方など示す) 意思決定支援のイメージ ⦿本人が慣れた場所 ⦿本人が安心できる態度 ⦿開かれた質問 ⦿身ぶりや表情も読み取る ⦿図や表の活用
07月30日<北斗七星>・・・保護者の年収や学歴が低くても好成績を収めている子どもが一定数存在した。 こうした子どもを持つ保護者は「毎日朝食を食べさせている」「計画的に勉強するよう促している」など、 規則正しい生活を心がけていたのである。もちろん、保護者自身も生活習慣を整えるよう努めている。 さらに「子どもをほめ自信を持たせるようにしている」「努力の大切さを伝える」といった働き掛けも 良い影響を与えている。・・・
07月29日<”3つの無償化”実現へ 教育負担の軽減が前進> [幼児教育](来年10月開始予定 3~5歳は全員) 幼児教育は、全ての3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児を対象に、幼稚園、認可保育所、 認定こども園の費用を無償化。・・・・ [私立高校]私立高校は20年度までに、年収590万円未満の世帯を対象として授業料を実質無償化します。 [大学、専門学校](授業料の減免を拡充 低所得世帯で20年4月から給付型奨学金も増額)・・
07月28日<銀閣の人>産業技術は、進化したのだ。がしかし、道具は変わっても、人間のほうの習慣は なかなか変わることがない。
07月26日<西・東日本、8月も猛暑 気象庁「熱中症の高リスク続く」>
07月25日<どうなる米ロの核軍縮 進む戦略兵器の削減 目標達成後も課題は山積み> 米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は、16日、フィンランドの首都ヘルシンキで会談し、 核軍縮教義の再開に前向きな姿勢を示した。 ・・・
07月25日<熱中症死者 最多65人 患者数は前年比2.3倍> ・・・65歳以上の高齢者が46.5%を占めた。 ・・
07月19日<米ロ首脳会談 本格的な対話再開の第一歩に> ・・・2014年にロシアが武力を背景にウクライナ南部のクリミア半島を編入して以降、米ロ関係は 急激に悪化。両国の外交交渉のほとんどが保留されたままだ。・・・ 21年に期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)・・は、10年に米ロが調印し、翌11年に発効。 18年2月までに、①射程500キロメートル以上で威力の大きい戦略核兵器の配置数を1550発以下 とする②大陸間弾道ミサイル(ICBM)や戦略爆撃機などの核兵器の運搬手段の総数を800以下とするーー など両国に求めている。米ロは既に、新STARTが義務付ける削減目標を達成している。しかし、 プーチン大統領は今年の内政・外交の基本方針を示す年次教書演説で、核戦争も辞さない構えを見せ、 トランプ大統領もそれに対抗し、新型核兵器開発を進める方針を盛り込んだ新たな核兵器政策を 発表した。・・・新STCARTの延長に向けて、米ロは今後、具体的な協議の道筋を示すべきだ。・・ ・・
07月16日<読書 中島岳志『超国家主義』、菅原潤『京都学派』から 国家主義を考える  コーネル大学教授 (思想史、翻訳理論、人種主義研究)酒井直樹> 再び、国民主義への懸念が高まっている。多くの国々で、1920年、30年代を思わせる状況が 起こってきているからか、この二著も、これまで「ファシズム」と ほぼ同等の意味でしばしば使われてきた「超国家主義」に言及する。・・・・ 日本の敗戦以降、ファシズムと超国家主義をめぐる多くの議論がされてきた。当然、近代特有の 共同体の形態である国民、民族はその考察の核心となる。にも関わらず、国民をめぐる戦後日本の 議論は混乱し、国民共同体の分析は鋭さを欠く。この二著も、国民をめぐる戦後日本の議論の隘路を 指摘することを目指すが、世界中で感じられる国民主義の不気味な胎動への反応としては、あまりにも か弱い。『京都学派』では、超国家主義への反省の一例として鶴見俊輔の「言葉のお守り的使用」を 挙げる。意味がわからずに言葉を使うことによって、権力者によって正統と認められた価値体系に 従順に従うような、保身の態度が奨励される。その典型が「国体」や「八紘一宇」であり、戦後日本では 「超国家主義」ではないのか。「国民」の直截な解析が忌避される一方、国民主義とファシズムの結びつき を語ることが抑圧される時、「超国家主義」の考察も、「言葉のお守り的使用法」を逃れられない。 ・・
07月15日<徹して地域の中へ 2019年参院選 7選挙区の党予定候補者>・・ 神奈川選挙区=定数4 佐々木さやか [人に寄り添い、未来に責任。] 「希望の『未来』を 開くことこそ、私の責任」との決意で、一人一人に寄り添う佐々木さやかさん。相模原市の マザーズハローワークでは、子育て中の母親や職員の相談に親身になって応じました。 弁護士として東日本大震災の被災地で法律相談に奔走しました。大規模災害時に誰もが 無料法律相談を受けられるよう法整備するなど、法律のプロとして尽力。・・・ ・・
07月14日<どう守る水産資源 東京大学大学院農学生命科学研究科 八木信行教授> ・・中国や台湾がサンマ漁業に新しく参入して全体の漁獲が増えた・・日本は近年、サンマ漁船の 数を減らし、サンマの漁獲量を大幅に減らしている一方で、中国や台湾は漁獲を増加させており、 最近では日本の漁獲量を上回るほどの勢いになっている。日本はサンマの鮮度を重視するため、近海 での漁を行う。しかし外国の大型漁船は、日本の漁場に近接する公海でサンマを大量に取っており、 サンマの群れが日本近海にちかづかなくなっている。・・・・ 日本は現在、農産物と同じく水産物も輸入に頼っている。農林水産省の統計によると、日本の魚の 自給率は5割台。国民が消費する魚の約半分を海外からの輸入に頼っているのが実情だ。・・・
07月10日<西日本で死者114人 不明者多数、平成の豪雨災害で最多>
07月10日<参院選に挑む党予定候補> 「比例区」若松かねしげ、新妻ひでき、山本ひろし、平木だいさく、山本かなえ、かわの義博 ・・・
07月03日<参院選で第一次公認> 「選挙区」埼玉:矢倉克夫、東京:山口那津男、神奈川:佐々木さやか、愛知:安江伸夫、 大阪:杉久武、兵庫:高橋光男、福岡:下野六太 ・・・
07月02日<世界は今 同盟国より国益の米 G7宣言も認めず 米国と欧州との亀裂> ・・・トランプ大統領は「米国は(貿易赤字で)みんなにカネを盗まれる。それは終わりにする」とし、 EUへの貿易制裁を表明。・・・マクロン仏大統領はトランプ大統領との会談で、中国との通商問題で 連携を呼び掛けたのに対し、トランプ大統領は「EUは中国より悪い」と批判した。 ・・・
07月01日<潜伏キリシタン 世界遺産に 長崎、天草国内22件目> ・・・国際教育科学文化機構(ユネスコ)世界遺産委員会は30日、日本が推進していた「長崎と天草地方の 潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)を世界文化遺産に登録すると決定した。文化庁が同日発表した。 国内の世界文化遺産は、昨年の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産」(福島県)に続き18件目。 自然遺産を合わせると22件目。 ・・・
06月30日<巨大地震減災への提言 公共インフラ対策 堤防、道路強化で4割縮小  京都大学大学院 藤井聡教授> ・・・巨大地震は人口や企業などの生産施設が流出することで中長期に及ぶ経済被害の「後遺症」が 明らかになった。こうしたデータを、政府が公表している南海トラフ巨大地震と首都直下地震で想定 される震度や津波高に基づいて、試算した結果が今回の推計だ。・・・(南海トラフ巨大地震で1410兆円、 首都直下地震で778兆円)・・・これまでの議論では「対策は必要だが、財源がない」という意見が 支配的だった。しかし、長期的視点に立った防災対策は人命を守るとともに「税収を守る=税収を増やす」 ことが示された。 公明党は老朽化した社会資本の再整備や防災教育などで命を守る政策「防災・減災ニューディール」を 2012年に掲げて以降、国土交通行政の中軸を担っている。 ・・・
06月28日<はやぶさ2小惑星に到着 JAXA生命の起源解明に期待> 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、探査機「はやぶさ2」が目的地の小惑星「りゅうぐう」に 到着したと発表した。2019年末までの約1年半までの約1年半に3回の着地など探査を行い、 20年末に地球に帰還する予定。りゅうぐうには水や有機物が存在するとみられており、生命の起源 解明につながると期待されている。 ・・・
06月27日<北斗七星> ・・・1994年のきょう起きた「松本サリン事件」・・・長野県松本市の住宅地で、猛毒のサリンを 散布し多くの死傷者が出たオウム真理教信者の犯行だが、事件直後は、第一通報者の河野義行さんが 犯人視され、そのデマ情報がマスコミによって拡散された。自身も家族もサリンの被害に遭った河野さんは 以前、講演会で語っていた。多くの記者から「オウムが憎くないか」と聞かれるたびに、「あなたは 加害者意識が薄い」と返し、マスコミによって「犯人」と印象付けられたことのほうが「よっぽどつらかった」 と訴えてきたと。、 ・・・
06月26日<北斗七星> ・・・奈良県生駒市役所は4月から市職員に一つのルールを打ち出した。たばこを吸った後の45分間は、 市役所のエレベーターの使用を禁止という内容である。・・・受動喫煙ノーは、もはや世界の潮流とも なっている。吸う人と、副流煙を吸い込みたくない人の権利を共に守る”最大公約数”が今回、 国の法案に示されている。・・・
06月22日<移民「親子分断」を解消 トランプ氏が大統領令署名> トランプ大統領は20日、メキシコ国境からの不法移民の親子を別々の施設に留め置く措置を 取りやめる大統領令に署名した。国内で高まる「非人道的」という批判に配慮した。
06月18日<北斗七星> テレビドラマを見ていて「ハッ」とするようなセリフに出くわすことがある。・・・ ある登場人物が「組織は大切だ。守らなければならない」という。「人の代わりは幾らでもいる。 組織のために奴を切り捨てろ」とでも続くのだろうと思っていたら外れた。「組織をつくっているのは人だ。 だから一人一人を大切にしなければならない」と・・・・・・
06月15日<正恩氏 日朝会談応諾の意向 首相、拉致問題解決へ決意>
06月14日<米朝首脳会談 識者はどう見る 聖学院大学 宮本悟教授> ・・トランプ大統領は当初、署名しないかもしれないと述べていたので、合意文書が出ただけでも 成果だと言える。・・・合意文書に「体制保証」という言葉はない。トランプ大統領が約束したのは 「安全の保証」だ。・・・北朝鮮は核兵器放棄の代わりに米国に経済支援を求めていない。・・・ 会談で、金委員長がお互いの敵対行為をやめることを提案したら、トランプ大統領は「分かった」と 応じたという。・・・拉致被害者らの再調査を約束した2014年のストックホルム合意に基づく 日韓教議が中断しているのは、北朝鮮が核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返し、日本が制裁を 再び科したからだ。・・・・
06月13日<米朝首脳が初会談 非核化、体制保証で合意 トランプ氏拉致問題を提起> 共同声明に署名
06月12日<反保護主義を維持 G7サミット閉幕 北へ完全非核化も> 「シャルルボア(カナダ東部)」先進7カ国首脳会議は・・2日間の討議を総括した首脳宣言を採択し、 閉幕した。焦点の通商問題について、宣言は「ルールに基づく貿易」の重要性を強調し、 「保護主義と引き続き闘う」と明記。北朝鮮に全ての大量破壊兵器の「完全、検証可能かつ不可逆的な廃棄 (CVID)」を求めた。・・・
06月12日<北斗七星> ・・スーパーなどで売れ残ったウナギの「かば焼き」が確認できただけでも2・7トン廃棄されていた ・・・店側の意識として、品切れを起こさないことが、売れ残りを減らすことより優先するのだ。・・・
06月08日<下請けいじめ許さず 公取委 働き方改革の悪用事例公表 公明、企業間の適正取引訴え> 「自社でやるべきデータ入力を押し付け」「一方的な設計変更ー>納期延長はダメ」 ○下請けいじめ事例 ・一方的な値下げ要求 ・自社でやるべき仕事の押し付け ・・・親会社「利益率が高い、値下げしろ!」下請け事業者「それはうちが働き方改革を進めたから」・・・
06月07日<生活保護世帯から大学へ進学支援が実現 公明主張で準備金 最大30万円 今年4月入学も対象> ・・(旧来)生活保護制度では子どもが大学などに進学すると、親と同居していても別世帯として同居していても 別世帯として扱う「世帯分離」が行われ、保護費が減る。これが進学の妨げになっていた・・・
06月02日<北斗七星> ・・「何のため」との原点を忘れてしまっては、時代に流されでしまう・・その時代に必要だだった政策や 制度も、時代の変化に応じて見直していかなければ、逆に弊害を生んでしまう場合もある。・・今、全国で 展開されている「100万人訪問・調査」運動に貴重な声が数多く寄せられている。この生の声から新たな 政策が生まれ、そして、制度が見直されていくことだろう。・・・
06月02日<「主張」国連初の軍縮文書 事務総長が主導、日本も後押しを> 国連のグテレス事務総長は先月24日、国連が今後、軍縮のために取り組む行動計画を示した文書を 公表した。・・世界は今、軍拡路線にある。文書によれば、昨年の世界の軍事費の総額は1.7兆ドル (約185兆円)を超える。これは、冷戦が終結した1989年以降、最高額であり、世界中で必要と される人道支援のための予算の80倍の金額である・・・・
06月01日<森友問題 佐川氏ら不起訴 大阪地検 嫌疑不十分と判断> 特捜部は改ざんについて、内容の削除や書き換えが行われ、佐川氏本人も関与していたことを確認したが、 決済文書の「核心部分」について虚偽記載がなかったことを理由に、「虚偽の文書を作成したとは言えない」 と判断した。

06月01日<森友問題 佐川氏ら不起訴 大阪地検 嫌疑不十分と判断> 特捜部は改ざんについて、内容の削除や書き換えが行われ、佐川氏本人も関与していたことを確認したが、 決済文書の「核心部分」について虚偽記載がなかったことを理由に、「虚偽の文書を作成したとは言えない」 と判断した。
05月28日<米朝首脳会談 6月12日開催めざす トランプ氏が方針 金正恩氏「確固たる意志」表明>> トランプ米大統領はホワイトハウスで26日、北朝鮮側にいったん中止を通告シテいた米朝首脳会談について 「(従来の予定どうり)6月12日にシンガポールでの開催をめざす方針に変わりはない」と語った。
05月28日<読書 享楽社会論 松本卓也著 精神分析の思想を裁断> 著者は前著『人はみな妄想する』において、フロイトからラカンへ、さらにラカン以降へ徒展開されてきた 精神分析の問題点をきわめて明確に考察した。このたび上梓されたあ『享楽社会論』では、 その精神分析の思想を使って、現代という時代の社会的・現実的問題を熱を込めて論じている。・・・ 「資本主義の強力な命令」・・現代は「ネオリベラリズムとグローバル資本主義が席巻」している時代であり、 そこに生活するわれわあれは、否が応でもその命令に従わなければならない。・・・ 精神分析の「フロイトの時代」では、心の病の原因の多くは「父」が支配する家族にあるとされた。 「ラカンの時代」が進行しつつある今日では、精神の障害・病気は、資本主義社会の問題となる。・・
05月26日<米朝首脳会談中止 「世界に大きな後退」 トランプ氏再設定に含み> トランプ米大統領は24日、シンガポールで6月12日に予定していた米朝首脳会談の中止を 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に公開書簡で通告した。・・・トランプ氏は・・北朝鮮側の 「激しい怒りと敵意をあらわにした最近の発言」を中止の理由に挙げた。
05月25日<北朝鮮 核実験場を爆破 国際記者団に公開 専門家排除、疑念も> 北朝鮮は24日、北東部・富渓里の核実験場の坑道を爆破、破棄作業を開始した。
05月19日<認知症 基本法制定へ 党対策推進本部が骨子案 尊厳保ち暮らせる社会に> ・・骨子案では、基本理念として「認知症の人が尊厳を保持しつつ地域社会を構成する一員として 尊重される社会の構築」や、認知症の人の「意思を尊重した支援」などを明示。
05月17日<国挙げて依存症対策 自公維 法案修正し共同提出> ・・法案は、公営ギャンブルやパチンコなどにのめり込み、多額の借金や家庭崩壊などで生活に支障を来す ギャンブル等依存症に苦しむ本人・家族が相当数存在する状況を踏まえ、国を挙げて対策に取り組むことが目的。 ・・・
05月15日<米大使館 エルサレム移転 パレスチナ反発、銃撃で死者> 米国は、14日、イスラエルの建国70年に合わせて商都テルアビブから、イスラエルの「首都」と認定したエルサレムに 大使館を移転した。・・・東エルサレムを首都とする国家樹立をめざしているパレスチナは猛反発、 パレスチナ自治区ガサでは、イスラエル軍による銃撃で死者も出た。和平交渉の再開は一層不透明となった。
  05月14日<読書>■『カミュの言葉』西永良成著 ・・・ 1940年代、50年代に国際的に注目されたフランス人作家カミュ。「あえて基本的な事柄を言う勇気」 をもつ作家、「知識人は、時流に抗することができる人間でなければならない」ことを教えた作家・・・ ■『なぜ世界は存在しないのか』マルクス・ガブリエル著 ・ガブリエルはとんでもない発見をした。 なんと、この世にあるものはなんでも、人それぞれの見方の通りに存在しているというのである。 これは新しい実在論(新実在論)と呼ばれる。・・・・
05月13日<中国・李首相と会談 山口代表> 公明党の山口那津男代表は10日午後、都内で自民党の二階俊博幹事長らと共に、中国の李克強首相と会談した。 ・・・李首相は、33年前に公明党創立者の池田大作・創価学会名誉会長と長時間にわたり会談したことを振り返り、 「友好への重要な貢献に感謝申し上げる」と語った。
  05月12日<米朝首脳会談6月12日 シンガポールで開催決まる>  ・・トランプ氏は、・・「非常に良いことが起きることを期待している」と表明した。・・
05月12日<北斗七星>  「人間は夢を持ち前へ歩き続ける限り、余生はいらない」。・・初の日本地図を製作した伊能忠敬。
05月10日<北の非核化へ協力 日中韓首脳が一致 拉致の早期解決に理解も> 安倍晋三首相、中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領の3ヵ国首脳は9日、東京・元赤坂の迎賓館で 会談した。
  05月10日<北斗七星>  チャーチルは、1分の演説の原稿づくりに1時間費やしたという。入浴中も秘書を待機させ、推敲を重ねた。 「私が差し出せるものは、血と労苦と涙と汗しかない」。国の結束を呼びかけた就任演説は有名だ。
05月10日<北斗七星>  チャーチルは、1分の演説の原稿づくりに1時間費やしたという。入浴中も秘書を待機させ、推敲を重ねた。 「私が差し出せるものは、血と労苦と涙と汗しかない」。国の結束を呼びかけた就任演説は有名だ。
05月04日<公明が平和主義リード 各地で活発に憲法街頭演説会>  71回目の憲法記念日を迎えた3日、公明党は全国各地で街頭演説を開催し、憲法の平和主義の取り組みをリードしていくと 訴えるとともに、憲法改正論議のあり方については幅広い国民的な合意形成に努めていく考えを力説した。
05月04日<北斗七星>  ・・・新渡戸稲造は自著『武士道』で、勝海舟が物情騒然の時代に再三、命を狙われながら、「一度も自分の剣を血で濡らすことは なかった」として、「武士道の究極の理想は平和であることを意味している」と論じた。・・・
04月29日<イタイイタイ病公害認定50年 現場主義の原点ここに> 「患者に寄り添い救済」 「公明の調査で問題に光」  ・・公明党の矢追秀彦参議院議員は、イタイイタイ病の原因が神通川上流の神岡鉱山から排出されたカドミウムであると主張 していた医師の萩野昇先生を訪ねます。悲惨な症状の説明を受け、1967年5月26日に国会で初めて取り上げ、 政府を追及しました。・・
04月28日<南北首脳が会談 朝鮮半島を完全非核化 共同宣言年内「終戦」も表明>
04月27日<非核化へトップ交渉 金正恩氏、初の訪韓 きょう南北首脳会談>
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日午前9時半ごろ、板門店の軍事境界線で韓国の文在寅大統領と対面し、 歩いて韓国側に入る。・・・韓国大統領府の任鐘ソク秘書室長が26日、詳細な日程を発表した。任氏は 「非核化と恒久的な平和定着という核心議題に集中する会談になる」と予測。「(韓国特使訪朝時に) 確認した非核化の意志を両首脳が直接、どの水準で合意できるか、どのような表現で明文化できるかが 難しい課題だ」と述べた。・・
04月21日<ひと百景 一般社団法人先天性ミオバチ―の会理事 伊藤初枝さん>
「悔いのない生き方をしていくために必要なのは、”諦めないこと”です」
04月15日<米英仏、シリアを攻撃>「科学兵器関連」の3カ所に
米英仏3ヵ国はシリア時間24日未明、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、首都ダマスカス近郊などの 化学兵器関連とされる施設3ヵ所を攻撃した。
安倍晋三首相は・・「化学兵器の拡散と使用は決して、絶対に許さないとの米英仏の決意を日本政府として 支持する」と表明した。
04月14日<北斗七星> 北朝鮮・・相互監視と外部情報の遮断による国民統制、おぞましい公開処刑や政治犯収容所の実態など、 韓国政府が収集した脱北者33000人の証言から見えてくる、北朝鮮の劣悪な人権状況には心痛むばかりだ。 国民の暮らしぶりはどうかと言えば、首都・平壌以外の地方の多くは、電気・ガス・水道もなく、土で作った 家に住み、薪で煮炊きをし暖を取る生活なのだという。配給体制も崩壊しており、戦後日本の”闇市”のような 非公認市場で、庶民は糊口をしのいでいるらしい。食料不足による健康被害も深刻のようだ。国連は、 住民の42%(約1050万人)が栄養失調で、5歳未満の子どもの28%が慢性的と指摘する。 経済制裁下だとはいえ、粉乳や結核ワクチンをはじめとする医薬品の提供など、子どもや妊婦に対する 人道支援はいそがねばなるまい。・・・ ・・
04月11日<北斗七星> 王貞治選手・・ぱっととしない成績が3年続いた後、転機が来た。荒川博氏が巨人のコーチになった。 荒川同情で深夜まで猛練習。でも結果がでない。「打つ自信がない。打席にたつのが恐ろしい」と 王選手。荒川コーチは言った。「思い切って足を上げて打って見るか」。一本足打法はこうして生まれた。 ・・
04月08日<あなたの身近に公明党 「100万人訪問・調査」運動を展開>
<期待します>(東北大学准教授 河村和徳氏)「民主主義の原点といえる活動」 政治家が地域に入って”一人”の声を聞き、行政に働き掛けて、その声を実現する。 そして、結果を評価し新たな取り組みにつなげていく・・。こうしたサイクルに民主主義の 原点であり、今回の訪問・調査運動は、まさにそれに当たる活動だと高く評価しています。
(社会起業家 駒崎弘樹氏)「ニーズ把握し政策実現を」あるべき論やイデオロギーに基づく政策議論が多い中、 現場の声を直接聞くという姿勢は政治の原点です。・・
04月02日<「100万人訪問・調査」運動スタート 党幹部先頭に現場の声聞く> 約3000人の公明党議員が地域の最前線で、「子育て」「介護」「中小企業」「防災・減災」 の4分野をテーマにアンケートを行う「100万人訪問・調査」運動が始まった。 ・・
03月30日<資本主義を考える -哲学の視点から 評論家 宇波 彰> 経済学者の伊藤誠は、・・最近の日本資本主義の「顕著な衰退傾向」を指摘している。・・ 精神の衰退という、もっと深刻な問題がある。・・廣瀬純、佐藤嘉幸・・フランスのジル・ ドルーズとフェリックス・ガタリの著作を「反資本主義」のテクストとして読み直そうと 試みた。・・資本主義的な制度・思考に忠実な「隷属集団」とそれに反対する「主体集団」 という二つの集団が対立関係に置かれ・・資本主義を支えているのは、「隷属集団」と結合 している「ツリー型」の従来の哲学であるとし、その代表であるハイデガーの思想は「近代哲学 に恥辱を導入した」として否定する。・・ ・・
03月28日<特別展 人体 神秘への挑戦 国立科学博物館副館長 篠田健一>・・ 脳がすべてを支配する、という考え方から自由になることで、これまで分からなかった様々な 現象が理解できるようになっています。私たちは人体のような精巧な機構を維持するためには、 高度な指揮命令系統が必要だと考えてきました。このことは間違ってはいませんが、実は それだけでは不十分で、構成する各臓器の間のコミュニケーションが必要だったのです。 このことは私たちの社会のあり方にも通じるものがあります。・・
03月24日<北斗七星>・・『阿久悠 書く言う』・・「つまらない仕事でも面白がって 工夫すると必ず誰かが見ていてくれる」・・「サラリーマンになった当初、新人の僕に回って くる仕事は、成功の可能性の薄い、意欲の示しようのないものばかり」・・「つまらない仕事 を、無駄な努力を承知で面白いものにした」「すると、つまらない仕事の工夫が面白くて 仕方なくなってきた」・・「僕の未来は、その無駄が聞いてくれた」。「見ていてくれた人が 何人もいあたのである。その人たちが、ぼくを新しい仕事へと連れて行ってくれた」
03月22日<北斗七星>・・エイズ(AIDS=後天性免疫不全症候群)。近年、その治療は 格段の進歩を遂げた。・・「適切な治療によって、感染していない人とほぼ同じ寿命を生きる ことができる」「薬の副作用はほとんどなく、通常の社会生活を送ることができる」「一日 一回一錠で済む治療薬もある」・・全国の保健所では、匿名、かつ無料でHIV検査を受けること ができる。国内では年間1500人前後が新たに感染・発症する。その3割は、自分が感染 していたことを知らずに、エイズを発症している。正しい知識を得ることが、これほど大事 な病気はない。
03月17日<昨年の自殺者2.1万人 厚労省 確定値、8年連続で減少>
03月17日<北斗七星>・・自由で開かれた民主主義は、近代社会が生んだ人類の財産である。 ただ、市場の競争などを通じて社会の不平等や権力の集中などの副作用がもたらされるため、 自戒の危機が繰り返し顔を出す。欧州の実験もしかり。しかし、その都度、強靭な自己変革能力 を発揮して平和や繁栄の歴史を刻んできた。現在も、EUの苦しみをあざ笑うかのように、 権威主義国や独裁政権が国際政治の舞台で影響力を増す。近代が逆走しているのか、とうろたえて しまうほどだ。民主主義のしぶとさに期待したい。
03月14日<18歳成人へ引き上げ 飲酒、喫煙は20歳を維持 民法改正案を閣議決定> ・・一方、女性の結婚開始年齢は現行の16歳から18歳に引き上げ、男女で統一する。・・
03月12日<震災7年「あの日」を胸に生きる 被災地を包む鎮魂と復興への祈り> ・・東日本大震災から7年を迎えた11日、東北の被災地は早朝から、鎮魂と復興への祈りに 包まれた。
03月12日<北朝鮮の約束「信じる」 トランプ米大統領 首脳会談での成果に期待> トランプ米大統領は10日、・・「彼らは(弾道)ミサイルを撃つつもりはなく、私はそれを本当に信じて いる。彼らは平和を欲しているのだと思う」と語った。・・「何が起こるかなんて誰も分からない。 私はすぐに立ち去るかもしれないし、そのまま席に座って世界にとって最高のディール(取引)を 成し遂げるかもしれない」とも述べ、首脳会談での成果に期待を示した。
03月10日<米朝、初の首脳会談へ 5月までに 北、非核化の意思示す> トランプ大統領は8日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の要請を受け入れ、5月までに米朝首脳会談に 応じる意向を示した。・・・金委員長は非核化に応じ、核・ミサイル実験を凍結する意思を明らかにしたほか、 米韓合同軍事演習の継続にも理解を示した。
03月08日<「北は真剣」とトランプ氏 非核化で対話用意の表明に 米、核放棄圧力は継続 > トランプ米大統領は6日、北朝鮮が南北首脳会談開催で合意し、米国と非核化をめぐり対話する用意が あると表明したことについて「彼ら(北朝鮮)は真剣だと思うし、そうであることを望む」と述べた。 ・・・これに先立ち、ペンス副大統領は声明で「(北朝鮮の)核計画を終わらせるため、米国と 同盟国は最大限の圧力をかけ続ける」と強調。北朝鮮が非核化に向け、検証可能かつ具体的な信頼できる 措置を取るまで(強硬)姿勢は変更しない。 ・・韓国政府系シンクタンク、統一研究所の趙漢凡 研究員は「南北首脳会談前に米朝対話は行われるだろう」と分析する。だが、結果が出なければ、 「米国は首脳会談を阻止する」と指摘。
03月08日<公明らしさ発揮へ「党幹部会」>「日本の柱」の誇り胸に前進 現場第一で信頼広げよう  実現力が違う与党・公明党
03月06日<世代を超えて考えたい 子どもの貧困 社会活動家・法政大学教授 湯浅誠> 「育ちの担い手」(大人との出会いが人生を豊かに)貧困とは、お金、つながり、自信のないこと、 そして行政の一番の役割はお金のこと、と書きました。逆から言えば、つながりや自信をつくるのは、 行政は得意ではありません。・・・多様な大人と出会うことは、子どもの価値観を増やすことに つながります。それが人生の選択肢を増やします。
03月05日<ニュースが分かる Q&A>
「イージス・アショア導入へ」弾道ミサイル防衛の要として自衛艦に搭載されているイージス・システムを 陸上にも配備し専守防衛の強化をめざす。
「消費者契約法の改正案」社会生活上の経験が乏しい若年成人の弱みにつけ込んで困惑させ、 高額の契約をさせる悪質な商法を厳しく規制。
03月03日<イタイイタイ病提訴から50年 ”陰に光を”が公明の原点 「大衆とともに」の闘い忘れぬ> イタイイタイ病は富山県神通川流域で発生し、鉱山から流されたカドミウムに汚染された食べ物や水を 口にした人の骨がもろくなる公害病だ。提訴の前年の1967年5月、公明党の矢追秀彦参院議員(当時)が 初めて国会で取り上げ、同年12月には患者と共に厚生省(同)に救済を申し入れた。その後、 翌68年5月に公害病に認定された。
03月01日<18年度予算案衆議院通過へ 給付型奨学金を本格実施 「人への投資」に重点配分> 公明党の主張が反映された主な項目○「給付型奨学金」の本格実施○幼児教育の無償化が前進 ○保育の受け皿を約11万人拡大○復興拠点整備や風評被害対策など、東日本大震災の被災地・ 福島の復興を加速○観光や農業など地方大学の新たなチャレンジを後押しする交付金を創設 ○自然災害や農業物の価格下落など農業の収入減少を補う「収入保険制度」の創設
02月28日<大学生の5割超 読書時間0分> ”活字離れ”防止へーーー高校までの習慣づけ重要
02月27日<女性の活躍を後押し> 公明党女性』委員会は、26日、「国際女性の日」(3月8日)と「女性の健康習慣」を前に、・・女性の 活躍を後押しし、生涯を支えていく施策を前進させる重要性を古屋委員長が訴えた。
02月26日<高校の新指導要領案>2022年度から順次実施。思考力や表現力向上へ教科・科目を再編。 教育環境の混乱を招かない環境づくりめざす。ーーー現在の知識偏重型教育を改め、討論や発表などを通し、 自ら問題を見つけて解決する力を育成する「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)を 全教科に導入する。この考え方に沿って、教科・科目が再編された。
02月24日<風評払拭へ大きな一歩 輸入規制撤廃の弾みに WTOが韓国に是正要求  日本産品、安全性周知を>「記者会見で 井上幹事長」・最大54ヵ国・地域が日本産品の輸入規制をしていたが、 日本の働き掛けで今は27ヵ国・地域まで縮小した。・・政府は、風評被害の払拭へ日本産品の安全性をさらに周知し、 規制撤廃に取り組んでほしい。
02月22日<北の非核化へ外交努力 与党が方針確認>・・安倍首相は、・・9日に北朝鮮の金永南最高人民会議常任 委員長と会談した際、拉致・核・ミサイル問題の解決を求めた上で、金正恩朝鮮労働党委員長に日本の意思を伝えるよう 要求したと説明した。これに対し山口代表は日米韓の結束に加え、ロシアや中国、欧州各国との連携も揺るぎなく進め、 「最終的な北朝鮮の非核化に向けた外交的な解決に取り込んでもらいたい」と訴えた。・・
02月19日<伊能忠敬 没後200年 星と仲よく生きた生涯>○小年期に北極星の存在を知り漁師の帰港に貢献 ○農民に測量法を教え年貢の公正化を指導、全国地図も作成○忠敬の偉人たるゆえんは、①身近な人々のために役に立つ 、という目的を設定し②そのための能力培養に努力し③実行を焦らず機の熟するを待ち④実行時に必要な資金、調査資料等 の蓄積に努力し⑤決断(実行)の日(50才)を自ら定めたことである。
02月16日<ロボットを予言した作家 カレル・チャペック 表現の自由こそ人類究極の尊厳だと標榜> ・・・強調したいのは世界的作家であり、かつSF小説の始祖でもあった彼が、とりわけ傑出していたのは 表現の自由こそ人類究極の尊厳だと標榜し、そこから発した評論、エッセーを書き続けてきたことではないだろうか。 それがロボットはもちろん、核兵器の出現さえ予言すること繋がっている。・・・
02月13日<シリアで化学兵器 使用疑惑再び。実態調査急げ>呼吸障害や筋肉のひきつけ、 皮膚のただれなどを引き起こし、人を苦しませながら死に至らしめる化学兵器。”不必要な苦痛を与える” 非人道的な兵器として、国際条約でその生産や使用などが全面的に禁じられている。内戦が 続くシリアは、化学兵器禁止条約の加盟国である。にもかかわらず、今も化学兵器が使われている 疑いが浮上している・・・・
02月12日<世界は今 米の核態勢見直し 各国に波紋、野党から批判も   歴代米大統領の路線 核軍縮を大きく転換>トランプ米政権が今月初め、核戦力の増強を全面に出す 「核態勢の見直し」(NPR)を発表したことが波紋を呼んでいる。歴代米大統領が進めた 核軍縮路線を大きく転換するもので、力の均衡が崩れる可能性がある。・・・
02月09日<貧困の連鎖断つ進学支援 公明推進で18年度から>十分な教育を受けられずに 貧困が親から子へ引き継がれる「貧困の連鎖」を断ち切るため、厚生労働省は、2018年度から、 生活保護世帯の子どもの大学進学支援を強化する。・・
02月02日>・・正宗白鳥の口癖は「つまらん」だったらしい。小林秀雄が随筆集『考えるヒント』 に書いている。それは「面白いものはないか」の謂で、「正宗さんは、死ぬまでそう問いつづけた人」 だと。その上でえ、自分も若年期が過ぎ、「面白いものを、苦労して捜し廻らねばならなくなって、 初めて人生が始まったように思う」と述懐している。・・小林はこうも書いている。「生きる方が 根柢的な事だ、知るより行ううのが先きである」と。
01月29日<読書 欧州統合は行きすぎたのか G・マヨーネ著 (元欧州大学院大学教師)> ・・本書の根底にあるのは、ヨーロッパはひとつの「大きな帝国」としてではなく、国家間の 活力ある競争を可能せしめることで、より強力なものになってきたという歴史的見識である。 エリートの作るトップダウンの画一的なルールではなく、歴史と社会に根ざした多様性が守られて こそ全体として力が発揮されるというのは、すっかり折り合いが悪くなってしまっている 民主主義と市場経済を和解させるための知恵でもあるだろう。・・
01月27日<一人一人が輝く社会へ 「働き方改革」急務 ・・> 「参議院会議で山口代表」<核廃絶への主導的役割を>核兵器廃絶に関して山口代表は、日本が 主導的な役割を果たし、「核軍縮の結果を出していくべきだ」と強調。阿倍首相は、「核兵器国と 非核兵器国双方の橋渡し役として主導的役割を果たすことにより、現実的な観点から核なき世界を 実現するための努力を重ねていく」と応じた。
01月22日<世界は今 英国のEU離脱 「2度目の国民投票」案浮上> 欧州連合(EU)からの離脱を2年前の国民投票で決めた英国で、メイ政権とEUの条件交渉が難航する中、 残留派、離脱派双方から、仕切り直しのため2度目の国民投票を行う案が浮上している。メイ首相は 再投票を否定し、あくまで来年3月の離脱へ準備を進める意向だが、計画に波乱が生じる可能性も 捨てきれない。「われわれは、現代世界が理解できず未来世代も許されない過ちを犯している」。 野党労働党のブレア元首相は1月4日、EU離脱で英国は大損失を被ると警戒し、「有権者には(残留へ) 心変わりする権利ふぁある」と再投票を唱えた。一方、こうした根強い残留の訴えに苛立つ離脱派急先鋒の ファラージ英独立党元党首も11日、残留派を「完全につぶせる」との理由から再投票を支持した。・・
01月21日<江戸時代後期に「回生術」を考察 産科医・賀川玄悦の生涯 歴史小説家 植松三十里 >「なくなった胎児を取り出し大勢の産婦の命を救い続ける」・・当時の女性にとって、出産は命がけ だった。帝王切開はもちろん、鉗子ななどの道具もない時代、胎児が出てこられず、中で死んでしまった 場合、母体も死を待つしかなかった。・・胎児が死んだのなら、母親も死んで当然という厳しい風潮も あった・・回生術は世界的に見ても画期的だった。そのため玄悦の死から半世紀ほど後、シーボルト の目に止まり、広くヨーロッパに紹介され、日本に優れた産科術があることが注目をあびた。
01月20日<日本人初のソナタを書いた作曲家 幸田延 音楽ジャーナリスト 萩谷由喜子> 幸田家は、長男・次男は、出世街道を進み、四男は、父親が細々と営む紙屋の店番として、肩身 の狭い毎日を送っていた。そんな彼に「兄さん、これ」とそっと小遣いを手渡してくれたのが、 早くから音楽取調掛(現・東京芸術大学音楽部)に学び、成績優秀につき、すでに助手として 給料を支給されていた妹の延だった。・・延に不遇を励まされた鉄四郎は、一念発起して小説 執筆に打ち込み、・・文壇評価を確立する。彼の号が、露伴である。・・延は、その後わが国 初の音楽留学生としてボストンに渡る。さらに5年間ウィーンでピアノのヴァイオリン、作曲に 声楽まで学び、帰国後は東京音楽学校教授として、滝廉太郎、三浦環、幸田(安藤)幸らを育てる・・
01月18日<核なき世界めざして 長崎市でセミナー ノーベル平和賞 ICAN事務局長が講演  「核兵器は時代の矛盾」日本は核軍縮のリーダーに>
(核兵器禁止条約 2007年4月、コスタリカ・マレーシア両政府の共同提案として正式に国連へ提出され、 2017年7月7日に122か国・地域の賛成多数により採択されたが、全核保有国は不参加、アメリカの核の傘の下にある カナダやドイツなどNATO加盟国や日本、オーストラリア、韓国なども不参加となった。また、当初は条約に賛成だった 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も核兵器の開発に成功後、不参加に転じた。)
01月17日<核廃絶めざし共に歩む ICAN 事務局長と各政党が討論会  山口代表が力説 保有国の賛同へ橋渡し> ・・席上、山口代表は、ICANが締結を推進した核兵器禁止条約(核禁条約)について「国際的に核兵器を 禁止する規範が確立されたことは画期的な意義がある。公明党も長期的、大局的な視野から条約に賛同する」 との認識を示した。・・「日本は保有国にも賛同を得られる橋渡しをしたい」と強調した。・・
01月06日>・・公務員は法律で、営利企業で働いたり、事業を行うことを厳しく制限されている。 国家公務員法の「信用失墜行為の禁止」「守秘義務」「職務専念の義務」の3原則が背景にある。 副業を行う場合には、許可を得なければならない。・・許可の基準が不明確なため、公務員の多くが、 報酬を得て地域活動へ参加することに二の足を踏むという。・・持続可能な地域づくりに向けて、 公務員が一住民をして、活躍することが強く求められている。
01月01日<加速する女性の活躍 経済協力開発機構(OECD)東京センター所長 村上由美子さん> ・・女性にとって、より”おいしい”のは、テクノロジーを追い風にした産業革命の中で、「女性の視点」の 持つ重要性が、いや増しているという点です。・・
<2017> 12月29日<与党訪中団 井上幹事長 習主席と会談 日中友好へ強い意志> ・・習主席の外交理念「人類運命共同体」に言及し、「公明党の政策にも通じる。今後も連携して 実現を図っていきたい」と決意を伝えた。習主席は「そうですね。頑張りましょう」と力強く応じた。
12月25日<注目集める「行動経済学」 大阪大学社会経済研究所 大竹文雄教授> ○”心”に着目して分析 人間の共通特性を明らかに 「特徴」・従来の経済学は人間の消費行動を 分析する際、非常に合理的で計算能力が高く、利己的な人間像を前提に置く。しかし、それでは 説明できない現象も多い。行動経済学は、そうした現象に人間の共通特性を見いだし、明らかに することで従来の経済学を補完するものだ。・・リチャード・セイラ―教授(ノーベル賞受賞) は、従来の経済学で説明できない現象を、行動経済学を使ってさまざまな実証的証拠を示して解き明かし その有用性を経済学者の間に広めた。もう一つの特筆すべき貢献は、行動経済学を使って社会や 経済のシステムを実際に変えてきたことだ。人々の何らかの行動を抑止するときの標準的なやり方は 罰則や税金だが、セイラ―教授は強制を伴わずに人々の行動を変える「ナッジ(肘で軽くつつく)」 と呼ばれる手法を提唱し、米国の企業年金の加入率を飛躍的に向上させた。・・「申請して加入」する 制度を「申請して脱退」する制度に変えた。・・
12月23日>「平和は追求しなければ永遠に手が届かない。希望より恐怖を選んだときの道を 私たちは知っている」。オバマ前米大統領の「プラハ演説」
12月20日<大学の「2018年問題」が到来 日本学術振興会理事長 安西祐一郎> ・・本来、大学のは、社会で長く活躍していく上で必要な知識や教養を学生に身につけてもらう役割が 求められている。企業で即戦力となるスキルを身に付けることとは次元が違う。他方で、日本の大学の 多くは、入学生をどれだけ確保できるかに注力している。その姿勢を早急に変えなければならない。・・ ・・・極めて重要な問題であり、大学を活性化されるには、専門家としての能力に疑問がある教授や 研究者は淘汰されるべきだ。簡単に言えば研究していない人。本来、研究者は「知の生産者」で なければならない。たとえスケールは小さくとも、世界にない知を発見したり、創り出す人が求められて いるが、日本ではそういう人が少ない。反対に、海外の論文などを 解説するだけで研究者を名乗る大学教授が多すぎる。・・・
12月14日<公明独自の政策が前進  私立高無償化 全国で  所得税改革 中間層の負担増に配慮> 公明党の山口那津男代表は、・・「新しい経済政策パッケージ」で私立高校授業料の実質無償化が実現した 成果を強調。日中・日韓関係の発展に向けた公明党の取り組みにも触れ、「これからも独自の政策発信、 海外との交流を続けていく」と力説した。
12月13日<熊谷守一 身近な生命、自然の奥にある法則を探求した画家> ・・著作『へたも絵のうち』は今もロングセラーの文庫となって読みつがれている。・・ ・・外から見えるものの奥にある構造的なルールを探ろうとする態度は、熊谷にとって本質的なもの だった。たとえば熊谷は45歳ごろ、ドイツの生理学者、ヘルムホルツの理論に従い、音と音の組み合わせが 生む調和や不調和の計算に1年以上没頭した。何気ない音の向こうに潜むルールを探り当てようと したのである。同様に色と色との組み合わせについても理論的な勉強を続けた。
12月12日<薬害C型肝炎 救済延長 給付金請求、23年1月まで 特別国会で法改正実現> (薬害肝炎全国原告団 山口美智子代表)公明党は07年3月、東京・日比谷公園で座り込みをしていた 私たち原告団の姿を見て、首相官邸への初訪問を仲介し、薬害C型肝炎救済の扉を開いてくれました。 ・・実現が危ぶまれる中で「しっかりやるから安心してください」と約束し、有言実行で改正を リードしてくれました。
12月12日<震災報道 復興の力に 公明新聞は党の生命線”>・・井上幹事長は、・・「公明新聞が あったればこそ『大衆とともに』の立党精神を隅々に巡らせ、党の方針を共有し、組織が成り立っている」 と党の”生命線”としての機関紙の意義を話した。
12月12日<核の脅威 永遠に除去を ICANノーベル平和賞授賞式>(山口代表が祝意) 今年のノーベル平和賞が、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に授与され、その授賞式典に、 被爆者の代表、広島・長崎両市長はじめ、日本からも関係者の皆様がご参加されましたことを、 心よりお喜び申し上げます。今回の受賞によって国内外で核軍縮・不拡散に向けた機運が高まることは、 大変喜ばしいことです。
12月09日<東アジア情勢と日本外交 宮家邦彦> <核開発”断念”には圧力 米国が保有黙認すれば永久に”恫喝”受ける 北朝鮮問題> ・・圧力と言っても、中国が本気になっていない以上、経済制裁のは限界がある。だから米国は、 「経済制裁以上、武力行使未満」の圧力をかけなければいけない。例えば原油の全面禁輸や海上封鎖 だが、軍事、外交、経済的要素を極めて繊細に組み合わせた難しい戦略が求めされる。・・・ 中国にとって、北朝鮮は米軍が駐留する韓国とのかけがえのない緩衝国だ。北朝鮮の崩壊は、 自由民主主義・市場経済の、潜在的に嫌中で、米軍が駐留し核兵器を保有しかねない統一朝鮮国家と 中国が直接国境を接することを意味する。・・・
12月06日<朝鮮通信使と対馬宗氏 長崎県立対馬歴史民族資料館 学芸員 古川祐貴> 関ケ原の合戦(1600)に勝利した徳川家康は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592~98)によって 破綻した日朝関係を再開すべく、宗義智(対馬宗氏当主)に朝鮮との講和交渉を命じた。 ・・日本に対する不信感を拭い切れない朝鮮は、要請を拒否するとともに、偵察を目的とする使節を 対馬に派遣した。講和の成立を急ぐ義智は、この使節を(朝鮮侵略時の)戦争責任を謝罪する使節、 徳川秀忠の将軍就任を祝賀する使節として、家康・秀忠父子のもとに案内した。これをもって家康は、 「講和成立」と見做したが、朝鮮側にその意識がなかったことは言うまでもない。・・
12月06日<国連事務次長が訪朝 半島情勢の緊張緩和めざす> ・・国連によれば、フェルトマン氏の訪朝は北朝鮮側から「政策対話」の招請を受け、11月末に決まった。
12月05日<北朝鮮ICBM発射 「核武力完成」は対話狙いか ジャーナリスト高杉昭一郎> 北朝鮮が11月29日、「米本土全域を攻撃できる」と主張する大陸間弾道ミサイル(ICBM)を 発射後、金正恩朝鮮労働党委員長は「核武力完成」を宣言した。これを機に北朝鮮が対話姿勢に転じる かが今後の焦点の一つだ。もともと北朝鮮の本音は米国との対話にある。・・・・
12月05日<北斗七星>・・投資の世界に注目すべき動きがある。「ESG投資」と呼ばれるもので、 世界の運用資産の約3割を占めるまでに急拡大。その波は日本にも押し寄せている。ESGとは「環境」 「社会」「企業統治」それぞれの英語の頭文字で、この3つを重視して投資先を選ぶという考え方だ。 例えば、ある企業の製品について、途上国の環境破壊を招いてないか、児童労働に支えられてないか、 といった点を厳しくチェックする。問題があれば投資をせず、これまで投資した資金も引き上げる。・・
12月03日<平和と安定を共通目標に 党訪中団>公明党の山口奈那津男代表は、2日、北京市内で 中国共産党の(要人)と相次ぎ会談した。・・・山口代表は、中国共産党が第19回党大会で提唱した 「人類運命共同体」という構想について、人類一体の目標向け「(世界が力を合わせて)平和と安定を 達成していくことが重要だ」と語った。・・・
12月02日<北斗七星>・・山梨県の中央自動車道笹子トンネルで9人が犠牲にんった天井板崩壊事故。 2012年12月2日に発生し、今日5年を迎えた。当時は民主党政権。「コンクリートから人へ」と 言い放ち、公共事業をムダ扱いする浅はかな無用論で国民を惑わせていた。これに対し、公明党は 東日本大震災の教訓から「防災・減災ニューデ―ル」を掲げ、インフラの老朽化対策を含む「命を守る公共事業」 の重要性を訴えた。事故から2週間後、衆院選で民主党は大惨敗を喫して政権崩壊したのだ。
11月30日<北斗七星>・・元常務・河原久さんの『山一証券の失敗の本質』・・「社長の思考と 意思決定のなかには、倫理性、道徳性が存在していなければならない」「社長にこうした道徳心が欠落している と、かならず会社は衰退する」
11月30日<北朝鮮 新型!CBM発射 青森沖に落下「核武力完成」と宣言>・・・金正恩・・「米本土全域を 攻撃できる」と主張した。(現実問題としてロフテッド軌道で日本に「着弾」する形でミサイルを撃たれると、 現在の技術では迎撃は困難です。三橋貴明のプログより)
11月27日<米が「テロ支援国」再指定>・・・米国のトランプ大統領は再指定の理由として「北朝鮮は国外で 暗殺を含む国際テロ行為を繰り返してきた」と指摘。金正恩政権を「残忍な体制」と糾弾し、財務省が過去 最大規模の追加制裁を行うと強調した。・・・中国・・宗部長を習主席の特使として北朝鮮に派遣したが、特使は 金正恩氏と会談できず、核問題を巡る中朝の隔たりを印象付ける形に終わった。これがトランプ政権の 再指定の決断を最終的に後押しした。・・・
11月27日<読書 アジアの中の日本国憲法 李京柱(韓国・仁荷大学法科大学院教授 専攻は憲法学)> ・・仮に日本国憲法9条に自衛隊を明記すると、それは韓国憲法5条に近接する。軍備を前提とする戦争放棄 条項である韓国憲法5条のもとでは、軍の統制は非常に難しいのが現実である。9条に自衛隊を明記すること によって自衛隊の統制を強化しうるという議論は、まったく根拠も説得力もない議論に見える・・著者によれば、 現在の9条を維持する方が自衛隊の行動をよく規制しうるのであり、9条2項を放棄してしまうと、「歯止めが かからなくなり、韓国のような状態になってしまうであろう」という。著者は、2015年の安保法成立後 かなり形骸化されたとはいえ、「まだ憲法9条は改正されていない」なお9条は生きていると書いている。
11月22日<揺らぐデモクラシーと世界秩序の変容 日本国際政治学会研究大会から> ●台頭する反リベラリズム 背後にグローバル時代の激流 - 「現在、我々が目撃しているのは、 英米に代表される19、20世紀のヘゲモニー(覇権)に基づく民主主義と国際秩序の基盤の漂流だ」 として、それを「グローバル化時代の先進民主国リスク」と”命名”。
●近代化の矛盾と欺瞞克服へ 民主主義擁護の「構え」 - 「近代化で中産階級が増え、 デモクラシーが広がり、その先に平和秩序が実現するという”近代化のパッケージ”のどこかに 矛盾ないし欺瞞が潜んでいる」ことを改めて想起させる一方、「だからこそ民主主義や自由や平等の 『構え』を取り続ける」ことの重要性も浮かび上がらせた。
11月22日>山本周五郎展で目にした彼の日記・・「人間を書くのだ、真実の人間が 書ければ『面白さ』は付いて来る」
11月21日<完了近づくIS掃討作戦 国際社会はどう対応すべきか> ●イラク、シリアで拠点陥落も世界各国でテロの脅威続く ISには外国人 戦闘員が多く参加した・・捕まらなかった場合、彼らは爆弾の作り方、武器の 扱い方を学んでいるから、その能力を生かし自国でテロを起こす可能性が高い。
●外国人戦闘員の帰還対策が課題 彼らが染まっている「ジハード主義」という 過激な思想を解くリハビリのプロセスが必要だ。・・イスラム法学者やソーシャルワーカー、 心理学者たちの協力など人員面と資金面の強化が欠かせない。
11月21日<今月下旬に中韓訪問 ・・・ 山口代表が発表 連携強化へ政党間交流> <日韓関係発展めざし協力 山口代表 新任の李韓国大使と懇談>
11月14日<学び直しの機会拡充 夜間中学新設加速へ 教育機会確保法受け  80自治体で準備・検討>📝教育機会確保法 主に義務教育を十分に受けていない人のために、 フリースクールや夜間中学など多様な学びの場づくりを進める法律。公明党などが提案の 議員立法として昨年12月に成立したが、共産党と希望の会(自由・社民)は反対した。 同法では、地方自治体に対して「夜間その他特別な時間において授業を行う学校における 就学の機会の提供その他の必要な措置を講ずるものとする」としている。
11月12日<潮流 2017>(トランプ大統領初来日 深まった日米関係 中韓との 協力発展に生かせ 同志社大学教授 村田晃司)・・日本の一部には、トランプ大統領への 不信から、米国が朝鮮半島で専制攻撃をしかけ第2次朝鮮戦争に発展する可能性を危惧する 声もある。しかし、そうなると100万人もの死傷者が予想される。何しろ、韓国の首都ソウル は1000万人の人口を擁し、北韓39度の軍事境界線からわずか50キロしか離れていない。 ・・去る9月のは、ニュージーランドの総選挙でTPPに消極的な野党論合が勝利した。・・ 今後は、日米間の強固な協力を、日米中、日米韓の協力関係に発展させていく必要がある。 日韓関係や日中関係では、ややもすると対立点ばかりが目につくが、利害を共有する 争点も多い。日本外交は忍耐強く、協力の拡大と摩擦の縮小に努めなければならない。 ・・・
11月12日<出久根達郎のとざいとーざい文学大博覧会 146>(ストウ夫人 小説が 南北戦争の引き金になった)小説は作家の妄想にすぎない、と言い切ってしまえばその 通りだが、しかしその他愛のない物語が、国を二分する大戦争を引き起こした例もあるので、 あなどれない。アメリカの南北戦争である。奴隷解放を謳ったリンカーンが、第16代の 合衆国大統領に選ばれると、これに反対の農場主の多い南部と、工業地帯北部が翌年、 戦火を交えた。・・ ・・戦乱のきっかけは、ストウ夫人の小説『アンクル・トムの小屋』であった。夫人は南部 の綿花農場で酷使される、黒人たちの悲惨な様子を、手に汗握る長編物語に仕立てた。・・