<2021年>
12月25日>歴史を学び歴史を養えー恩師
12月22日>不得意に挑む中で自分の価値が発揮ー牧口先生
12月20日>善に対し感激と熱意持つ人こそ教養の人ーヒルティ
12月19日>希望抱き続ければ世界は住みやすい場所へーパークス
12月14日<勇気ノ舞 凱歌の行進 第20回多宝の友へ>
・・・
「人生の勝負は死の数年前で決まる」とは著名な哲学者の言葉であった。・・・・
12月12日>庶民を通してものを眺めよ。そこに真理がーユーゴ
11月28日<教学随想ー日蓮仏法の視座ー 11・28「魂の独立記念日」後継の”山本伸一”の連帯の拡大
「新・人間革命」世代の使命 志賀昭靖>
・・・・魂の独立から30年。この間、学会は世界宗教へと飛翔した。そして、その勇壮な離陸と時を同じくして
先生が執筆され、完結させてくださった書こそ、小説『新・人間革命』にほかならない。・・・・
2030年、そして万年の広布の未来を展望し、今、世界で躍動する青年の誓願のスクラムを、さらに力強く発展
させていけるか。それはひとえに、次代を担う私たち青年が、この学会精神の正史たる『新・人間革命』を心肝に染め、
実践の規範とし、自らの血肉とできるか。さらには、時代精神として定着させることができるか否かにかかっていると
いっても過言ではない。
・・・・・・
11月28日<魂の独立から30年「人間革命の宗教」の道を 池田大作先生(四季の励まし)>
一人の人間の蘇生と歓喜の人生こそ、宗教本来の目的であり、根本である。
したがって、真に求められるのは、生命の尊厳を解き明かし、一人の人間を強く、賢くする宗教である。
そこに、「宗教のための宗教」ではない、「人間のための宗教」の機軸がある。・・・・・・
11月12日<扉を開く 池田先生の対話録Ⅲ 第21回 アメリカ実践哲学協会創設者 ルー・マリノフ博士>
『哲学』とは・・・「『知を愛する』ことです」ーー博士は端的に答えつつ、哲学の本質は「真実を見つけ出すために
問いを発すること」と、言葉を添えていく。 「それでは、『哲学』と『宗教』の違いは、何でしょう?」・・・・
「この場合の『宗教』から、仏教は例外として除きます。仏教は『哲学』と『宗教』の両面を備えていると思うからです。
「いくつかの宗教は、自分の『外に』それを求めます。それでは、自分自身の中の素晴らしい潜在的な能力に目覚めない
でしょう」 自分自身を本当に理解しようとするなら哲学は欠かせない。・・・・、
11月06日<創価学会創立の月 記念インタビュー ブッダの思想の核心とは(上) 創価大学大学院 羽矢辰夫教授>
・・・「サンカーラ」が苦しみの根源的な原因であると考えます。苦しみの原因は欲望でも、また無明でもありません。
サンカーラとは、「自他分離的な自己を形成する力」です。人間の自我を形成するために欠かせない原動力である一方、
実はこのサンカーラから、人間のさまざまな苦しみが起こってくるのです。・・・
10月18日<人間主義の哲学の視座 テーマ「安心と安全」 第12回 対談集「21世紀への選択」に学ぶ(下)>
・・・「文明の衝突」は、国際社会の論壇の主たるテーマになった。・・・先生は、紛争などの背景にある複雑な要因を
「文明の衝突」という図式だけで捉えると、”文明が異なるのだから、対立は不可能である”といった見方が定着し、
ゆえに、対立の真の原因が見失われてしまうと指摘する。・・・
10月18日<きょうの発心>なづきをくだきて・いのるに・いままで・しるしのなきは・
この中に心の・ひるがへる人の有ると・をぼへ候ぞ(辨殿御消息)
「通解」頭を砕くほど真剣に祈っているのに、今まで験がないのは、この中に日蓮大聖人の心に合わない者がいる、
と思われる。
09月28日>生きることは目標に向かって歩むことーオルテガ
09月22日<わが友に贈る>
幸・不幸を決めるのは環境や他人ではない。全ては自分の一念だ、
人生の全権は我にあり!この確信で生き生きと!
09月15日>勇気なくしては空虚だーロラン
09月05日<「聞き切る」「話し切る」ことで人は回復していく INTERVIEW 精神科医森川すいめいさん>
ー「困っていること」に焦点を当てるー
ーーーオープンダイアログ発祥の国フィンランドでは、対話によって精神面に困難を抱えた人の8割が回復したと
聞きました。
ー変えようとしないから「変わる」ー
・・・相手が何を言いたいのかを「聞き切る」ことが大切です。話をさえぎったりしてはいけません。
また、「家族の中の問題をみつけよう」とか、「分析や解釈をして、良い方法を考えよう」とか、変化を
求めるような話の持っていき方はしないようにします。ただ単に、それぞれが思っていることを話ます.
そうすると、今、実際に起きて困っていること自体は変わらないかもしれないのですが、それに対する
「感情的な理解」が変わっていくんです。
・・・
08月10日<「読書」実力も運のうち マイケル・サンデル著>
著書は米ハーバード大教授で日本でもよく知られる政治哲学者。副題の通り、新著の主題は
「能力主義は正義か?」だ。・・・・
”能力主義至上社会”では、エリート層の多くが、恵まれた生まれと育ちという偶然的要素から目をそらし、
運の良さまでも自らの実力と錯覚しがちだ。それが彼らを傲慢にし、庶民のことを”努力が足りない”として
蔑視するようになる。一方、学歴もなく、高収入の職に就けない人々は誇りと自信を失い、屈辱と
怒りをため込むーー米国社会に起きたそのような分断が、2016年にトランプ前政権を誕生させた主因だったと
著者は分析する。・・・
07月18日<失敗してもOK そんな社会にしたい 「遊び文化」研究者 東京学芸大学副学長 松田恵示さん>
[誰もが「こどモード」に]
・・・今の学生や若い人たちには「面白い」と感じられる場面に遭遇しても、感情にグレーキをかけようとする傾向が
見受けられます。 「遊びの精神」とは、失敗をも楽しむことです。しかし、今はスマートフォンなどで、インターネット上
に何でも記録されてしまう時代。一度、SNSなどに自分の失敗などが載ってしまえば、消すことができません。
このような中では、未知の物事に出会っても「失敗してはダメ」という気持ちが強くなり。「遊びの精神」は
失われてしまう。それは文化の衰退にもつながるかもしれません。 私は、誰もが安心して失敗でき、
「失敗しても大丈夫」と認め合える世界、そして、いつでも再チャレンジできる社会を築きたいと思っています。
・・・・・
07月14日<第4回本部幹部会 原田稔会長>
・・・これまで池田先生が、折々に教えてくださった通り、広宣流布とは、単に学会員の拡大を意味するだけでは
ありません。社会的腐敗を正し、民衆が主役の時代を開くために、政治、教育、芸術など、あらゆる分野に進出し、
妙法の人間主義を開花させゆく、その”流れ”それ自体が、「広宣流布」であります。・・・・
すなわち、私たちの推進する支援活動は、「仏法の慈悲を根底にした人間主義の政治」を実現するための、
宗教運動の一環であり、だからこそ、まず何よりも、私たち自身の人間革命ーーー言い換えれば、祈りを根本に、
全ての人の仏性を信じ抜き、あらゆる差異を超えて友情を広げる中で、自己の境涯を広げゆく実践こそ、
根本中の根本であります。そして、そこにまた、仏縁が結ばれ、学会への理解と共感が広がっていくのです。
・・・・・
07月06日<デポー大学第2回池田・創価教育研究会議から
アメリカ パデュー大学 イザベル・ヌニェス教授の講演
人生に向き合う真剣な姿が一人一人の人間革命を促す>
きょうは、自身の内なる世界についての理解を深め、教師が真摯さを持つ重要性について話たいと思います。
まず、真摯さとは誠実さであり、真の自身に生きることです。
それを妨げるのは、悪い感情や振る舞いそれ自体ではなく、そうしたものに飲み込まれてしまうことでしょう。
私はそうならないための方法を、『法華経の智慧』などの池田博士の著書から学びました。
特に私の心を捉えたのは、瞬間瞬間の生命にあらゆる現象・働きが備わっていることを説く仏法の「一念三千」の法理です。
博士は、私たちの心次第で、いかなる環境も変えることができ、一人の人間に無限の可能性があると語っています。
・・・・・
07月05日<対談 「日蓮大聖人御聖誕800年慶祝 法華衆の芸術」を巡って
「日本文化=禅」という偏見に一石 >
(美術ライター 高橋伸城 現実と向き合う思考)
(現代美術家 宮島達男 画期的な視座を提示)
宮島
各時代に花開いた作品やその背景を詳らかにすることによって、法華衆の人たちが何を考え、どのように
表現してきたのか、またそれが世界にとってどういう意味を持っているのかを、まざまざと見つけられた
ように思いました。法華経の思想を共有する現代の人々だけではなく、後代の人たちにとっても有意義な連載
だったと感じました。
・・・・
海外で仕事をするようになって気付いたのは、欧米の知識人たちの間に「日本美術といえば禅」というイメージが
強烈にあったことです。私の作品も最初は禅の文脈で解釈されていました。
西洋では禅が仏教の総称であるかのごとく受け取られている。その認識に最も影響を与えたのは、鈴木大拙でしょう。
元々英語の教師だった大拙は、禅について英語で本を書くだけでなく、欧米で頻繁に講演しました。
そこに前衛芸術家のジョン・ケージなどが聴講に行き、西洋にはない考え方に驚くわけです。
「日本美術=禅」のイメージを広めたのは英語を自由に話せる人たちだけではありません。
日本人には昔から外国への強い憧れがありました。だから西洋が禅に注目すると、「そうか、禅がいいのか」
と思ってしまうわけです。
実際、日本のアーティストの中には、仏教をほとんで知らないにもかかわらず、禅を売りにしている人が少なからずいました。
・・・・
文献で裏付ける学者ではなく、あくまで一人の作家として禅僧の絵画を見て思うのは、中国に由来する”形式”が
繰り返し踏襲されてきたことです。
日本には存在しないような屹立した岩が、決まった線のパターンで描かれる。
そこにあるのは、目の前の現実とかけ離れた観念であり、自己完結の世界です。
・・・・
その通りです。等伯の<松林図屏風>こそが、日本の風景を”発見”した最初の絵だと私は考えています。
現実を目の当たりにして、どう描くべきかを思い悩んで、あのような造形になったとしか思えないんです。
遠くの山々をかすませて奥行きを出す手法はよく用いられます。
しかし<松林図屏風>のように、松の幹が途中で切れて余白に飲み込まれる描き方のは前例がありません。
観念ではなく、現実を直視した人のやむにやまれぬ表現だったのです。
・・・・
等伯にしても宗達にしても、法華衆の芸術は今ある現実を徹底的に肯定して描いています。どこか別の世界にある
理想郷ではないのです。
・・・・
もう一つ付け加えると、法華衆の芸術には他者のまなざしを感じます。例えば北斎はテクノロジーに敏感で、
西洋から伝わってきた絵の具など、新しいものをどんどん取り入れた。光琳に至っては、大胆な意匠を作り上げる
のに町中に住む庶民の趣味や感覚を入念にリサーチしていたのではないかという気さえします。
他者、そして社会との対話が当たり前のように行われていた。当時の出来事が互いに関係し合い、
コラボレーション(協同)して画面のうちに表出されていると、法華衆の絵を見て思うんです。
高橋 19世紀後半、フランスを中心とする欧米で「ジャポニズム」と呼ばれる日本美術のブームが起こります。
そこで西洋の芸術家たちが注目したのは、光琳の模倣や北斎の版画などでした。
現代の西洋で普及している「日本美術=禅」のイメージからすると意外かもしれませんが、
水墨画を含む禅画の影響はそれほど色濃くありません。
宮島 法華宗の作品の多くは他者の視点を考えながら作られているので、異なる文化圏の人たちにも受け入れられる。
咀嚼して引用できるわけです。
外に開かれた芸術は、世界各地の文化と結び付いて多彩に展開していくと予想されます。
そうなると、日本で生まれる法華衆の芸術と、アメリカやインドで生まれる法華衆の芸術が違う様相を見せる
可能性もあります。それでいいです。
・・・・・・・・・
07月02日<HEROES ヒーローズ 逆境を勝ち超えた英雄たち 第9回 ウィンストン・チャーチル>
・・・チャーチルは幼少期、発音障がいに悩んだ。伝統あるパブリックスクールのハロー校に学んだが、成績は
常に最下位を争う劣等生だった。陸軍士官学校は3度目の受験で、ようやく合格を果たした。
卒業後はキューバ、インドなどの戦線へ従軍。この激動の時代に本を読みあさり、学問に目覚めていく。
政治、経済、歴史、宗教など、あらゆる知識を吸収していったチャーチルについて、後にイギリスの歴史家・
トインビー博士は、”彼の創造的な個性は戦線の中での自学自習によって形成された”と分析している。
「どんな逆境においても絶望してはならない。むしろ絶望という名の不運から、希望ある将来へと導く強さを学ぼう」
ーーこれが彼の人生哲学であった。・・・・・
06月20日<わが友に贈る>「一生空しく過ごして万歳悔ゆること勿れ」
06月12日<創刊70周年記念企画 私と聖教新聞 末継彩佳さん>
・・・・「未来部時代からバリバリの学会2性です」・・・・大学卒業を控えた冬、実家を離れ、
学会の組織からの連絡も断った。・・・・
学会活動をする気はなかった。「誘われても参加しません」。キッパリそう告げた。
しかし、目黒の地区婦人部長に笑顔で返された。「そんなこと、いいの。
あなたが、ここに来てくれただけで私たちはうれしい」頑張れる時もあれば、頑張れない時もある。
「今のままでいい。ありのままの自分を受け止めてくれる。学会って本当に温かいし、有り難いです」
今、総区女子副未来部長として、同じ思いで未来部員に接している。「”信心する気がない”とか
正直に話してくれます。私に会ってくれるだけでえらいし、すごいよって伝えています」
聖教を5年ぶりに読むようになり、末継さんが思っていることがある。
「昔は、自分を鼓舞するために読んでいたような気がします。だけど今は、自然と読みたくなるし、
読むと心を軽くしてくれる。私にとって、聖教新聞は戻りたくなる場所なんです」
06月11日<my drama 世界の友の体験談 ”50歩先の未来”をつかむ祈り アメリカSGI マユル・グプタさん>
・・・グプタさんは昨年9月、全米屈指の発行部数を誇る全国紙「USAドゥデイ」や46州の地方紙を
発行する最大手新聞社ガネットのCMO(最高マーケティング責任者)兼CSO(最高戦略責任者)に就任。
創業100年を超える企業のさらなる「成長」と「変革」という、重要な使命を託された。
・・・・最大の功徳は、「自分が変われば環境も変えられる」と心から思えるようになったこと。
・・・・「世界中でフェイクニュースなどが人々の不安をかき立て、混乱を生み出しています。
時には、それが命の奪い合いを引き起こすことさえある。良き社会をつくるため、信頼度の高い情報を
発信する方途を構築することが、私の責務だと思っています」・・・「時代の要請は、顧客を第一に
考えるビジネスモデルの構築です。私たちの業種でいえば、”読んでほしい記事”ではなく、
”人々が求めている記事”を提供することです。常に顧客から学び、機能的なニーズと満足が
いずこにあるかを模索し続けることが、デジタル時代を勝ち抜く一つの要因だと確信しています」
こうした考えの根底には何があるのか。グプタさんは、「目の前の一人に全魂を傾けて励ましを
送られる池田先生の思想と行動が、私の思考の源です。先生の人間主義の哲学には、時代の何歩も
先を見据えた真実が脈打っています」・・・・・・
06月11日<寄稿 教育実践から価値哲学 経創価大学 伊藤貴雄教授>
・・・「大善生活」とは、「人に依っていた基準を革めて法に依れ」ということであると
述べています。いかに権威権力のある人が言うことであれ間違ったことであれば従ってはならない
というのです。 牧口先生の晩年は、こうして国家権力に対する言論闘争となっていきます。
・・・・先生が掲げた「依法不依人」というモットーは、カントの哲学と響き合うものがあります。
カントもまた、どの時代、どの国家にも通用する「普遍的法則」を希求した哲学者でした。
冷え込む晩秋の獄中でも、自身の価値哲学が間違っていないこと、それどころか、カントから
法華経に至るまでの人類の知的遺産に支えられていることを、牧口先生が強く確信されていたことが
うかがえます。・・・・
06月09日<寄稿 教育実践から価値哲学 経創価大学 伊藤貴雄教授>
牧口常三郎先生は、「真理の認識」と「価値の創造」が教育の2大目的であるとしています。
何事に対しても、世間の評価をうのみにせず、「認識した上で評価する」ことを信条としました。
また、それだけにとどまらず、学知を生活に応用し、人々の幸福に資する「価値を創造する」こと
を重視しました。
事実、カントやヘルバルト、デューイなど、世界の教育学説にも積極的にアンテナを張り巡らしながら、
それを机上のものに終わらせず現場の教育に応用し、新しい教授法に昇進させていきました。
国際連盟事務次官も務めた新渡戸稲造は、「君(牧口先生)の創価教育学は、余の久しく期待したる
我が日本人が生んだ日本人の教育学説であり、而も現代人が其の誕生を久しく待望せし名著であると
信じる」と評しました。・・・
06月09日>
人間の本性は逆境の時にはっきり現れるーヘッセ
06月06日<6・6 牧口常三郎先生の生誕150周年>
・・・子どもを「学びの主体者」へと育む牧口先生の実践は、現在の学校現場が目指す「考える力・
生きる力」を伸ばす教育にも通じる・・・ペスタロッチ、ヘルバルトの教育理論を実践する中で、
時代を経ても通用する普遍的な教育方法を編み出した・・・
06月06日<バリアをなくしたとき 新たなドラマが生まれる レパートリーシアターKAZE
芸術監督・演出家 江原早哉香さん>
・・・演出家だから、役者だから、べテランだから、若手だからと”分ける”のではなく、「一人
一人を特別扱いする」のが信条です。一人の人間が加わることで、その集団の形は変わります。
だからこの劇団の財産は人なのです。 私も散々わがままを言ってきました。でも、言うことで
責任も生まれますし、やってみて大失敗したからこそ学ぶこともたくさんあります。 人と比べて
遠慮したりせず、自分の感性を信じて、今やれることを精いっぱいやってほしい。その中で、
一緒にいる仲間と悔しがったり、涙を流したりすることが、自分を好きになり、そして誰かのために
行動する大きな原動力になる、そう思います。
05月29日<あなたの知らないℤ世代>
1976-1981 ポスト団塊ジュニア
1982-1995 ミレニアルズ(1982 プレッシャー世代 1988 ゆとり世代)
1996-2005 ℤ世代
・・・z世代の特徴 ・・・一つ目は、「真理欲求」です。・・・・
二つ目の特徴として、「柔らかコミュニケーション」 ・・・不定しない言い方が好まれる・・・
05月28日<君も立て>
美名にかくれた言語ではなく、全魂を傾け、全霊を尽くして、初めて、
仏天の加護を願うことだ。
「若き日の日記」1955年(昭和30年)10月31日から
05月19日<名字の言>・・・・
宗教は何かにすがったり、現実から逃避したりするためにあるのではない。
悩みや試練と向き合い、乗り越えていく、強い自分を築くためにある。その哲理と
実践を説く仏法に「目覚めた人」の連帯・創価学会に寄せられる期待は大きい。
05月19日>まず自分が変わることだー戸田先生。
05月16日<HEROES ヒーローズ 第7回 エレノア・ルーズベルト
恐れるよりは希望をもってやる方が賢明である。「そんなことできない」という人間
からは何も生まれない。>
2度の戦争の惨害から将来の世代を救うため、人類は国際連合(国連)を設立し、
平和への道を模索し始めた。 その国連で「すべての人民とすべての国とが達成すべき
共通の基準」として広布されたのが「世界人権宣言」である。 第一条で「すべての
人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」と
うたう宣言の起草に尽力した一人の女性がいる。 「アメリカの良心」とたたえられる
第32代大統領夫人、エレノア・ルーズベルトである。・・・・・
<私たちが強く願い、その実現のために行動するならば、変革できない分野ばどないと
確信しています>
第2次大戦中の45年4月、大統領だった夫が病で急逝する。彼には「国連」の設立という
大いなる夢があった。エレノアは深い悲しみを乗り越え、亡き夫の分まで平和のために
生きることを決意する。その年の10月、念願の国連が発足。アメリカの国連代表に
任命された。 彼女は語っている。 「女性というのは、さまざまな障害をはねのけて、
1センチずつ前進するものなのです」 「1つが切り抜けられたら、次には何でも切り抜け
られるはずではないか。立ち止って、恐怖と正面から対決する度に、人には力と勇気と
自信がついてくる」
世界人権宣言の採択の後、エレノアは万人にこの宣言が用いられることを願い、つづった。
「普遍的な人権とは、どこからはじまるにでしょう。じつは、家の周囲など、小さな場所から
なのです。あまりにも身近すぎて世界地図などにはのっていません。ご近所の人、
かよっている学校、働いている工場や農場、会社などの個人個人の世界こそ、はじまりの場なのです」
・・・・・・・
05月10日>学びや成長に興味ない人は幸福度も低いー研究
05月05日>熱意は、幸福と健康の秘訣ーラッセル
05月05日<名字の言>・・・・・
仏法では、肉眼・天眼・慧眼・法眼・仏眼の「五眼」を説く。信仰で生命を磨けば、
物事を敏感に感じ取り、深く見通せるようになると教えている。どんな人にも、
その人にしかない使命が必ずある。そう信じて祈れば、相手の長所を見つける「心の眼」が
開かれる。”人材を育てる人が真の人材”との自覚で、青年や未来っ子を励まそう。
きょう5日は、その誓いを深め合う「創価学会後継者の日」。
05月02日<池田大作先生 四季の励まし 「偉大な目標」が人間を偉大に >
目標持つ時、未来の大空に太陽は輝き、美しき希望の虹がかかる。人生に目標があれば、
歩みの一足一足に力があふれる。
〇〇〇偉大な人間だから偉大な仕事を成し遂げられるのではない。偉大な目的を目指すから、
人間は偉大になれる。
〇〇〇創価学会が目指す根本の目的は何か。それは、人類の幸福と平和である。自他共に
生きていること自体が愉快で、楽しいという境涯を開いていくことだ。
「広宣流布のため」という最も偉大な目標に向かって進めば、その人自身が偉大になる。
大きな目標が、大きな希望となる。
〇〇〇広宣流布は前代未聞の大業であり、道なき道を開き進む労作業である。
その道を切り開くには、人を頼むのではなく、皆が自発・能動の信心で、一人立つことである。
自らが目標を定め、主体者となって取り組む活動には歓喜がある。
〇〇〇昨日の自分と比べて、今日の自分は進んだか。先月の自分と比べて、今月の自分は進んだか。
去年の自分と比べて、今年の自分は進んだか。自分と他人とを比べるのではなく、自分の過去と
現在と未来の前進を比べることである。
〇〇〇歴史とは、新しい一歩一歩の積み重ねである。遥かな未来も「今」という一瞬から始まる。
「今」が旅立ちの第一歩となる。永遠なる平和絵巻を織りなすには、胸中に勇気の太陽を輝かせ、
希望の虹を描いて「今」を勝つことだ。
04月26日<今週のことば>
志あるところ道あり。今しかできない事も今こそできる事もある。
仏の異名は「開道者」智慧と執念で道を開け!
04月25日<池田大作先生 四季の励まし>
未来部の君たち貴女たちが、苦難にも負けず、勝利の花と咲き開く
その姿は、父母の喜びであり、私の誇りであり、世界の希望である。〇〇〇
頑張ったけれども、思うようにいかないことがある。それでも、くよくよしないで、
次の戦いを目指して挑んでいく。その人が真の勝利者です。最後に勝つのです。
悲しいことや苦しいことを経て、人間は鍛えられる。偉大になれる。〇〇〇
どんな時にも、自分を卑下してはいけない。世の中をあきらめてはいけない。
今、自分がいる、その場所で、自分らしく朗らかに、忍耐強く、わが使命の道を、
歩み通していくことだ。〇〇〇
地道な行動の連続以外に、社会を変え、時代を変える偉大な力はない。
一番地味であることが、一番成長できることだ。木も、少し眺めただけでは、
伸びているかどうか、わからない。しかし、10年、20年と時を経れば、
若木は見事な大樹となる。「きょう」を勝つことだ。〇〇〇
私には、21世紀の本命中の本命である。後継の未来部がいる。
さあ、君の「勇気の一歩」で、世界を変えていこう!
あなたが「正義の走者」となって、平和を創り、広げていこう!
きょうも、何ものにも負けない若き生命のエネルギーを、満々と発揮しながら!
04月22日<コロナ禍を乗り越える原動力 創価大学 アネメッテ・フィスカーネルセン准教授>
・・・日蓮仏法の特徴は、生命に内在する力を最大限に発揮して、困難に立ち向かっていくという卓越した
”自力”にあると感じています。すなわち、宿命を受け入れるのでなく、自らの行動によって良い方向へと
転換していく生き方です。これは「変毒為薬」との言葉にも象徴されますが、信仰者の努力次第で、
どんな苦境にあっても力強く人生を歩んでいけることを示しており、とても魅力的な哲学だと思います。
・・・・
04月13日>相手の心を知るーこれが良き人間関係築く力
04月10日<わが友に贈る>
求道の人には限りない歓喜がある。
歓喜ある人には苦難に勝つ勢いがある。
ここに成長の秘訣が!
04月08日<名字の言>
・・・19歳から酒造り一筋の杜氏が語っていた。「何十年、杜氏をしているからと慣れきったような思い上がった
根性では、とてもとてもできない。毎年が小学1年生のつもりで、そして、毎日毎日、気を抜かないで仕事を続けて
いくことが基本です。現状に満足しないで、絶えず研究心を持つことが一番大事じゃないかと思う」。
「毎日が1年生」と清新な気持ちで一日を出発したい。「さあ、きょうから!」「いよいよ、これから!」と、
輝く未来を見つめて進む。これが仏法の説く本因妙の生き方である。心の持ち方で人生は百八十度変わる。
04月04日>SGI会長ほど忍耐強く対話してきた人はいないーロシア識者
04月02日>ただ人間のみが不可能をなしうるーゲーテ
03月30日<『法華経の知恵』から 十界本有の仏>
寿量品の仏は「十界本有の仏」なのです。仏界だけではなく、菩薩も声聞・縁覚も、また地獄・餓鬼・畜生の境涯も
ことごとく、”もともと”具えている仏です。 あるとき突如として仏になったのではないし、仏になったとたんに
九界の生命がなくなってしまったのでもない。 しかも、この十界とは、十法界とも言う。法界とは、いわば全宇宙
のことです。 十界という全宇宙が本来、大生命であり、巨大な仏なのです。無始無終で慈悲の活動を続けているの
です。 だからこそ、十界のどの衆生であっても、その仏と一体です。一体だと「自覚」すれば仏なのです。一切衆生
に、そう「自覚」させるために、仏法は存在する。 ところが人々は、小我に執着して、狭い心のままで苦しんでいる。
その無明を叩き破って、久遠元始の大生命の太陽を昇らせるための法華経なのです。
03月24日>周囲を照らすには自身が燃えねばートルストイ
03月22日>「時間を充実させることが幸福」エマソン
03月20日<「SNS時代」に求められるあいまいな状況に耐える力 京都大学大学院 佐藤卓己教授>
・・・人間は、未知の事柄に直面すると、早く理解し、安心したいという欲求に駆られます。でも、私たちは、
耐えることや待つことで、得るものがあることも知っています。「即時的な快楽」に対する、「遅延化する利益」
のことです。・・・・
「耐える」というのは本来、将来への見通しが明るいからこそできるのですが、近年の社会は必ずしも
そうではなく、コロナ禍で不安も増しています。だからこそ早く判断して、手にした情報を使い切ろうと
する「即時的な快楽」に流されてしまう傾向があるといえます。・・・・
私は「せろん」と「よろん」の違いを訴えてきました。「せろん=世論」は世間の雰囲気や大衆感情であり、
今で言えばSNSなどによって醸成されやすいものです。これに対して「よろん=輿論」は、公的意見、つまり、
公に対して責任を担う意見を指します。・・・・
人間は、得てして自分の利益や欲望に向かいがちです。その極端な傾向を否定するものとして、自分では
ない他者を立てるわけです。自分は善で、相手は敵といった見方にならないことが重要です。 その点、
情動社会が暴走する危険性をはらむのは、説得ではなく”好き嫌い”や”共感”で動くからです。
「仲間だよね」という共感を得るための、一番手っ取り早い方法は、敵を設定することなのです。
ナチス・ドイツにとってのユダヤ人がそうでした。敵が設定されると、他者がますます見えなくなり、
説得の必要もなくなります。そうして、嫌悪や憎悪といった感情の、増幅的なプロセスに陥る可能性が
あるわけです。
そして、共感を得るために設定するこの「敵」は、誰か別の人ではなく、自分の暗い闇の部分を投影して
いることが多くあります。自分では否定したいと思っている感情や要求を、覆いかぶせる適当な存在を
見つけると、それを敵として設定するのです。敵とは自己の分身なのですから、「友か敵か」といった対立に、
安易に乗せられないよう注意すべきです。・・・・
物事を性急に見極めようとしたり、答えを見つけようとしたりするのではなく、
あいまいな状況にあっても思考停止せず、常に対話していられるような人間関係の構築が求められていると
思います。
03月12日<世界の街と文学 あなたに贈る言葉 ドイツの文豪 ゲーテ編>
池田先生は後継の友につづった。「若き日、体が弱くて仕事や勉強が思うように進まない私にとって、
ゲーテの言葉は『希望の虹』でした」と。若き先生は、ゲーテを「青春の魂の友」と呼び、読んで読んで読みまくった。
ゲーテは大病に苦しみ、最愛の家族にも先立たれた。最も高貴な行動を貫いて、最も卑劣な誹謗も浴びた。それでも断じて負けずに、
生命を威風も堂々と燃え上がらせ続けた。
池田先生に、恩師・戸田先生は厳愛を込めて何度も語り掛けた。「ゲーテのように生きなさい!戦いなさい!」と。・・・・
03月12日>子には批判よりも模範が必要ーフランス哲学者
03月07日<「HEROES ヒーローズ」第5回 ナイチンゲール>
・・・「自分を生かすためには、たとえわずかなりとも、自ら何かを掴まなければならぬ。
何かを、自分の手で摘みとらなければならぬ。それは与えられるものではない」
・・・「年ごと、月ごと、週ごとに『進歩』を重ねていないかぎり、あなたは『退歩』しているのです」
過去は過去。さあ、今ここから、前へ、前へ!これがナイチンゲールの生き方であった。
・・・
03月06日<コロナ禍で迎える震災10年とわれるのは一人の「生き方」
東北大学大学院 佐藤弘夫教授>
現代の私たちにとって、時代をつくり、形づくっているのはの人間だというイメージがありますよね。
ところが近代以前にさかのぼると、社会や世界を構成する要素として、神仏や疫病、死者といった
”人間以外の存在”が多く含まれます。 人間と人間以外の存在が共存することで、人と人との間を
柔らかくつなぐクッション(緩衝材)のような作用が生まれ、人同士が直接触れ合って傷つくことを
防いでいます。カミの存在によって、地域の祭礼や伝統芸能といった公共空間が生まれ、豊かな
人間関係の維持につながっていました。しかし近代は、合理化や世俗化の中で人間以外の存在を
社会から追い出してしまった。クッションであるカミが失われたことで、ハリネズミが互いの棘で
傷つけ合うような社会になっているのではないでしょうか。
03月05日<御書の旭光を>
餓鬼は恒河を火と見る人は水とみる天人は甘露と見る水は一なれども果報に従って
別別なり
<通解>
餓鬼は恒河を火と見る。人は水と見る。天人は甘露と見る。水は一つのものであるが、
果報にしたがって別々なのである。
03月03日>信心とは一瞬一瞬を大事に生きる事ー戸田先生
02月28日>一人を大切にする心がある限り学会は盤石だよーー恩師
02月23日>「唯一の実り豊かな道は繰り返しの道」建築家ガウディ
02月22日>幸福は君の外ではなく内にートルストイ
02月21日<Stories ストーリーズ 師弟が紡ぐ広布史>シルビアさんは先生から、開目抄の一節を教わる。
「つたなき者のならいは約束せし事を・まことの時はわするるなるべし」先生は「この御文だけは、生涯、忘れてはいけないよ」と。
02月21日>若い頃に叩き込んだ事はいつまでも残るーショーペンハウアー
02月19日<名字の言>
・・・余裕があるから、人を励ませるのではない。自らが戦っているからこそ、人を励ませるのである。・・・
02月16日<時代越え輝く「万人成仏」の思想 スペイン版「御書」総合監督者 カルロス・ルビオ博士>
・・・私が考えるに、世界宗教の特徴や条件は次の2点に集約されます。それは、「宗教的メッセージの普遍性」と、
「権力から独立して、そのメッセージを伝える力がある」ということです。日蓮の「御書」には、まさに両方の特徴があります。
・・・イエス・キリストは「愛」という普遍的なメッセージを伝え、・・・・マホメットも「平和」というメッセージを掲げ、
・・・日蓮の場合は流刑や暴力など、あらゆる迫害に決して屈することのない勇敢な精神と思想の独立性によって、「万人成仏」という
哲理の普遍性が一層深く、強固なものとなっています。・・・
02月12日<「Woman in Action 輝く女性」 読解力がAI時代・DX時代に活躍できるカギ 国立情報学研究所教授 新井紀子さん>
〇テクノロジーを使う側か、使われる側か〇・・・・
〇正しく読み書きし、自学自習できる力を〇・・・新井さんが問題視しているのは、少子化や受験産業の影響による今の勉強方法では、
自学自習できる子が少ないという現実だ。「学校や塾で常に誰かに教えてもらう環境で、18歳までに自学自習力が付かないままに大学に入り、
『単位を取るには』みたいなことがSNSで回って、そのまま卒業する可能性が高い。自分ではうまくやったつもりでも、最も脆弱な人材として世にでてしまう。・・・
〇女性のリアリティーによる起業に期待〇・・・問題に直面し、社会を変えたいと本気で考える女性が起業するのは、とてもいいことです。
どのような時代になっても、普遍性のある、女性の視点は必要。そこに、どんなテクノロジーが使えるか考えることで、新規ビジネスとして
伸びる可能性が、さらに高まると思います・・・
02月08日<「HEROES ヒーローズ」第4回 マハトマ・ガンジー>
ーーこの試練を乗り越えた時、すべては好転する。そう信じて耐え抜いた時、とてつもない力を
手にすることだろうーー ・・・”人と戦うのではない。人の潜む憎しみと戦うのだ”と、抵抗も
屈伏もしなかった。・・・「人は何度でも立ち上がる。立ち上がっては倒れ、その足元はおぼつかないかも
しれない。けれども、立ち上がったことは、一生忘れることのない、かけがえのない記憶となる」
「不幸はわたしたちに与えられた試練である。この試練を乗り越えたとき、すべてはきっと好転する。
そう信じて、辛抱強く耐え抜こう。耐え抜いたとき、あなたはとてつもない力を手にしていることだろう。」
・・・ ーー自己浄化は自由への最も確実な道である。そのために必要なのは、ー何ものにもたじろがぬ、
山のように不動の信仰なのだ。ーー
02月04日>「智者とは世間の法より外に仏法を行わず」御書。
01月31日<自分も相手も大切にするコミュニケーション「アサーティブ」
NPO法人アサーティブジャパン「代表理事汐生さん>
アサーティブネス(Asser tiveness)の訳語は、「自己主張すること」です。・・・
例えば、どんなに言葉が丁寧でも、心の中で相手を見下していると、それは不思議と
相手に伝わってしまいます。逆に、話し方が上手じゃなくても、「この人なら信頼できる」と
感じることもあります。 アサーティブは、性格を社交的に変えたり、コミュニケーション能力を
劇的に向上させたりするものではありません。ましてや、口論で相手を言い負かすことが
できるのとも違います。対人スキル、心の姿勢、自分の思いを口にしながらも相手を尊重する理性的な力。
それら全てが含まれるのです。・・・・コミュニケーションにつまずくと、「相手が悪い」「自分が悪い」などと
考えて、人間関係に悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。・・・・大切なのは「傷ついたとしても
大丈夫」というところに、もう一歩踏み込む勇気があるかどうか。傷つくことは悪いことではありません。
それは「人間としての幅が広がる」と捉えたいのです。・・・
01月23日<”弱いロボット”が教える豊かな関係性のあり方>
・・・ゴミ箱ロボットは、「もごもご」と意味不明な言葉を発しながら、ゴミが落ちていることを
周囲に知らせます。ここで「ゴミが落ちている。拾って」と言ってしまうと、人間は”指示されている”
”使われている”と感じてしまうのですが、ロボットの言葉が拙い分、聞き手側が解釈する余地があります。
”困っているのかな”と聞き手側が考えることで、”放っておけないな”という優しさも引き出せるのですね。
納得した上で手伝うので、ロボットが目的を達成できたことを、手伝った側もうれしく思います。
。・・・
01月13日<世界広布の大道 小説「新・人間革命」に学ぶ>
・・・生命の内奥から込み上げてくる人間の感情や欲望は、道徳や規律、また制裁の強化など、
制度の改革をもってしても、根本的に抑制することはできない。
一切の根源をなす生命そのものの変革、心の変革こそが、個人の幸福を実現していくうえでも、
世界平和を築いていくうえでも、最重要のテーマとなる。・・・
01月11日<HEROES ヒーローズ 第3回 アレキサンダー大王>
池田大作先生は語った。「『希望』とともに生きる人は強い。負けない。いかなる逆境の扉も
開け放つ。智慧と勇気と情熱がわく」その「希望の人」こそ、アレキサンダー大王である。
・・・・アレキサンダーは一切の財産を臣下に分け与えた。それは、彼らが妻子への気遣いを
果たして出発できるようにするための配慮だったのだろう。・・・・
01月10日<人間主義の哲学の視座 テーマ「連帯」
第5回 対談集「20世紀の精神の教訓」に学ぶ>
池田 ・・・「結合」の力、働きとは、この「縁起」つまり物事の個別性よりも、
関係性を重視する仏教思想の根幹であり、現代的な言い換えと言えます。
「レリジョン(宗教)」は、神と人間との「結合」に由来する言葉です。その意味からも
「結合」「結びつき」は、宗教を宗教たらしめる本質的な属性ともいえます。そのうえで、
神のような超越的な存在を置かず、より内在的に万物の相互関係性、相互依存性を説いて
いるところに仏教の特徴があります。
現代社会の混迷のよって来るところは、人間の善性に根ざした「結合」の力が、人間の悪魔性の発露
である「分断」の力によって席捲されている点に、大きな原因があると考えますが、いかがでしょうか。
・・・・・
ゴルバチョフ 振り返ってみれば、ロシア人にとって、20世紀は試練の連続でした。3度の革命、
兄弟同士の戦争、強制的な集団化、幾世紀もの間に築かれた農民生活の崩壊、強制的な無神論、
教戒の破壊。それにつづく幾百万の生命を奪った大祖国戦争。飢餓にさいなまれた戦後の復興期。
そして、こうしたことはすべて、わずか一世代、二世代のうちに起こったのです。それもすべてが
力ずくの分断です。人間を極限に立たせるものでした。
おっしゃるとおり、現在、人々を「結合」し、人々の信念を回復しうる思想、つまり人間が一体感、
連帯感を実感できるような思想が欠如している。そのことによって精神の危機は深刻の度を増しています。
人間の恐怖心を煽ることで体制を維持してきた共産主義的な疑似集団主義は、崩壊し、姿を消しました。
そこで明らかになったことは、改革思想そのものは、人々を団結させることができなかったという
ことです。
私たちが生活に密着した思想を見つけない限り、本当の意味の「結合」を望みえないのは明白です。
2021年01月05日<名字の言>・・・
牛で思い出すのは、夏目漱石が芥川龍之介と久米正雄に宛てた手紙。
「牛になることはどうしても必要です。吾々はとかく馬になりたがるが、
牛には中々なり切れないです。」「牛は超然として押して行くのです。
何を押すかと聞くなら申します。人間を押すのです。文士を押すのではありません。」
期待する若い2人へ、焦ることなく、地位や肩書によらず、”人間”を相手にし、
自身も人間として勝負していく生き方を助言したとも読み取れる。・・・・